警視庁の実力部隊、武装組織としての面、詰まる所、我々の使用する銃器の話。好きでしょ、鉄砲の話。私は嫌いだけど。
37㎜リボルバーカノン、警視庁警備部特殊車両2課パトロールレイバー中隊第2小隊の主要装備である篠原重工業製98式AV用に開発された世界最大にして唯一のハンドガン、と言う事になっております。
気合いの入ったお客さんなら御存知と思いますが当初、この銃の口径は20㎜とされていましたが誰がどう見たってこのでかい拳銃の口径が20㎜なんぞに見える訳が無く、後々になってドサクサに紛れて37㎜に改称された訳なんですが、本当の所を言うと37㎜でもまだ足りない。対レイバー比、もしくは人物比等から冷静に推測するに75㎜クラスと考えられる。こうなるともはや「銃」と言うよりは「砲」と呼ぶべき代物ですな。しかしリボルバーカノンなんて名前、誰が思い付いたんだかなぁ。
されど厳密にはこいつは「砲」とも呼べない。なんなれば広義には「砲」とは、「小銃以上の口径を持ち、長砲身を有し、高初速で高い火勢範囲を持つ長射砲」の事を「カノン」または「キャノン」と言うのが世界の軍事上の常識となってるんだけど見ての通りこいつの銃身は短い。「カノン」、長射砲と呼ぶには銃身長がこれ位の長さがなくてはならないし、またそうでなくては短砲身の榴弾砲に対する高い火勢範囲と命中精度と言うアドバンテージも得られない。しかし、さすがにこの長さは運用上問題が有るわな。つまり、こいつは名ばかりの「カノン砲」で「カノン」ではない。そもそも対レイバー戦闘での使用を想定してるんだし、近接戦闘で使用する物なんだからそんなに長い射程に何の意味が有るのかと言う話にしかならんのよ。では、リボルバーカノンは榴弾砲かと言えば、これがまた左にあらず。
弾頭が着弾時に炸裂して周囲に被害を与える物がグレネード、即ち榴弾の事で内部には大量の炸薬が封入されており、これに点火する為の着発・時限信管などが収納されている。要するに榴弾砲とは短砲身で超大型の手榴弾を可及的速やかにより遠方に正確に射出する砲の事。こんな物を太田なんぞに持たせた日にゃあ、もはやどっちが退治される側なんだか解んなくなるでしょ。まさに本末転倒。つまり、リボルバーカノンは榴弾砲であってはならない。
市街地での使用には弾頭が目標をそれた場合を考慮して、榴弾は勿論の事、弾頭に少量の炸薬を詰めた徹甲榴弾の使用も許されない。大火災必至の焼夷榴弾や曳光弾は問題外として、付近に危険な高温のガスを撒き散らす成型炸薬弾などは論外中の論外。結果としてリボルバーカノンの弾頭は物理的衝撃によって目標を破壊する徹甲弾であると推測される。しかし徹甲弾の使用にも新たな問題が発生する事が判明する。まあ論より証拠、見て頂戴よ。太田、ちょっとこっちにおいで。
見ての通りレイバーのFRP装甲なんぞ高速挺進する徹甲弾の前にはボール紙も同然。リボルバーカノンで徹甲弾なんて撃っちゃならんのよ。見てよ、この穴。しかし、それなりに強力なレイバーに対するストッピングパワーとしてはそれ相応の破壊力が必要となる。ここで重要なのは弾丸の威力は何によって得られるかと言う事なる。銃身から発射された弾丸は、銃身内の線条、ライフリングによってその中心点を軸に高速回転、いわゆる味噌擂り運動によって弾道を安定させる。着弾した弾丸は目標に侵徹しながらエネルギーを消費する。これをペネトレイトと呼び、破壊弾道学とか侵徹弾道学とか言うんだな。ところが着弾地点が至近だった場合など弾道が完全に安定しないで着弾すると、弾丸は先の曲がったキリの如く、短いペネトレイションでそのエネルギーを消費する。だが侵徹距離こそ短いものの目標に与える破壊エネルギーはより大きく、更に弾丸に変形や破壊などが起こった場合、その破壊力は理論上数倍となる。これを意識的に起した物がかの有名なダムダム弾である。ダムダム弾は人道上の問題から使用が禁じられているが一般には警察用、狩猟用として相手を貫通しないで確実に殺せる破壊力を得る為に軟頭弾、ホローポイント弾として使用されている。と、言うわけでリボルバーカノンの使用弾頭は超大型のホローポイント弾と言う事に決定。なに、今までに登場したリボルバーカノンの弾丸は尖ってたって?あれは空気抵抗を減らす為の被帽、キャップ。着弾と同時に簡単に外れる仕組になってんの。

と、まぁ自己満は置いといて。

昨日のサバゲーに持って行ったFA-MAS17号機が動かなくなってしまった。なので昨日は一日中ステアーHCで遊んだ。
動かなくなった理由はヒューズが切れていたから。
普段7.4Vのリポで動かしていた所、前日の夜のリポバッテリーを充電しようとしたら充電器が壊れてバッテリーを充電できなくなってしまった。
なので慌ててニッスイバッテリーを充電したがニッスイラージバッテリーは電圧が9.6Vなんですよ。満充電にすると11V近くまで電圧が上がるのでそれでヒューズが切れたのかと思ったのですが、家に帰ってヒューズを交換して7.4Vリポを繋いでも動きません。それどころかまたヒューズが切れました。
メカボを外してみるとピストンが後退位置のままでロックされています。
リリースボタンを押してもまったく変化が無いので仕方なく初めて17号機のメカボをバラしました。すると驚くべき事にベベルギアの逆転防止ラッチが6カ所もありました。セミのキレが良い訳です。
とりあえずバラしてピストンを解放したんでメカボを閉めようとしましたが、これがまたなかなか閉まりません。夜中の1時くらいまでメカボを閉めるのに格闘したでしょうか、ようやっとメカボを閉めるのに成功しました。
「これでまた動く様になるぞ」と思ってバッテリー繋いでトリガーを引いたらヒューズが切れました。(>_<)
昨日はもう遅いのでメカボは閉じたままにしてパークリで手を洗って寝ました。「夜中までグリスまみれになって閉じたのになんで動かないんだ!!」と思いました。(T_T)
何処に負荷が掛かってるんでしょう?グリスを全部落として塗り直してみますかね~。

17日には使いたいのでそれまでには直さないと!

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コメント 22

アネクドート

アネクドート

塩コーヒー さん、大事なファマス17号機が箱船みたいに壊れないように祈ってて下さいw
もし次のサバゲーまでに直らなかったら予備の日和ちゃんで戦います!

gale

gale

>アネクドートさん
切れてもボタンが飛び出てそれを押し戻すだけで復旧するヒューズです
私は恐らく元祖のニュージャパンヨット製のを使っていますが、秒50に手を出してからかれこれ4・50回かそれ以上は飛ばしてますけどボタン1つ復旧で今も元気です

アネクドート

アネクドート

gale さん、やはり!
切れても復活するヒューズなのですね!これは欲しいかも!

gale

gale

画像一番上にて

https://svgr.jp/my/mp-gale/diaries/36961

どの容量でもサイズは統一されていますが、白で25Aですがこのようなサイズ感です
今は緑の最大30Aでもバシバシ飛ばすアレな銃ですw

アネクドート

アネクドート

FA-MAS17号のヒューズのある場所はフォアグリップの中なので多分大丈夫です。
最悪バッテリーをラージからミニにすれば良いので。

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