理想的なハンドガン（※個人的に）

レビューした装備

U.S. M9ピストル

東京マルイ

総合評価

5点（とても良い）

見た目や質感について

3点（普通）

この価格を考慮すれば素晴らしい仕上げではなかろうか。刻印がリアルではないのは仕方なし。民間モデルのItaly刻印の方がよかったのは前述の通りで、こちらの方がむしろ不満。

初速や集弾性について

5点（とても良い）

気温25℃程度、マガジンは常温までならした状態で、81～82m/s程度。
（箱出しでは72～74m/s程度）

手を入れた後は、ガスブロハンドガンとしては驚異的な集弾性で、15m以内ではほぼ狙ったところにピンホイント。20mを超えてもかなり安定している。（実は相当意外だった）
但し、箱出しの状態だと狙点よりも右下に着弾する傾向にある。

剛性について（＋スライドの話）

4点（良い）

剛性については別に問題ない。

スライドとフレームの噛み合わせ部分の、フレーム側のレールの角のバリは取ってやるべきかと。そのままだと、スライドを引いた時に結構引っ掛かるような感覚がある。
紙やすりで軽く擦ってやれば十分なので、購入したら先ず処理することをオススメします。（取らなくとも、別に何か問題となることはないが。）

持ち運びやすさ（重さについて）

4点（良い）

ハンドガンなので。

敢えて何か書くと、約950gと中型ハンドガンとしては重い部類なので、セカンダリーとして腰に下げると気になる人もいるかも。私もハンドガンを殆ど抜かないアウトドアでは持っていかない。700g台のHK45がセカンダリーとなる。アウトドアの方が走るし。

取り回しの良さ（全長について）

4点（良い）

ハンドガンなので言わずもがな。

然しながら、グリップが太いので日本人の小柄な女性など手の小さい人には向かないことが多い、使い難いはず。「米軍に入ればデューティーガンとしてマストだし」なんて話もあるが、そもそも実銃も、普段携行する銃を自由に選べるのであれば「手に合った銃」を選ぶのが鉄則。
その点を分かった上で選ぶことは止めません、趣味の世界なので。でも分かっておらず選ぶのは不幸なので一応記載。

カスタムについて

4点（良い）

先にリリースされているM9A1がベースなので、カスタムパーツも相応に出ている。フレームにレールはついていないが、アンダーマウントも出ているので特別問題ない。
ハイキャパやグロック程でないにせよ、相応に弄れると思う。但し、バランスは箱出しが一番（下着弾問題だけはあるが…）。特に初心者の方は、マルイレベルの製品であれば、（特に内部）カスタムは「性能がよくなる」ものではなく、「自分好みに性能バランスを変える（崩す）」ものだと認識頂きたい。

ゲームでの使用感

5点（とても良い）

もはや言うことが無いくらいの使い勝手で、「相棒」に相応しい。旧モデルからウエイトバランスも改善されており、射撃時には950gという重量のメリットも存分に実感している。
手を加えた後の集弾性が（ガスブロハンドガンとしては）あまりに良く（想定外だったが）、思ったところに行ってくれる為ストレスが無い。ここまでくると、あとは射手の腕次第だと思う。

※上記はすべて、あくまで個人の感想です。