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どうも、チン太です。
バレル長とシリンダー容量と弾速の計算が終わったので
アップロードします。

まずは結果

で計算式。

容赦ない近似を入れているので
絶対値的には怪しいです。
この式はシリンダーに蓄えられるエネルギーは
ホップや圧縮量に関係なく一定という事を考えれば理解できます。
(理系の学生の方は真面目に考えてね)

少し解説すると、
シリンダが圧縮されてパッキンが負けて発射されます。
ホップを強くかけると圧縮率が高くなります。
しかし弾に伝えられるエネルギーは一緒です。

そこで数式をとくと最初のグラフが得られます。

大事なのは、流速チューンはバレルが短ければ、
必ずなるのです。

これは重量弾を飛ばす為に強ホップにすると、
シリンダの圧縮率が上がり、パッキンから発射後は
加速出来る距離が短くなるんです。
(抜弾にエネルギー使っちゃうから)
で加速出来る時間が短いからバレル長が長いと空気抵抗での
ロスが多くなりパワーが出ない。
よって短いバレルにする。足りない銃口初速をバネを強くして補う。

これが流速チューンの正体です。
変なオカルトとか関係ないです。
圧縮率はホップパッキンの抜弾抵抗で決まるので、
重量ヘッドもノズル絞りもルーズバレルも関係ないです。
(弾のバレルへの接触とかヘッドが割れるの防ぐとかは別ですが)

こうやって見ると、
0.28以上の重量弾は200mm以下(流速)、
0.25なら200~300mm(変動レス)
0.2以下なら300mm以上(ノーマル)
のバレル長が適正でしょう。

よって電動ガンは、
弾の重量を最初に決める、
バレル長が決まる、
バネの強さが決まる
と言う順番でセッティングすれば良いのですね。

加速シリンダとか使うと、
更に有効シリンダ長が短くなるので、
また話は変ると思います。

毎度の事ながらエクセルで作って、
色々試してください。

各パラメータは適当です、自分で調整して下さい。
パッキン通過直後の弾速も測った事ないです。
バネの長さもバネ定数も適当に計算してます。
そもそも発射直後のピストン位置なんて
プライベートでは計れません。
(高速カメラで撮影かな???)
バレル内の空気抵抗係数も不明です。
でも結果のグラフは経験的に大体あってると思います。

1J規制があるので、(サイクルは別として)
チューニングではなくセッティングという意識が
大事です。
前回の弾道計算と今回の計算を使って、
セッティングの手助けになればと思います。

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コメント 11

チン太

チン太

デニオ・イザヨイさん>初速が出ていて、軽い弾を使うのであれば、
ホップが弱くかかる様に調整してあげれば良くないですか?
例えばパッキンの突起を小さくする、虫ゴムを柔らかくして。

弾の重量に関しては、手前味噌ですが
先日の日記に弾道計算のところで載せてあります。
飛距離や弾道から欲しい重量を決めるのが最初かと。

これらの計算は絶対的な正解を導く為のものではなく、
経験と勘でやっているセッティングに対して、
こうするとこうなるという部分を数式やグラフで理解する事で、
機械が弄れれば誰でもセッティングが出来て、
調整の時間も短くする為に公開しています。
別に銃口初速で弾の重量を決めても間違いってことは無いです。

職業が設計の仕事がメインなので、
『出来たなり』とかで物を弄るの好きじゃないんです(笑)
やっぱり狙ったものを作るという事で、
趣味の物も計算して設計したいんです♪

では良いカスタムライフを。

やまぎょ

やまぎょ

メッセージ有難うです!
いやいや、恐れ入りました!ええ仕事してますね~~~!
自分なんか最初にハイサイからカスタムして流速も作ってみて、、、カスタム始めてから一年半、思考錯誤しながら流速とハイサイのミックスさせるノウハウがやっと最近解ってきて狙った性能が出るようになったんですが、もうチン太さん、ここまで短期間で銃の流体力学(ここでは空気力学)が解っていれば最強の銃作れますよ!、、、、まあ、チン太さんがどんなカスタムが好みか判らないですけど、、、もし、この先、40発以上のハイサイ、真っ直ぐ飛んでよく飛ぶ流速チューンなどのカスタムを製作するんだったら凄く早く作れちゃうんじゃないでしょうか!?
上記のカスタムを作るにはネットサーフィンして情報収集してみても肝心なカスタム内容は一切載っておりません(断言)。腕に良いガンスミスは自分のブログにカスタムレシピや工作内容を掲載しても肝心の加工ポイントは誰も載せてないと思われます。ガンスミスさん達は”あとは自分で頑張って考えてね!”って事なんじゃないでしょうか(笑)
ここから自分の実験結果から得られた事を少しツラツラと、、、
自分も流速については特にノズル絞りは必要ないかなと思います(ただ、ガチ流速の場合はノズル絞るとフルで撃った場合弾道が若干安定します)、、、でルーズバレルなんですがこれは必要かと(ってかあった方が命中精度が良くなる)、、、これはバレル内、BB弾の隙間が大きいとBB弾よりも先にバレルを抜けていく圧縮空気が多くなります。ここがミソ(笑)
流速仕様のホップから抜けたBB弾はその時点でマックス初速(厳密には空気の膨張分加速する)ですがそのホップからBB弾が飛び出した瞬間BB弾の進行方向ベクトルと逆ベクトルにバレル長体積分(乾燥した空気1 Lの重さは、セ氏0度、1気圧(1 atm)のときに1.293 g)の空気のの壁がぶち当たります。この逆ベクトルのアコースティックサスペンション(このアコサスもスピーカーの実験でパラメータで数値化できます。ボイスコイルにかかるR(負荷インピーダンス)をパラメータ化したものティールスモールパラメータといいます)がノーマル系のバレルだとモロにBB弾にぶつかり(しかも長掛けホップによる高回転の上下の気圧が激しい、

やまぎょ

やまぎょ

(つづき)そしてBB弾自体の精度悪さからのウェイトの片寄りの為)銃口からBB弾が出る時にはジャイロが安定しない不規則な(目視では真っ直ぐに見える)ベクトルのBB弾が射出されます。だから命中精度が流速は悪いと言われる一つの原因かと、、、
、、、、でルーズバレルの場合ですとホップから激しく飛び出したBB弾よりも先に多くの圧縮空気が逆ベクトルのバレル体積分空気にぶつかって銃口先の大気に凄いスピードでバレル体積分空気を放出!(少しでも早く空気を放出したいのでショートバレルが有効)アコースティックサスペンションが効かなくなった(BB弾進行方向ベクトル先の空気が整流された)BB弾はその強いホップ回転数による強いジャイロを安定させながら真っ直ぐなベクトルで全身(飛翔中も空気の抵抗が最小限)!飛距離を伸ばし、命中精度もまとまる。流速のホップ調整がシビアなのは長掛けのホップ形状に起因するものがでかいでしょうけど、その時々の大気のコンディション(湿度、気温、気圧、等々)がモロに影響するカスタムだからじゃないでしょうか!?
逆にノーマル銃(適正シリンダー容量、適正バレル長)はBB弾がホップ通過から銃口手前まで序々にゆっくり加速していくのでアコサスが効き難いから(その分ホップの強弱の調整幅が少ない)なんじゃないでしょうか!?
ノーマル銃の発射音が低いのはアコサスがあまり効いてない証拠です(ラッパハイダーなど付けてない場合)。何故ならバレル自体の最低共振周波数に近い周波数の音が出ているので、それが証拠です。
、、、ああ!字数が!!まだ書くことがいっぱいなんですがチン太さんがこんな便利な数式だしちゃうから(滝汗)

”では良いカスタムライフを。”(マネてみました)

チン太

チン太

やまぎょさん>確かにルーズバレルなら、管内の空気抵抗が下がるので、
      流速効果が出やすくなりますね。インナーバレルの壁とBB弾の間の
      空気の層も稼げますし、流速には有利ですね。
      (式だとKaが小さくなる)
      
      秒40で流速ですか、セクカ、ボアアップシリンダー&加速ホール手加工
      、強力なバネ(m140以上)、11.1Vリポ、ハイスピードモータ、
      極短バレル(100mmとかであえてタイト径にするかも)
      って感じでどこまで出るかですね。
      機会があったらチャレンジしても良いかも。

      私は戦闘スタイルが割りと後方なのでハイサイは殆どしてません。
      威嚇射撃とか援護射撃が多いのであんまりサイクルが速いと
      弾が足りないです(笑)セミオートでダブルカラム一本を一回の射撃
      で打ち切ったりしますから(バリケ裏を足止めの時とか)
      

チン太

チン太

そうそう、パッキンは魔の一番固い80だったか85入れますね。
加速ホールはセクカ時のピストン後退位置からちょい前に穴開けます。
リポは容量のなるべく大きいやつを選びます。
あと、ハイサイクルギアも入れますね。
ハイサイギアで18、モータで24、セクカで28、リポ11.1で35、加速ホールで38、このくらいが狙うかなぁ。あんまりハイサイはわかんないです。

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