PPKを愛したスパイ

2012年12月30日

仕事納めでボーナスを頂いたので、今年最後のトイガン購入に行って参りました。

長物は部屋の収納の関係で厳しかったので、短物であれこれと物色して買ったのがコレ

００７でお馴染みのマルゼンニューPPK/Sです。

よく００７の愛銃で、同じワルサー製のP99を引き合いに出すレビューが見受けられますが
個人的にはP99よりもPPKの方が００７のイメージにマッチすると思います。
大きさとゴツさに違和感が出てくるというか、スパイは特殊部隊や警察とは違って
戦闘がメインではなく諜報活動がメインであって、小説版のボンド自身も
銃の携帯性・隠匿性を第一に考えて、威力よりもいかに上着の下にこっそりと
忍ばせるかを重視している描写がありましたし。

このように掌にスッポリと入るのがPPKの強みだね。

しかしながら、大人の事情でワルサー社がP99の宣伝も兼ねてWW2以前より売られている
古いPPKを使わせる訳には行きませんでしたが、原点回帰した「カジノ・ロワイヤル」では
しっかりPPKに戻っていたりｗ

そりゃあ、００７はドンパチ物がウリの映画じゃないですし、出てくる銃よりも今回の
ボンドカーは何処の車だとか、今回のボンドガールは誰だとか、Qの作った秘密兵器は
どんな物だとか等が話題になりますし、何より鉄砲よりもQの秘密兵器の方が
大活躍するという映画ですし・・・ｗ

――閑話休題――

さて、話をトイガンに戻しましょう。変な方向に道がずれてしまいましたね。

こんなコンパクトなPPK/Sですが、手に持ってみると意外にしっくり来る大きさです。

私自身の手のサイズは大きめですが、これでも保持には問題ないレベルです。
手が小さい人や女性であればベストマッチすると思います。

マガジンには空打ち機能も備わっており、試射してみたらコンパクトなボディに似合わず
強烈なブローバックが楽しめました　＾＾ｖ

付属品のサプレッサーをつけると２倍ぐらいの大きさになります。
まぁ、PPK/Sのコンパクトさが失われますから多分使わないと思いますが・・・ｗ

同年代に制作されたP38とのツーショット。
総統閣下の愛銃であったり、「ワルキューレ」でシュタウフェンベルク大佐が使っていたり
ナチスやゲシュタポの制式拳銃と聞くと古臭いイメージがありますが、こうして見ると
デザインは今も通じる良さがあります。

P38との厚さを比較すると、よりコンパクトさが際立ちますね。
P38は戦場で使う拳銃、PPKは警察用or護身用と畑分けされているので、使用目的は
ケースバイケースですからそこは仕方ありません。

それはそうと、ベレッタM3032のトイガン化ﾏﾀﾞｰ？（・∀・)っ/凵⌒☆ﾁﾝﾁﾝ ☆
PPK/Sが出ているならば、M3032も出てるんじゃ？と期待してぐぐっても
何処のメーカーも作っていないんだもの(´Д⊂ヽｳｪｪｪﾝ