メインアーム: ミニミ(MINIMI) M249 パラトルーパー
これから電ガン内部カスタムしようとしてる方へ~
最近いろんなとこで電ガンのカスタムの話題があるので私が今まで壊したり、成功したりで得たカスタム手順を紹介いたしま~ス!!
☆「なんか内部カスタムした~い」って人。 まず大事なのはどうしたいか?
車でもバイクでもカスタムされたものっていいですよね~
でも大事なのはカスタム順序とカスタムの方向性。
いきなりエンジンパワーアップしてもバランス崩れて走り辛い車になるだけ・・・
エアガンにもカスタム順序がありますね。
1、バレル周り(車だったらハンドリングかな)
最近の次世代あたりから、チャンバー、アウターバレル、インナーバレル、この辺りのクリアランス(パーツ同士の隙間)がかなりタイトに設計されはじめました。弾道素直、命中精度にアップに影響してます。
旧世代や中華ガンなんかはこの辺のクリアランスが広くてガタがあり、振動などでインナーバレルがぶれて、弾道安定しないんです。
バレル交換やパッキン換える前にここをやりましょう。カスタムバレル、カスタムパッキン使ってもガタがある状態じゃ~意味ありません。
どうやるか?隙間詰めればいいんです。ww
ホームセンターで売ってる「アルミテープ」「銅テープ」をインナーバレルに巻いてアウターバレルとの隙間をなるべく小さくしましょう。ただしガチガチにインナーバレル全体に巻いちゃダメですよ。アウターバレルに力ずくで入れるような状態だとインナーバレル簡単に曲がっちゃいます。
私はこんな感じでやってます。
これは中華製のミニミですが。アウターとインナーにかなり隙間あるのでちょうどいい銅パイプを仕込んで隙間埋めて銅テープで微調整。テープの位置がミソなんです。こんなのショップでもあんまりやってくれるとこないです。ショップさんってパーツ売らないと商売になんないからww
こういう作業をしてからパーツ交換を考えてください。パーツ代勿体ないですしガタがある状態でカスタムパーツ入れて酷評されてもカスタムパーツメーカーかわいそう。旧世代や中華なら、違いが体感できます。これが出来ないくらいならカスタムはしないで純正状態で使いましょう。
2、メカボ内について(車ならエンジン)
これはこれはたくさんパーツありますね~お店いっても迷っちゃうでしょう?
マルイの銃だったら弄らないほうがいいです。ホントは・・「耐久性」に関して一番バランス取れてま す。でも弄りたい。ここでまず目的考えましょう。
何をしたいか、「サイクルあげたい」「パワー規制ぎりぎり」にしたいこの辺でしょう。
今回は「パワーアップについて」
サイクルアップは現在カスタム依頼いただいてますのでそちらを例に次回アップします。
スプリング変えればパワーアップします。ただし壊れやすくなります。
スプリング交換だけでもバランス一気に崩れますので、耐久性高いものが必要になってしまいます。出来ればしないほうが・・まずはシリンダーだけ変えてみましょう。スプリング交換は最終手段と考えてください。
一応メカボ主要カスタムパーツ選びのヒント書いときます。
1、シリンダー
これはまた種類いっぱい!でもバレル長にあった穴あきシリンダーを選ぶのが重要。
シリンダー容量とバレル容量のバランス崩れると集弾性に悪影響あります。
拘る人はきちんと水入れて容量測って自分で穴開けます。(私はそこまでやりませんがww)
私の場合はコーティングのあるものにしてます。真鍮のコーティングなしだと結構削れ易くメカボの中 真っ黒になります。真鍮ってコンパウンドでちょっと拭いただけでも拭いた布とか真っ黒になりますよ ね~あれがシリンダーの中でOリングとグリスで同じ状態になって・・・
2、ピストンヘッド
カスタムパーツの殆どが、「後方給気」です。これはピストン後退時にシリンダー内の負圧による抵 抗を減らす為のもの。ベアリングつきがありますがベアリングの幅の分、スプリングレートアップします。マルイ純正はシリンダーヘッド前方のノズルから給気。サイクルアップが目的ではなければマルイ純正が一番!なぜならノズルから給気するので、負圧がマガジンの弾すくいあげてくれるんですね~
2、ピストン
ピストンは重量あるほうが初速はアップします。この辺はサイクルとの兼ね合い。
ま~秒20までくらいなら、マルイ純正が一番でしょう。
4、スプリングガイド
これもベアリングつきがありますがベアリングの幅の分、スプリングレートアップします。
マルイ製より耐久性は上がります。
5、ギア
マルイ製のギアはかなり考えられています。材質見てください。モーターピニオンからベベルギア、スパーギア、セクターギアとだんだんやわらかい材質に変えてあります。これはタイミングずれなどが起こった場合、わざと壊れて被害を拡大させないための処置だと思われます。規制内のパワーならむやみに強化ギアなどにする必要はないんですね~強化ギアが必要なのはハイサイクルにしたときぐらい。海外製の銃で強化ギアが入ってるのは、、元々強いスプリングが組み込まれるからですね~日本の規制内なら必要ないですね。
6、軸受け
樹脂製が一番です。メタル軸受けが必要なのはハイトルク(強いスプリング使用時)なんかで、昔200パーセントとか300パーセントとかのスプリングがあった時代のカスタムパーツですね~
規制内パワーでわざわざメタル軸受けにしてもノイズが出てやかましいだけ。メカボ自体亜鉛やアルミの鋳物なのでギアの軸間精度それほど出てません。樹脂の軸受けである程度遊びあった方がノイズ減ります。中華でメタル軸受けが入ってるのはギアと同じで強いスプリング用のためです。
メタルにするなら8mmベアリングにしたほうがぜんぜんいいです。
7、シム調整
根気よくきちんとやりましょう!ここが腕の見せ所。ノイズでてるようだと燃費に悪影響。
カスタムの意味なくなっちゃいます。モーター給排気系パーツはずして、メカボをきちんとねじ止めして、ギアがスムーズに回るか?メカボ外側からギア軸押して遊びが多すぎないかチェック。モーター取り付けてノイズチェック!「ギャー」というノイズはたいていベベル、ピニオンの関係が原因です。とにかく根気よく。M4系なんかはメカボにグリップだけつけて調整。ただしフレームとグリップの関係で位置関係変わることよくあります。特に海外系のグリップなんか組込むと・・良く原因を探りましょう。
セレクタープレートなんかに軸が当ってる場合もありそんな場合は一からやり直し(シムの入れる箇所間違えてます)
8、FET
まずリスクを考えてから導入しましょう。FET素子が壊れると通電しっぱなしになって、撃ちまくり状態になります。どうしてもスイッチ端子が弱いので保護したいとか、レスポンスあげたいなど、導入したいなら、壊れたときも考えてバッテリーすぐにはずせるような工夫など考えときましょう。
FETが壊れる状況なんかも、異常負荷や上記のシム調整の不備で発生したりします。
スムーズに回ってれば高電圧でも壊れることはあまりないですね。
因みに私の場合、li-poバッテリー導入してからは、FETはハイサイミニミとMK43だけ導入。
この2機はスイッチにマイクロスイッチ使ってるのでFET入れないとマイクロswが壊れて暴走します。
フィールドでも交換可能なようにこんな風にユニット化してます。あとヒューズは必ずつけましょう!
まだ壊れたことないですけどね。流石天下の「KIT-BOY」製!これで「今日この銃もう使えないや~」なんてことないですね~
まだまだパーツはありますがとりあえず主要パーツはこんなですかね。
基本的にマルイ純正メカボのバランスを崩さないってことが重要なんです。
次回アップはハイサイクルについてかな~
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MAXI
ああーシリンダーに水入れてわざわざ調整穴あけた思い出がよみがえりました。
今では、アレ意味あったのかなぁと遠い目…
どこからか、カスタムするより違う銃を買え、銃の性能より戦術で勝て!
という指標になりました。まあ、定例会とかで低性能な銃を持っていくとボコボコにされるんですけどねw
Momopapa
古風な男さん
そうそう結局ぐるっとまわってそこにたどりつくんですよww
カスタムってよっぽど目的ないとパーツ代どぶに捨てるようなもんです。ww