メインアーム: 三八式歩兵銃
便乗。
レビューした装備
総合評価
日本軍の小銃です。有坂大佐が開発した三十年式を改良してより実戦で使いやすくなった本銃は後継の九九式が出るまで長いこと生産され、太平洋戦争でもかなりの数が使われた主力小銃ですね。
トイガンとしてはKTW、タナカの二択でして、命中精度の前評判を見てKTWを選択。
KTWの三八式は初期型をモデルアップしておりますので、昭和な陸軍をやるときはちょっと合わないかも。明治~大正陸軍の装備なら文句なし。さぁ四五式の世界へ。
しょーもない前書きはさておき、一年半使ってみた感想を書いていみようと思います。
外観
私の小銃は外装が全金属・木製になった第六ロットで、重量は三キロちょっと。
プラスチック製の電動に慣れた人ならちょっと重く感じるかもしれませんが、重心バランスが良好なのでそれほど苦にはなりません。
今だとライフルスリングを探すのがちょっと面倒ですね。
射撃性能
一言で言うなら素直な子。
癖のない弾道で、まっすぐ狙ったところに飛んでいきます。文句のつけようがありません。
インナーバレルが二段構造になっていて、この分解整備の際にここの組み付けをしっかりしないと初速と飛距離がガタ落ちしますので要注意。
私は金属製のバレルとホップパッキンの合わせ目に融着テープを巻いてある程度対処してます。
堅牢さ
全金属・ウッドストックですので乱暴に扱った所で壊れる訳もなく。
投げる・落とす・ぶつけるを繰り返してなかなか味のある外観に仕上がって参りましたが、エアガンとしての機能を損なう損傷を未だに負っておりません。
ただ、小物関連はやはり壊れてきますので、私が壊してきた部分を。
・スリングをつけると下帯が外れやすくなり、上の木覆がいつの間にか落ちていることも。下帯の下にマスキングテープを巻くなどして脱落防止策を施すことをオススメします。
・着剣した状態で銃先端に衝撃を与えると上帯を止める金具が割れます。余程の衝撃でない限り心配しなくていい問題ですけど。
・照尺はあまり動かすと折れます。射撃時に起こす必要はありませんので、極力動かさない方が懸命です。ホワイトメタルの強度が強くなく、よく歪みます。
持ち運びやすさ
気 に す る な
ガンケースに困ります。私は猟銃で使う実銃用の布カバーに包んで持ち運んでいます。
取り回しの良さ
精 神 力 で 補 え
狭いところはぶつけて当たり前。ぶつけたら銃を両手のひらの上に乗せて高々と掲げつつ頭を下げましょう。
カスタムについて
私の銃は初速が0.25で73程度と割かし低めに出ます。まっすぐ飛んでくれるのは35m程、40くらいでは20cm程度下に沈降していきます。50mくらいになると届くには届くけど・・・といった感じ。
ちょうどいいバネがあれば交換してもう少し威力を上げて、飛距離を伸ばしたいところなんですけど。コッキングが重くなりそう。
ゲームでの使用感
位置取りが良ければ、その高い射撃性能からかなりの戦果を上げることができます。
ただ、遠距離になると単発特有の悲しみ、命中に気付いてもらえないことがしばしば。これは本当に仕方のないこと。自分でも気づかないと思いますし。
また、静かなフィールドで防塵カバーをつけている装填音で位置がバレるなんてことも。
その辺の割り切りができれば、動かしてよし、撃ってよし、見た目よしの非常に楽しい銃です。
購入を検討している方、買って後悔は絶対にしません。これだけは断言出来ますので、是非フィールドで叉銃を組みましょう。
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