Krebs Style

2010年12月15日

千葉から宅急便で送ったら、ストックアダプターがアルミフレームの耳をへし折ってくれてたフルメタルAKの大改修がどーにかこーにか終了。

……ヤマト便にパーツ代請求しようかとも思ったがあまりにご無体な量の荷物を同時に送って深夜載せきれなかった分を届けてくれたりしてクレーム入れるのも気の毒な気がしたのでそれは止めておく。

それはさておき、気が付いたらヒューズレス・9.9V Li-Feバッテリー仕様なんていうハイサイクル狙ったとしか思えない仕様になってたりする。何で保安装備のヒューズを外したかといえば、AKタイプの9.9V Li-Feが大分長くってメカボックスのカバー後端のストッパーを切り飛ばして納めてもヒューズを入れるスペースをつくれなかったからだったりする。カバーの前側も切ってコネクター入れる場所確保してたりするし……。

これというのもLi-Feのバランス端子が結構スペース食うせいだ!! カバーをするとボルトもバッテリー皮膜を擦っちゃってキツキツだからちょっと慎重に操作しないとバッテリーに傷つけちゃうし……バッテリー周りは色々と面倒なカスタムになりましたとサ。

でも9.9V Li-Feのおかげなのか、レスポンスは抜群にイイ。明らかに初弾が発射されるまでのタイムラグが短くなってる。充電もやったら早いし冬場でもバッテリーの持ちがそこまで悪化しないという話だし、実際にゲームで使ってみて調子良かったらAUGもLi-Feにしちゃおうかしらん。

そのほかの改修点。

シリンダーヘッドのノズルがメタルフレームの合わせをしてるときに折れたのでSystemaの2ピースタイプに変更。メカボックスを弄って嵌め直すときにメインスプリングが弾けてスイッチ端子部分のスプリングが吹き飛ぶ。部品が小さいだけに探しても見つからなかったので翌日またショップへ赴きスプリングセットを購入(涙)

バッテリー搭載位置の変更に伴い、配線を後ろ出しから前出しに変更。実際にセットしては現物合わせで長さを短くしたり切り過ぎてまた足したりしたので継ぎ接ぎだらけに。前述の通り、当初はちゃんとヒューズを繋ぐつもりで配線してたのにバッテリースペースの都合で繋げなくなったのが原因だったりする。次に配線やり直すときは今の長さを図って綺麗に済ませることを強く決意。なお、フレームと配線が干渉して擦れる部分をやすって凹ませて収納しやすくしてはある。

KrebsタイプのアルミレシーバーレールとVolterタイプのリトラクタブルストック装着。どっちもLandArms製なんだけどVolterタイプのストックチューブが曲者!! フレームに固定するための金具がやたらと分厚くてそのまま使うとメカボックスがフレームに収まらなくなります……。
さすが個体差が多いことで有名なLandArms、ポン付けとはいかないみたいだぜ。

にしたってこの厚みはやり過ぎだろ!! というわけで元々使ってたストックの固定金具を流用。ネジ穴の径も位置も合わなかったので硬いプラスドライバーで無理やりゴリゴリ1時間くらい削り広げてからホビーリューターで仕上げ。鉄を手で削るって本当に疲れるけど分厚い鉄片を薄くするのに比べたらまだマシ。

KingArms製のメタルフロントに換装。鉄からアルミになったのでかなり軽く。ところがこちらもPDI製ジュラルミンショートアウターバレルとの相性のせいか、同じKingArmsのメタルフレームに組み込もうとしてるのに合いがやたらと固い。仮組のつもりが抜こうとしても抜けなくなってフォアグリップ装着して足をかけてトリガー側のグリップを無理やり引っ張ってひっこ抜いたくらい。ビス止めしなくても抜けっこない固さって分解整備に支障きたし過ぎ。よってメタルフレームの内側をがしがし削って対処。それでもまだ固いがフォアグリップを軽く足で押してやればすぐ抜けるレベルにはなった。

買い置きしてたSharpShooter製メタルチャンバーをセット。ネジ穴の位置が微妙に違ったがその程度ではもはやたじろがない。リューターで軽くネジ穴を広げて対処。

作業開始18：00～作業完了03：12。
眠らない、眠らせない、カスタム地獄!!

いやー、手間かかったわ。
愛着は湧くけど同じ作業をもう一回やりたくはないな。

……それはさておき。

かなり軽くなって使い勝手も良くなった。
スリングの装着位置を変えたらスイッチショットしやすくなったのが地味にうれしい。
とはいっても普通の電動ガンと比べたらまだまだ重いんだけどねー。