11秒の短い動画ですが、この動画には散弾道(さんだんどう)の大切な事が詰まっています。ショットガンナーを目指すなら知っておいて損はありません。

◆大切なポイント1 『自分に合ったリロード方法を編み出す』

 皆さん、ショットシェルのリロードには何秒かかりますか?
 言うまでも無くシェルの装填中は無防備です。早く出来るに越した事はありません。

《参考として動画のリロード方法を解説》

 ↓右手でピストルグリップを保持したままクイックワイドマグレバーを操作し、シェルを外す
 ↓ショットシェルは自重で落下
 ↓落ちてきたシェルを左手で受け取り、そのまま左手を下ろしてダンプポーチへ入れる
 ↓下ろした左手を上げて来る途中でポーチから新しいショットシェルを引き抜く
 ↓ショットガンにシェルを装填
 ↓確実にシェルを入れた事を確認したら、左手をフォアエンドに持って行きコッキング!

 両手の動作と、ダンプポーチの位置、ショットシェルポーチの位置も含めて一連の動作になっています。
 リロードのやり方は人それぞれです。
 排出と装填を分けて行う、一度に行うパターン、ダンプポーチの位置や、予備シェルをポーチに入れておくのか、それとも銃の横に取り付ける……等、いろんな方法が有ります。
 向き不向きも有りますので、自分に合った方法を見つけ出し、スムーズに出来るようにひたすら練習しましょう。
 練習で出来ない事は、いきなり本番で出来ません。

◆大切なポイント2 『ポンプ姿に乱れ無し』

 実はコッキングの際エアガン本体が全くと言って良いくらいにブレていません。
 動画では最初と最後にそれぞれ1回。合計で2回コッキングをしています。その時に画面が殆ど揺れていない事が解りますか?(※ 撮影機材、動画編集時の手ブレ補正をしていません)

 解りやすい動画を見つけたので例として紹介します。
 1:24(1分24秒)辺りのコッキングを見てください。

 東京マルイのショットガンに慣れていない人がコッキングをすると、銃身が大きくブレます。特に左右にブレる傾向があります。
 力の込め方が不完全な為にフォアエンドを一気に引ききれず、コッキング動作の途中でプルプルしてしまうのが原因です。

 この動画の場合、右腕が固定されていないので余計にブレています。
 簡単な対処法としては、右腕のワキを締める。二の腕の部分も身体に密着させ、手首は胸元から首の辺りの位置で、しっかりと固定する事。
 これでストックの無いM3ショーティでもピストルグリップ側を身体に固定出来ます。

1:45の右後方からの視点になると、コッキングの際に銃身が左右にブレまくっているのがよく解ります。

 ブレると何が悪いのか?
 ……射撃の精度が落ちます。
 力の込め方のコツが解っていないので必要以上に疲れます。

 ブレないとどうなる?
 ……間髪入れずに正確な射撃が行えます。
 弾丸の軌道修正が容易です。

 日々の練習次第で、コッキング時の銃身のブレを無くす事が出来ます。

 上の動画を見てください。
 ほぼラピッドファイヤーに近い状態でコッキングと射撃を繰り返しています。
 この時、アイアンサイトで狙いをつけていません。
 ブレずにコッキングが出来るようになれば、これ位の命中精度でショットガンの連射が可能になります。
 着弾地点を確認しながらの軌道修正が容易です。

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 最後にテンプレで、コレを入れておきます。

Q「東京マルイ製ベネリのコッキングが重い」

A.楽にコッキングするコツは片手だけではなく、両手を使うことです。

 左手はフォアグリップを掴んでるだけ。右手は「ガチョーン」で押し込む!
 フォアグリップを体に引き寄せるのではなく、ピストルグリップを前に押し出すようにすると力を入れやすい。

 コッキングは素早く行いましょう。ゆっくりやるとその分重く感じます。

(※グリップやストックを固定して、片手だけでコッキングしようとするから余計に重く感じるのです)

 皆さんの健闘を祈ります♪

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