むかしむかし、まだ中学生の頃。
親戚の兄ちゃんが初めてガスハンドガンを触らしてくれた時のこと。

今と同じ寒い季節なので、5、6発も撃てばマガジンは冷え切り
銃口から情けなく漏れ出す生ガス…

そんな時、兄ちゃんはマガジンを温めると動作にキレが戻ると教えてくれた。
意気揚々と手のひらで一生懸命温めるも、焼け石に水。
困った時に浮かんだ案は、コタツの中に放り込むという危険極まりないアイデア。

熟考することを知らない厨房な俺は早速実行に移した。
そしてあろうことかコタツに放り込んだことを忘れたまま半日ちかく放置。

思い出した時、慌てて取り出すもヤケドしそうなくらい危険な温度だった。
そのまま放っておくのももったいないので、一応試し撃ちすることにした。
するとどうだろう、マガジン内で気化しまくってパンパンに膨れ上がったガス
と相まって、実銃さながらのガツンとしたリコイルが感じられた。

今でもその時の感動は忘れられない…出来ればもう一度体験してみたいと思う。
あの甘くシビれるようなリコイルショックを。
だが、いつ破裂するかもわからないほどコタツの中に放置するという暴挙に打って出る勇気が湧かない……。

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コメント 2

これ以上ありません。

斜陽のБеркут

斜陽のБеркут

>マガジン内で気化しまくってパンパンに膨れ上がったガス
マグが破損してガスが漏れていない以上、容器内の気圧の関係で完全には気化し切れていませんよ(沸点を超えて液体が煮え繰り返っている状態w)
この容器を起爆破損させて気圧低下→瞬時に内部燃料の気化が進み、これに着火することで広域に誘爆を起こすのが燃料気化爆弾のメカニズム

しかしコタツに半日って……初速も凄まじいことになりそうですねww
通りすがりでしたー

えがしょー

えがしょー

>>Беркут 305さん
ほむほむ…なるほどなるほど…!
いやぁ勉強になります。

記憶している限りだと、的にしていた段ボールにいつもは弾が半分めり込む
くらいだったのが、完全に貫通してましたね~w

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