ちゃいな☆ばぁじん！

2011年12月8日

今年もあっという間に冬。１２月。師走で御座います。
大体、月に一回のサバゲとか射撃会に参加するすがら、こつこつと手がけてきたＣＡ870流速化（既存の流速とは違った形でもあるので自分はＲ指定と読んでますが）一応のデータ取り、パーツ同士のバランスの考察も第一段階を突破いたしました。
この辺は認識の違いが大きいのでなんともいえないのですが、浮き上がり無しで４５ｍ級の水平弾道をＣＡで得られれば御の字ではというとこで御座います。以前シマックスで見かけた流速カスタムにだいぶ近づけたかな、と。

さて、今度はそのデータ（ＳＰテンション、ピストン重量、シリンダー容量の最適化ですね）を電ガンにコンバートする、というステップに移ろうかというところなのです。で、この日記のタイトル。
決してアレですよ、いかがわしいものじゃなくて。『ひょんな事から古代中国に転生してしまった君はなんと王族の一粒種に！王妃の座を射止めんと大陸全土から集まった御后候補の中から君が選ぶのは──　君の人生今日から毎晩が初夜！！』的なね、エロゲみたいなもんじゃないですよええ。なげぇよ。

次期プライマリーにチョイスしたのは、『Kalash（Dboy）製　ＡＫＳ74ＵＮクリンコフ』で御座います！（写真無くてごめんなさい）品番はBY-001A、レシーバー、ストック、トップカバーなどの主要部品はスチール、リアサイトブロックとアウターバレル、ハイダーがアルミ、亜鉛合金のフルメタル製。本当はこれのもう一つ上のVerがフルスチールでハンドガードが合板という最高級安物中華なのですが（なんだそれ）、とりあえずお試し、カスタムベースという事でよしとします。

香港のショップで購入し、海を渡って我が家に到着。早速ネットで分解方法を調べ、『安物中華はデチューンしてあっても箱だしは無理め！』という認識に沿い、いざ分解。実は自分、フルサイズ電動ガンは初購入、メカボばらすのも初めてなので御座いますが予習はバッチリ。学生だったころよりマジメです。マーカーで線引いちゃいます。
マルイ製でも分解は簡単というAKシリーズ、しかもピン留めでテイクダウンできるというVFCコピーのこのクリンコフ、はじめての分解である自分でも、難なくメカボまで到達できました。中は噂の緑グリスではありませんでしたが、粘度がほぼ無い、言うなれば松脂みたいなグリスが申し訳程度に。しかも肝心のギアにはあんまり乗ってないという雑な仕事。あ、でも、軸受けはベアリング、しかもシム調整はキチンとされていました。（素人目にも）
SPをSHS製M90に交換、ギアのグリス取り、再塗布、パッキン、バレル洗浄、HOP窓のバリ取り、などなどセオリーどおりに組みなおしてギアの動きを確かめると、動きがイマイチ渋い……。確認してみますと、『ギアの歯が均等に切られていません』でした。（とはいえ0.3㎜くらい？）早速ヤスリで成形。XYZって刻印がされてますけど、なんじゃこりゃであります。ですが、『そこでたじろぐようではまだまだ……ｗ』だったりするのでしょうか？

再度組みなおしてメカボにバッテリーを繋ぐと今度は動きません。またばらしてみますと、
『トリガーユニットのハンダが普通にとれた』という事態。幸いにも自分はキスの回数よりもハンダ付けの回数の方が多いので早速再結合。これでバッチリ！

本体を組上げ、社外品の（βプロジェクトのタクティカルAK用120連）マガジンを挿入してみますと、これが入らない。どうやら、チャンバー給弾口の部分が長いみたいなのです。付属のマガジンはちゃんとつくのですが多段なので、自分の好みに合いません。早速またばらしてチャンバーを加工。『カチン！』というロック感はないんですが、何とか使えるようになりました。（どうやら、若干各部のサイズが違うみたい？）

そんなこんなで気がつけばAM3時。やっと試射するとこまでいけました。ちなみにホップシューもなかったんですが、適当なものを貼り付けてあります。なんていうか心折れます。後回し。

作業中、幾度と無く、良く行くショップの店長さんの『最初はマルイ製がいいよいいよいいよ……』という言葉がよぎりましたが、ぶっちゃけ、『これはこれでアリかも？』と思ってしまいました。もともと工作とかは好きな性質。ばらして、原因を調べ、改善してちゃんと動くようになるとやはり嬉しいものです。（限度はありますが）

さ、このクリンコフをどう俺色に染めてやろうか……、ってとこなんですが、他の香港のショップで注文したクリンコフ用RASがまだ出荷されてないという。
もう二週間です。中華、流石です！！（泣きそう）

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