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ども。最近ようやく「ノンHOPの初速値ばかり高めても意味ない」ことが腑に落ちたグロッキーKです(苦笑)。「飛ばす」ならHOPとのバランスの方が大事だし、そもそも狙ったところにきちんと飛ばない(集弾性が低い)のでは、バラまき牽制にしか使えないですよね。

さて。最近お気に入りの東京マルイ PS90HC ですが、基本、スプリングをはじめメカボには手を出さない方針で(その節はアドバイスありがとうございました)、でも飛距離&精度を少しでも向上できないものかな〜とバレルとチャンバー/HOPパッキンをいろいろと試行錯誤した結果、以下におちつきました。

カスタムパーツ:PDI Raven 01+ 精密バレル 287mm

これだけ(汗)
バレルの細径化&ちょいロング化のみです。

※サイレンサーは洒落ですが、結構効果あるので笑えない…

チャンバーパッキンとHOPは東京マルイのどノーマル。PDI の Wホールドとか、Laylaxの長掛けパーツとか、あーだーこーだーといろいろ試したのですが。結局、回り回ってノーマルが一番精度が良い、ということになりました(苦笑)ってバトンの人も言ってたし!

しかし、この PDI 01+ バレルの精密さはすごいですね(廉価ブランドの Raven ですけど)。バレル内に BB 弾を入れて、片方を指で塞いでから逆さまにすると…BB 弾がでてこない。BB弾とバレルの隙間があまりにも少ないので、空気圧で詰まるんです。指を外すとストンと落ちてきます。

もちろん、バレルが細い/長いから精度が上がる、なんて単純なものでないことは承知です。ここまで極端に細いと、弾詰まりリスクと、あと HOP がかかりにくい欠点が無視できませんし。

この点については、BB 弾は東京マルイの精密弾に限定して、さらにバレルはゲーム参加毎にパーツクリーナーでまるっと洗浄→シリコンスプレーを塗布して油膜をつくる、を徹底することにしています。

あとは、チャンバーパッキンの上からシールテープを巻いて気密をとりました。これは目に見えた効果があり、初速値が 2m/s 前後上がりました。

さて、上記の状態で初速を計測。

0.20g ノンホップ:86.8m/s〜87m/s ←えらいブレ幅が小さい
0.20g 強ホップ:86m/s〜87m/s ←ブレ幅が少し広がった程度。あれ?
0.25g ノンホップ:75.x m/s
0.25g 適正ホップ:77.7m/s〜78m/s ←あれれ??

ここで表題の話になります。通常、HOP をかけるほど、HOP パッキンの抵抗で初速は低下する、と理解していました。しかし、この PS90HC の場合、0.20g では HOP をかけてもほとんど初速に変化が無く、0.25g 弾では寧ろ上がっています。あっれ〜偶然?計測器がおかしい?と何度か試しましたが、変わらず。うーん。

これは思うに、流速チューニング的な効果がちょっとだけ発生しているのかな、と。「気密度が高いチャンバー」と「気密度が高く摩擦係数の低いバレル」「強めのHOPによるホールド」「重量弾」が揃った結果、おそらく一瞬だけですが、チャンバー内でエアが圧縮され、BB 弾をより強い力で押し出しているのかもしれません。

まあ、前述の通り、初速そのものは比較的どーでもよく。むしろ初速のブレ幅が少ないことのほうが余程ステキなのですが。でも面白い現象だな、と思ったので日記にしてみました。

ちなみにこの状態で 0.25g 弾を撃つと 45m までほぼ水平弾道で飛んでくれることを確認。しかし 35m あたりから急激に風の影響を受けて弾道が逸れる印象なんですよね。やはりフィールドで「必中」と言える距離は 30m ということになりそう。

ま、PS90HC なら(銃の性質的に)これで十分っすね!

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コメント 1

これ以上ありません。

グロッキーK

グロッキーK

はい、一番大事な「重量ピストンと強力スプリングによる爆発的エア」が欠けているのはご指摘の通りです。なので「ちょっとだけ」流速かなーと(笑

なるほど。銃口の乱気流の差、という可能性もあるんですね。
たしかにそれはありそう…。

こうなると、空気が「見えない」ので確認しようがないのがもどかしいです。どこかの理工系の学者さんが研究してくれないかしらん?(笑)

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