インパクトの割に値段の安いステキな子

レビューした装備

S&T MG42 電動ガン

S&T

総合評価

4点（良い）

見た目や質感について

3点（普通）

誰がみても分かるステキな見た目。
弾速チェックでスタッフに興味を持たれる確率はほぼ100%である。
バレルジャケット左側面の円形の穴がなぜか省かれているので、他社MG42とは区別ができる。
見た目は中華特有の黒ペンキだが、ここまでの大物になるとその迫力で誤魔化すことができている気がする。

初速や集弾性について

2点（悪い）

箱出しでは期待しない方がよい。
サイクルも600rpmくらいで、実銃の半分くらいである。

剛性について

2点（悪い）

バレルジャケットがアルミであり、立てかけて保存すると曲がるらしい。
スリングはバレルジャケットの下部に取り付けるのだが、本体の重さのせいで、取り付け部がちぎれそうなくらい変形する。
バイポッドの取り付け部が亜鉛合金精であり、負荷をかけすぎると壊れる。
メカボの設計ミスにより、前面が割れる可能性がある。

持ち運びやすさ（重さについて）

1点（とても悪い）

2400発の弾を装填すると、約8kgとなり、非常に重い。
だが、担え銃の形で担ぐことで普通に走ることは可能。

取り回しの良さ（全長について）

1点（とても悪い）

120cm近くあるので、はっきり言って取り回しは悪い。
低いバリケードだと銃身がはみ出てしまう。
移動時もストック外しても100cm位はあるので大きめのガンケースが必要である。

カスタムについて

3点（普通）

カスタムは必須である。
酷評されることの多い上下分離メカボだが、意外と整備はしやすい。
また他社のMG42とは異なり、シリンダーの加工さえしてしまえば、スイッチ以外は市販のカスタムパーツを使えるので、実は拡張性が高い気がする。
ただし、以下の点は確実に壊れるので手を入れること。●必須　○推奨
●メカボ内のトリガー給弾用ボタンが壊れる&不安定なので、リレー方式にする。
●本体とマガジンの給弾用コードのコネクタが貧弱なので、ミニコネクタなどに変更する。
●メカボが割れやすいので、アングル材などで補強する。
○スプリングのQD機能が壊れているので、スプリングガイド基部を研磨してQDできるようにする。
○メカボのシリンダー部分を削って、フルサイズシリンダーが入るようにする。
○メカボと本体を止める六角ネジが舐めやすいので国産品に替える。
○マガジンに給弾用ボタンを取りつける。

ゲームでの使用感

5点（とても良い）

重い、長いと言うことで使い勝手が悪そうだが、確実に味方の士気は上がる。
MG42の中では最も軽く、反動もないので、一番ゲームに使いやすい。
ラッパ型ハイダーのおかげか、発射音が大きく連射しているときの制圧力は非常に高い。
ロマン武器ではあるものの、いい場所に陣取ることさえできれば十分活躍が可能である。