先の休日にて恒例の24耐久後に始める儀式のような工程…その激戦前であるにも関わらず、何を思ったか全てオーバーホールしてました
『あと今回文字多い気がします。いや多分多いです』
 
 
 
というのも理由がマルイ標準ハイサイクルを裕に超えるサイクルなので、シリンダー内壁はそれ相応の極薄塗布
そうしないと1・2発分は遅くなってしまったり最悪クラッシュするという、ある一線を超えた所でハイサイやってる方には当たり前でも、その辺りまでやっていない方にとっては良く分からない微妙な違いの話です

とまあ薄く塗っているという事はそれだけ乾きが早かったり、グリスによっては割と気温にも左右され易い(固く・柔らかくなる)という事なんですが
それまで私が吸排気系の部分で使っていたのはAZのフッ素グリスでこちらは自転車用途、チェーンやワイヤーなど当然屋外利用が前提の物で乾燥面でも強めで環境温度の範囲も広いかな?と使っていましたが
↑の通りハイサイでは相当薄く塗るので、どうしても気温に少なからず影響を受けていたんです
 
 
特に寒さの面で
 
 
 
という事でどういう事かと言うと、シリンダー内の薄いグリスの層が、寒さで動きが硬くなり、恐らく小さなエア漏れ(圧縮不良)を起こしてました

違いとしては室内計測から見て冬の朝にて屋外計測するとだいたい2M/s程度の低下が起こってました
それでも多分他の適当なグリスに比べたら小さな差だとは思いますが、ずっと長年それが気になってモヤモヤしていたのも事実
 
 
 
 
という事で、今回は給排気系部分のグリスを一新する事にしました!

選択したのは最早ベターな商品ですがガンジニア・エアソフトのG-Grease

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実は数ヶ月前に『グリスも残り少ないし近々使ってみよう』と思い買ってあったものの半年くらい時間が経っておりました;w
実際にはあと3・4回分くらいOHできる量が残っているのですが、ずっとテーブルの隅でパッケージに入ったまま埃をかぶっていた物を、ついにやる気になって開封してみました!

あとは残ったAZの自転車用はそのまま自転車用にしますw
量的にはワイヤーの要所に塗ればちょうど無くなる感じだと思うので、その時の為に残しておきます
 
 
 
そして開封すると…

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中身はこんな感じですが、最初開封した時点ではサラサラの黄色い油がドボドボと出てきそうな位に分離しており
画像のこの状態は底に溜まった何らかの固形物・樹脂?を一生懸命シェイクした後の物です

最初に見えたサラサラ液体は、多分今現在小売りにされているG LUBEそのものなんではと思います
ただ今回私は吸排気関連のみに使用するつもりですので、ちゃんと中身を混ぜてから塗布しました
箇所としてはシリンダー内壁と、シリンダーヘッドとノズル間、そしてピストンレール部です

チャンバーパッキンにはいつもマルイ純正高粘度とシリコンスプレーを使っています
高粘度はバレルとパッキン間に、シリコンスプレーは押しゴムとパッキン表面「のみ」に使用
こちらは見た目テカテカ、軽くベチャつく位の量を吹いてあります
シリコンゴムは乾燥に弱いので、外側は浸して、BB弾が通る裏側にはシリコンスプレーでキムワイプに軽く染み込ませた物を使い撫でながら拭いてます
こちらは直接スプレーすると弾道に悪影響しか与えないので(ホップ突起とバレルに影響のため)私は絶対にやりません
バレルやチャンバーの清掃時も同じ様に染み込ませたキムワイプx2切れをゲーム前日にやってますが、掃除する際はゼロホップにして突起部に汚れが付かない様に気を付けます
(ゼロホップ清掃は多分ストレートパッキンでないと意味の無い話だと思います、突起有りパッキンは絶対触れます)
2枚目の時はホップを軽く起こしてシリコンスプレーをキムワイプ越しに軽く与えてます
 
 
 
そして残すは金属、ギア周りの潤滑に使っているのがコチラ

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RESPO TITAN SPRAY
名前の通りレスポのチタンスプレーです
こちらもAZ同様自転車やバイク用品関連の物です

吹き付けると先ほどのG LUBE?と同じオレンジか金色の液体が出てきますが、これを各ギアの歯や軸やシム、トリガー周り、ピストンラック歯にモーターにと使っています
この商品の特徴としては目に見えないチタンボールがベアリング効果を作って極めてスムーズに長期潤滑ができますよという品です
実際自転車のチェーンに使っていますが、2ヶ月程度は潤滑性が維持されるので、閉じられたメカボ内ならば乾く事による心配はほぼ無いと言えるかもしれません

あとスプレーの力加減が難しいので筆があると楽でしょうが、割と勢いで始める所がある私は自転車のチェーンコマ1個1個やっている関係もあり、最初からずっと繊細な指使いで直吹きですw
稀に勢い良く吹き出て「もったいない!」とする姿も愛嬌だと鼻で笑って下さい^^;(この小ささで高いんです;)
 
 
 
それと最後に塗布するのがモーター端子部に与える栄養剤もといプロテイン?と呼ぶべき物
カーボンダイヤトニック
ですね
単語そのまま検索すればどういう物かが大体すぐ分かると思います
こちらはAVアンプや各スピーカーケーブルやスマホ含め各種抜き差しの頻度が少ないバッテリー
それとパソコンのCPUやメモリや拡張スロット等、とにかく電気はしょっちゅう流れるけど早々外す事は無いような所へ使っています

ちなみにこの商品、今は名前を変えベースオイルも変化しているそうですが、私が買ったのは10年以上前で、No1(\6000)とPro(\8000)とあり、高い方が濃度が3倍高いので、同じく5ccならこっちだろうと高いProを購入しました

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買った当初のパッケージのままです。
こんな高い商品なのにビニールチャックの袋で、そのまま価格ラベルが貼ってありましたねw

ただ、確か今もしっかり残っている秋葉原のダイナミックオーディオにて買いました
あの店の上層階など、下から上に登る度に入る人間を絞るほどの狂った空間とオーラが濃くなっていきます
さすがの私も確か6Fまでは登れなかった気がします…5Fの時点で総額5000万円超のオーディオルームが2・3展示だったので
その時にはもう若造の自分にはホラーでしたね…真夜中の廃病院レベルに難易度が高く…
なにせ5Fから上はどうやら品の良い店員が必ず居るみたいでしたし;w最上階は何らかの会員じゃないと入れない階層だった気がしますw(アカン…)
 
 
まあそんな話は置いておいて、こちらも毎回モーターの端子と、効果があるのかは正直不明ながら、ローター部分にも塗ってます
ただスパークは減っているので、もしかすると思った以上に?意味はありそうです
あと塗ると言っても、直径1mmにも満たない量で十ニ分なので、この瓶も10年以上経っているのにまるで減る気配がしません
まだ3/4くらい残っていますw
 
 
 
 
という事で、ここまでやってテストと行きたい所なのですが
G-Greaseは皮膜が形成されるまで均さないといけない様ですので、約1000発分くらいをニッ水バッテリーにて指切りフルオートを行いました
空打ち状態なので空マガジンを挿して、バレルに洗浄ロッドを差し込んだ状態で擬似負荷の状況を作りドライブ

一晩置いた後に計測をしてみた所
メンテ前とは言え0.25g時で初速83.5~84.3(0.9J)辺りだった性能が、86.8~87.7(0.96J)まで上がりました…えスゴイ!!

しかも!メンテ前はスプリングのカサ増しに10mmと5mmの自作アルミ管を2個入れていましたが、メンテ後は10mmを1個のみで初速が2M/s以上も上がりました…えスゴイ!!
 
 
そんな感じで、皆さんも内部メンテをされる際にはケミカル用品や作業方法の見直しをされてみてはどうでしょうか?
という感じに閉めさせてもらいます
 
 
※先日行ったサバゲーの動画作成とレビュー書く時間あるかなあ…

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コメント 2

これ以上ありません。

塩コーヒー

塩コーヒー

タイタンスプレー100mlで ¥1700-(楽天市場調べ)もするんすか・・・あ、チタンでしたね(ゲーム脳)

おまじない的処方は「科学的に証明されてないけど効果があるモノ」なんでしょうけど、こういうのって”ちょっと気の狂ったネット上の天才”が検証される以外にどっかの会社がやってくれんですかね。
タミヤとか一応それ系ケミカル販売してる大手だし・・・

あ、因みにおまじないって『お呪い』って書くんですよ(・▽・)ニタァ

gale

gale

>塩コーヒーさん
コメントありがとうございますー

ラインナップクラスとしてはタイタン級だと思うのできっと大丈夫ですw
あとこの黄金スプレーですが、最初は博打半分で買ってみましたが、こうかはばつぐんです(
吹いて2・3時間はサラサラで5-56のように染み込んで行くんですが、ある時を堺にサラサラ感は残しつ糸を引く粘りが生まれて密着を始めます
自転車のチェーンにかけるとギアから離れた先から小さいカーテンの様な見た目で伸びてる様子があるので、これが乾燥を防いでる様子!

ただ、カーボン汁は効果としてキワドい部類ですね;w
気持ちの問題は重要です!!w(呪

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