メインアーム: mini UZI
傑作シリーズの決定版 デザートイーグル.50AE 10inバレル レオンカスタム
レビューした装備
総合評価
東京マルイとバイオハザードのタイアップは1998年から始まった。デザートイーグル.50AE
バイオハザード2モデルである。その後も限定モデルとしてデザートイーグルやM92Fの限定モデルが発売されてきた。
今回レビューするモデルはバイオハザードタイアップモデル7作目、2008年2月発売【デザートイーグル.50AE 10inバレル レオンカスタム】
このモデルは2011年1月現在、バイオハザードモデルとしては最新作である。
過去のバイオハザードモデルのデザートイーグル2種は旧型エンジンであったが、このモデルだけはハードキックエンジンを搭載した新型をベースとしているため高い実射性能も備えている。
ちなみに新型DEの10インチは通常モデルも発売されているが色はブラックのみであり、10インチのクロームステンレスメッキとなるとレオンカスタム以外に存在しないようである。
その為か非常に人気が高く絶版であることも作用してか、アマゾンでは現在7万円というぶったくりな超高額で販売されている。
ちなみに定価は2万7千円で、発売当時の市場価格は2万円程度であった。
見た目や質感について
本体は黒の木製化粧箱に入っているため、箱を開ける前からテンションが上がるうれしい仕様。
箱を開けると視界に飛び込んでくる全身シルバーの10インチバレルは迫力満載。大きなシルエットがさらに強調されて大型自動拳銃好きにはたまらない外観である。材質はプラスチックながら、ステンレスメッキのおかげでひんやりとした金属の質感を味わうことができるのがメッキモデルの嬉しいところ。重量も1200グラムを超えているのでずっしりとくる。
私は新型デザートイーグル6インチブラックの初期ロッドを所持しているが、ハンマーのバリが非常に気になっていた。バリのせいでブローバック時に本体に傷が入るほどであったのだ。
このモデルのハンマーも亜鉛ダイキャスト製であることは変わりなく、お世辞にも精度は良くないのだがバリが研磨されて取り除かれていることに感動した。
すぐさまキャロムショットのステンレスハンマーに交換することも覚悟していたのだが、当分はこのままで満足できるレベルに改善されてる。初期ロッド品では、トリガーを引き切るとトリガー先端がトリガーガードに接触する仕様になっていた。その為発射のたびにトリガーガードに傷が入ったのだが、このモデルではしっかり改善されているようである。
写真では接触しているように見えるかもしれないが、よくみるとスレスレで接触していない。フレームのラインはしっかり放置されているのがマルイ製のマイナスポイントである。ブラックモデルよりもメッキモデルはラインが際立つのでしっかり消してほしかった。なにより、メッキモデルは再塗装ができないので個人では手直しのしようがないのだ。
独自形状のセーフティやリアサイトは限定品であることを強く認識させてくれる。プラスチック製であるがバリはなく、精度もいいのでとても満足である。
初速や集弾性について
このモデルは観賞用としているので、マガジンを挿入したことはおろかハンマーをコックしたこともない。
参考までに、6インチモデルの初速および集弾性を記載する。10インチモデルもインナーバレルは6インチモデルと変わらないので実射性能に大差はないと思われる。室温約20度 適正HOP SⅡSセミバイオ0.2g X3200で測定
10発平均で80.48m/s1発づつしっかりと狙って撃った時の集弾性はマルイガスブローバックモデルの中で最高である。なぜならデザートイーグルはショートリコイルではないのでアウターバレルとインナーバレルの間にガタが出ないからである。
リコイルについて
マルイのデザートイーグルの最大の売りはリコイルの強さであろう。私はWAのハイキャパのマグナを持っていないのでそれとは比べることはできないが、強烈なリコイルを体感できる。マルイのハイキャパにメタルスライド&カスタムバルブを組み込んだ物と同等か、それ以上である。
両手でしっかりとかまえてもダブルタップをした場合、1発目は狙い通り真ん中当たるが2発目は7mでA4の用紙の上端に当たるか当たらないかといったところ。それだけ激しいリコイルを楽しめるのである。
取り回しの良さ(全長について)
ホールドオープン時の全長は40センチを超えている為、決して取り回しはよくない。
インナーバレルすら6インチであるのでアウターバレルは全くの飾りと思われがちだが、6インチモデルとくらべて照準距離が長く取れる分、正確な射撃が可能である。
アウターバレルが長いので、射撃時の浮き上がりも6インチモデルと比べて抑えられるのではないかと思う。ちなみにホルスターは専用の物を選ばないと入らないが、オート9用のホルスターにも納めることができる。
カスタムについて
キャロムショットから良質なカスタムパーツが発売されている。
特に純正ハンマーは精度が悪いのでお金に余裕があるのなら交換することをお勧めしたい。また、別メーカーから鷹のマークの木製グリップが7千円ほどで発売されているがここは好みの問題である。このグリップは高価なうえに割れやすく、個体によってはネジの穴が合わないらしく調整が必要になるので上級者向けである。
インナーバレルを延長することも可能ではあるが、アウターバレルにメーカ側の安全対策がなされていて突起を削らないと長いバレルを入れることはできないようだ。バレルを延長せずとも初速80m/sも出ているので必要性は感じない。
高初速を望むならガスブローバックではなく固定スライドのガスハンドガンをオススメする。
ゲームでの使用感
限定品かつメッキモデルなので、ゲームで使用するにはそれなりの覚悟が必要である。しかし、ゲームウェポンとしてみてもメインアームで使用できる性能を持ち合わせているのは間違いない。
インドアゲームだけでなく、温かくなってくればアウトドアゲームでも活躍間違いなしである。是非KSCのソードカトラスと撃ちあってみたいものである。
最後に
レオンカスタムに限らず、マルイのデザートイーグルは絶対オススメのモデルである。
その中で、レオンカスタムを決定版とした理由は2つ
1.唯一の新型エンジン搭載10インチメッキモデルであること
2.最新のバイオモデルであること
である。現在では新品入手は難しいが問屋に問い合わせると流通在庫がのこっていたりする。欲しいと思った人は諦めずに探してみてほしい。
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コメント 3
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サイ@PSY/
とても読みやすいレビューですな^^
通常版のブラックを持っていますが、愉快爽快!
大きく前後するスライド、激しい発射音と、実戦でもテンション上がりますね!
マグナム弾だけありグリップの前後幅がありますが、ブラックはラバーで握りやすくなってます!
まぁ、ツーハンドホールド前提の銃なのででかかろうが関係ないですよね(笑)
TIIDA77
こんばんは。
シルバーメッキの銃はあまり好きではなかったのですが、デザートイーグルの10inは美しく迫力があるという点で別格ですね。
銃口のラインもシルバーの方が映えますね。
旧エンジンのバイオハザード10in持ってますが、作動性は新エンジンには及びもつきません。
新エンジンでこれなら撃っても楽しいでしょうね。
サイトが旧モデルのターゲットタイプと比べてより戦闘的に変更されているのがまた良いです。
ふじさん
PSY/さん
ほめて頂きありがとうございます。
たしかに、1911系握ったあとにDEを持つとグリップの太さにびっくりしますよね~ただトリガーまでの距離はそこまで長くないので何とか握れるといった感じ
激しいブローバックと動作音があるので、いつかスライドが割れるんじゃないかとビクビクしていますwもし割れたらスライド部分だけアルミにしようかなぁ
TIIDA77さん
こんにちは。
私もTIIDA77と同感で、あまりシルバーの銃は好きではなかったんですがDEに関してはブラックと同じくらい気に入っています。
旧DEを所有していないので新型との差は分かりませんが、他の方のレビューによるとリコイルや弾道などほとんどの面で進化しているようです。もし気になるようでしたら1万円くらいで買えるので試してみてはいかがでしょうか
ちなみに、私もレオンカスタムのリアサイトの形状は非常に気に入っています。