メインアーム: FA-MAS SV
猛将バルバス、翼たたむ時
たまには愚痴っぽい日記でも。
皆様におかれましては気分を害されたらすいません。
私が会社勤めしていたのはもう十数年前になる。当時の私は上司の差別待遇や嫌がらせで鬱病になりどんどん悪化していた。具体的には課長が私だけ朝コーヒーを奢ってくれないという仲間外れにされたり昼休みに病院に行ったら係長に怒鳴られたり、更に薬は飲むな、早く治せと無茶を言うし、祖母の葬式に出席する為に1日休んだら次の日出勤したら朝から「昨日仕事できなかったじゃねーか!」と説教されたり私の事務机がパソコンの配置場所になると「この机はもうお前のじゃないから物を置くな」といわれたりした。
更にコピペというパソコンの初歩の初歩の操作ができるようになってエクセルを極めた気になった係長は私が管理を任されていた得意先のカップリングリストを私から取り上げて私が10年以上かかって改良してデータを蓄積してきた得意先の印刷明細とデータベースを「いらん、無駄だ。これからはエクセルで印刷明細を作る」と言い出しました。私からして見れば「今さらエクセルかよ!」と思いました。そして私の全てを否定された気分でした。当時エクセルは既に10年以上前のシステムでした。
私が作成していた得意先の印刷明細は上司や営業担当者の言う事を全部聞いた結果、1店舗辺りの入力項目が1000ヶ所になってしまいました。それが300店舗あります。つまり30万ヶ所を一人で朝までに入力しないといけないのです。一ヶ所でも間違えると「なにしょんなら!」と理不尽に怒鳴られます。一人で30万ヶ所入力するのは現実的ではないので私はリレーショナルデータベースを組んで入力を徹底的に自動化しました。その結果入力項目は1000ヶ所から3ヶ所になりました。つまり全部で30万ヶ所から900ヶ所になりました。これならば一人でも可能です。更に入力を自動化した事でヒューマンエラーも可能な限り減らしました。
私の入社当時印刷拠点は三ヶ所でした。この三ヶ所の印刷明細を作るのに1日半かかってました。私が会社を辞める頃には印刷拠点は8ヶ所に増えてましたが私は印刷明細を半日で作れるシステムを作ってました。画面も手元も見ずに原稿だけ見てブラインドタッチで入力し、30分程で入力と印刷は終了し、後は上司のチェックの時間です。印刷明細が完璧なら今度は広告代理店への明細作成です。これは印刷明細作成にデータベースソフトを使用してるのでソートして並べ換えるだけです。これも上司がチェックして完璧なら広告代理店にFAXを送って終了です。私は3ヶ所で1日半かかってたこの作業を8ヶ所で半日に縮めました。入力だけなら30分で終了です。でもパソコンが解らない上司は私を評価してくれません。そればかりか自分には理解できないブラインドタッチやリレーショナルデータベースで作るのをやめさせてやっと理解できるエクセルで印刷明細を作ると言い出しました。リレーショナルデータベースだからこのスピードと正確さが維持できてるのに今さらエクセルで作ったら印刷明細の完成には時間がかかり、入力ヶ所が増える為ミスが増えるのも目に見えてます。それでも上司はエクセルで作ると言います。目の前どころか足元しか見てないのです。「印刷明細の作成に時間かかり、ミスが増えるのを私の能力のせいにされたらたまらんなぁ」と思い私は鬱病の治療に専念すると言う理由で会社を辞めました。辞めると言っても誰も止めなかったし私の仕事を誰も引き継ぐと言わなかったので「ああ、私はもう必要とされてないんだな」と思いました。
毎週の印刷明細の作成、得意先のカップリングリストの管理、印刷物の見本の管理、店舗ネガフィルムの管理、毎月の売り上げの管理、受注票のデータベースの管理、店舗の住所録の管理、全店DMの印刷明細作成、整理券の作成、広告代理店の明細作成&FAX等、今頃誰がやってるんだろうなぁ。
数年前に病院帰りにすれ違った課長は作業服を着てました。どうやら営業部から現場に降ろされた様です。係長の自家用車は営業部の社員が停める駐車場から消えてました。配置換えされたのでしょうかね。
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コメント 14
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ダガー
みんな結構ため込んでるのねw
どこの世界にもこんな頭の固い上役っての居るもんなんですね。世間て狭いや
しかしこんなの相手にしてると疲れるでしょう。お疲れ様でした
真面目な人ほどいろいろため込みやすいですしね
お願いだから適当にヌいてください
アネクドート
二式大型七面鳥 さん、コメントありがとうございます。
係長が私が印刷明細を作成するところを横に座って見ていた事もあります。それでも入力画面と印刷結果の違いが理解できなかったのでしょう。私が30分後に印刷明細の仮決定を印刷すると「もうおわりか?」「そうですがなにか?」「見ずに打って合っとるんか?」「多分」と会話しました。
もちろんこの後セルフチェックして入力ミスを修正してから上司に提出しました。入力の原稿見て、手元を見ながら入力して画面で入力結果を確認しながらやったてら原稿だけ見て入力する3倍の時間がかかりますからね。パソコンを任されている者としてはこれぐらい当たり前の能力です。他の人ができないからこそ専門に作成する私が居るのに上司は自分ができない事を部下ができるのが我慢できないのか、横で見てても何をしてるのか理解できなかったのかもし知れません。入力の過程はどうあれ、印刷明細の作成時間を大幅に短縮し、明細の印刷結果がみんなが理解できる形に出力されれば問題無いと思うんですがね〜。
私は辞める三年前くらい前から会社と家を往復する生活が続いてました。身体が重くて車を運転できる体調では無い為に家族に会社まで送迎してもらってました。会社会社から帰ると食事もせずに寝て、夜11頃に起きて風呂に入り、食欲は無かったが食事をしてまた寝ます。しかし1時間半置きに目が覚める為に8時間くらい寝てるはずなのに朝は3時間くらいしか寝てないような猛烈な倦怠感がします。そして朝食をしてします。家族には内緒でしたが昼食は食欲が無いために抜いてました。
家は寝る為に帰ってましたが鬱病のせいで満足な睡眠はできずストレスは発散できる方法も解らずに溜まる一方でした。それでも私しかできない事があるんだ、私はチームに必要なんだと信じて会社に勤めていましたが、係長に私が10年以上かかって改良、蓄積してきた印刷明細とデータベースを「いらん、無駄だ」と言われて心が折れました。こうして会社を辞めた私はその後一年くらい寝たきりの生活が続きました。
私もあの頃は家族に迷惑かけっぱなしだったなぁと思います。
アネクドート
バイパー さん、コメントありがとうございます。
当時の私は鬱病の末期症状で会社の為にと頑張ってきた仕事を上司に全否定され自分は無能で無価値な人間なんだと思い込み自己否定の末の自殺願望に取り憑かれていました。人間関係や食事など面倒くさいのでしない、自発呼吸すら息苦しさを感じてました。世の中の全ての事が面倒くさいが死ぬ手段を調べる事だけは苦にならませんでした。
寝たきり生活が始まって1年後位に遂に陸の孤島だった私の住む地域にもインターネットの回線が引かれました。
前から興味があったサバイバルゲームの情報を探すと何と地元にも活動してるチームがあるではないですか!
いくつかのチームの内、最も趣味が合いそうなチームに連絡を取り定例会に体験参加を申し込みました。とりあえずカッコいい銃だと思ったFA-MASとマルイのシューティンググラスを買ってサバゲーに初参加して来ました。参加者は10人くらいだったかな?中には高校生の頃からやってる人も居て初参加の私は動き方も分からずボッコボコにやられました。でも「なんだこれ?撃たれたのに、痛いのに悔しくない、腹が立たないぞ?」と思いました。そして昼食の安いコンビニ弁当が凄く美味しく感じて「飯が美味いなんて何年ぶりだろう」と思って泣きそうになりました。そしてそのチームに参加することを決めました。
次の日、一年間ほぼ動かしてなかった身体が全身筋肉痛なったのは言うまでもありませんw
そしてサバゲーを始めた私の体調は急速に良くなって行きました。
普段は寝たきりでもサバゲーの日だけは早起きできるようになりました。また精神面でも無気力だった私がサバゲーで使いやすい装備を考えたり探したりするようになりました。つまり何か良い方法がないか?と考える意欲が出てきたのです。これは周囲の人には些細な事ですが鬱病患者や治療する医者にとっては大きな前進です。
そしてサバゲーは私の運動不足とストレス発散という理想的な趣味となって行ったのです。
医者にも「本当に良いリハビリ方法見つけられましたね」と言われました。
アネクドート
Nazgul さん、コメントありがとうございます。
職場では顧客が過去に発注した商品のリピートが有った時、私が受注票をデータベース化するまで前回何時いくらで作ったかを受注票を一枚ずつめくって調べていました。データベース化してからは前回何時誰がいくらで作ったかや同じ物が無ければ近い大きさや値段の物を直ぐに探せる様になりました。そして営業担当者の指定した前回見本を直ぐ用意できるようになりました。
私が使っていたパソコンは私が辞めた後使われていないそうです。
受注票のファイルにはパスワードがあるため他のパソコンにファイルをコピーできても開けないはずです。つまり受注票のデータベースは失われたのではないかなぁと思います。パソコンを使ったほとんどの事が私が入社した頃に先祖帰りしたのではないかと思われます。
私が所属していたチームは営業一課で1番売り上げが高かったチームなのです。一課の他のチーム全部合わせても私の所属チームの方が売り上げが高いくらいの大口顧客だったのです。顧客に請求書明細を作ってる時「俺たち毎週土地付き一戸建ての家が買える金額動かしてんの?マジか!?」と思いました。営業担当者では無いので実感湧きませんでしたが、金額にびびった事が何度もあります。
でもその顧客の印刷明細作成方法やデータベースは私が辞めて失われた物と思われます。
アネクドート
ダガー さん、コメントありがとうございます。
インターネットが普及し始めた頃でしたからね。上司は使い方も分からないノートパソコンを買ってコピペを知ってエクセル極めた気になるなんて「何て低レベルな」
と思った物です。
上司はワードやエクセルを万能だと信じていたようですな。これさえあれば何でもできると。解らない物にはソッポを向いて知らんぷりを決め込む、それがどんなに便利な物かも気付かずに。
過労死はしませんでしたがとりあえず病気になって倒れるまで仕事しましたw
今はサバゲーという趣味と同じ趣味の仲間がいるお陰でかなり回復しています。