さて前回のお話は、
「ひょんなことから後輩くんがハドフで見つけたガスブローバック。見た目綺麗なのにジャンクとは!そして買ってしまった後輩くんの運命やいかに!」

と、買ってすぐ私に預けられてチェック開始ですが、、、KSC製品は動きが渋くい、と言うのが定説なのを踏まえて、、ガスをマガジンに注入。。漏れはないようです。

スライドをシャカシャカしてみると、噂通りの渋さです。ガタ?なにそれ?みたいなタイトな造形。スライドを取り外してシリンダーも指で動かしてみますが、マルイ製品に慣れていたらこの渋さは不安に思うでしょうね。。。

とりあえず元に戻して、マガジンを装填、空撃ちしてみます。バシッと軽やかなブローバック。ダブルタップ、トリプルタップしてみますが、、うん。、たまにスライドが戻ってこないですね。ですがガス吹き出して止まる、なんてことはありませんでした。
ヤスリがけなどで渋い部分をゆるゆるにする手もあるのですが、こんな綺麗な個体はもったいないので、GAWさんのオイルをつけて終了。幾分滑りが良くなりました。動作も問題ない様子。後輩くんいい買い物しました。

今回のジャンクの概要、ポイントがいくつかあって、まず、先述の「KSC製品は基本、作りがタイトで若いうちは動きが渋い」点。マルイみたいに箱から出していきなり撃って遊べる、なんて思ったら大間違いです。ストレスのないような動作性で玩具として設計しているマルイに対し、KSCはより模型的側面を前面に押し出しているためです。エッジが美しいので鑑賞にも良いのですが、動かすとなるとやはりね。。いいときはいいんですけどね。。
ふたつめ、冬なんです。ガス圧は基本稼げないと思っといた方がいいです。ましてや、チェックガスがマルイのノンフロンではこんなに渋いKSC製品は動かせないでしょうね。充分に温めて使うか、134aを使っていたら、多分ジャンクと言われずに最低でも倍の価格で店頭に並べられていたことでしょう。
みっつめ。仮にガス周り不具合の原因がマガジンにあるとして、それなら最悪、マガジンを新調すれば良いわけで。「ガス漏れジャンクは、本体は生きてるお買い得品」が鉄板則です。

というわけで、後輩くんには
可能であれば134a、最低でも153ガスを人肌まで温め手使うべし。まだ若いので動かしてやりゃそのうちこなれてくるけど、それでも渋いようなら面取りすり合わせするから持って来な。でもまー実銃と違って1stモデルのスライドは華奢で割れやすいし綺麗だから大事にしなよ、いい買い物したね。的なアドバイスをして渡してきました。

このコンテンツの公開範囲 インターネット全体
コメントを受け付ける範囲 サバゲーるメンバーまで


スポンサーリンク

コメント 0

コメントはまだありません。

コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。