メインアーム: HK416C カスタム
悩めるサバゲーマーさんたちに俺のエアガン遍歴を語る
ども、ダガーです
ときどき、初心者の方から「エアガン何買おうかな」という投稿を見ますが、我々としては自分がそこにたどり着いた過程をすっ飛ばして「○○がいいよ」とお勧めしちゃいますよね
でも思ったんですが、もしかして初心者の方って、なんでその機種にたどり着いたかその過程を知りたいんじゃないかなと思うようになりました
自分の抱えている問題が明確になっていないのに「どんなエアガンがいいですか」ったって明確な答えが返ってくるはずもないです。でも、初心者の方は自分の問題を明確にできない
それなら我々がどんなエアガンをどんな理由で選んだのかを公開すれば、初心者の方の助けにもなるんじゃなかろうかと思って、まずは僕のエアガン遍歴を公開することにしました。なお、それなりの機種があるのでメインで使っているものに絞りました。なので、ハンドガンとかシャッガンとかは除外してます
1 マルイ G36Cスタンダード
これはサバゲする前から持ってました。購入目的はストレス解消のためのプリンキングです。買ったお店ではシューティングレンジが併設されていて、そこで購入するとレンジの使用権が付いてくるのです。G36Cにしたのは本体の大きさとリトラクタブルストックです。これなら大きめのバッグにも入るので持ち運びがしやすくて気に入ったのです。購入候補はほかにP90もありましたが
こちらの方がしっかり構えられたので選びました。サバゲ始めたころは大活躍してくれましたが拡張性の高さのせいで勢い余って宇宙戦艦にしちまって、せっかくの軽さ短さをオミットしてしまいかえって使い勝手が悪くなって手放しました
2 マルイ G3/SG1 &マルイP90
宇宙戦艦にしたG36をドナドナして手に入れたのがこの二挺です。このころから2機種併用してそれぞれの欠点を補う構想が生まれました。G3で狙撃を、P90で接近戦を、と考えたのです。両方とも中古で衝動買いでした。
G3もP90も憧れの一丁ではありましたが、G36を宇宙戦艦にし過ぎて重くなった反動で軽量な一丁が欲しくなったのもあります。ただ、中古故の不具合から次の一丁を模索し始めたのも確かです。この二挺の運用は1年程度で終わりました。今にして思えばこの時P90は剛性もよく軽量だったので手元に残しておいてもよかったと思いますが、G3は憧れの一丁とはいえ皆さんご承知の通り剛性も弱く狙撃にはあまり向いていませんでした。PDI製の強化パーツを買って剛性アップを計画しましたが結構なスキルを要求されそうだったので、最初から固くて性能の確かなエアガンのほうがいいかなと思い始め、なんとなく次は次世代かなあと思い始めました
3 マルイ SCAR-L & マルイ AK-102
この辺も衝動買いです。酔った挙句のヤフオクです。阿呆ですな。ですがこのころから趣味には金をかけるべきだと思っての次世代購入に踏み切りましたが、酔った頭でヤフオクを覗いたのでなんでこの2機種をIYHしたのか明確な理由はありませんでした
で、この2機種をしばらく運用し始めましたが、硬くて性能もいい代わりに重く、このころから後方にイモるようになりました。そのため、もっと軽くて短くてなおかつ固いエアガンはないかと模索するようになりました。
このころは2機種併用と言いながらほぼほぼAK-102だけ運用してSCARはお蔵入りしてました。SCARが重くて長くて使いにくかった、てのもあるのですが比べると102はほぼ同等の性能ながらより軽くて短い。これはこれでお気に入りでした。実は衝動買いするまでAKなんて興味はかけらもありませんでしたが、102を使い始めてAK道に目覚めたのも事実です。出会いは突然に、て感じです。さわってみて使ってみて初めて分かることってのもあります。
4 AKS-74U & AKS-74N
クリンコフは102に対してこの剛性を維持しながらもっと短くて軽ければいいなあという思いが高じて、一度中古で懲りたはずなのにまた中古に手を出しました。幸いなことに程度がいい個体をつかんだようで、今に至るまで僕の中で魂の一丁になっています。ようやく僕はここで自分の「正解」にたどり着いたようです。これは魂の一丁というだけあって自分の今までのエアガンの中で一番手をかけました。フリーダムアート社のレールを搭載して光学機器を搭載できるようにし、またそこにアングルドレールも増設して夜戦の際にウェポンライトを搭載できるようにしました
74Nはぶっちゃけ貰い物です。程度はよくはありませんでした。ですがメンテを兼ねてライトチューンを施して簡易なマークスマン仕様にしていましたが、これも宇宙戦艦よろしくいろいろ搭載しすぎて重くなり、元から長い事もあってお蔵入りするようになりました。ただ、74Nと74Uのコンビネーションの運用は柔軟性があって、逆に中途半端な102も稼働率が落ちてきました
5 マルイ M4SOCOM & マルイ Hk416C
M4SOCOMは会社の人から譲ってもらったものです。コスプレの幅を広げるためにはM4持ってたほうがいいかなぁと思ったので格安で譲ってもらいました
RASを汲んだりPECつけたりとかしていじり倒しましたが、そういえばいじるだけ弄ってもあまり運用していません。やはり僕には軽くて短くて適度に硬い方が使いやすいことがまた浮き彫りになってきました
そのため稼働率の低い装備を一切合切処分してHk416CをIYHしまして、これが僕の中で二挺目の「魂の一丁」になりました。416Cとコンビを組むようになって、M4SOCOMの稼働率も上がってきました。M4をマークスマン的に運用することによってもう使わないだろうと思った74Nも処分してしまったのですが、これは本気で後悔ししました、やっぱり僕は同じマガジンを共用できる、スタイルの違う二挺を同時運用するほうがしっくりくるみたいです
6 マルイAKS-74N & マルイ SCAR-L CQC
74Nはクリンコフの相棒を探して格安の中古を狙いました。またお蔵入りするかとも思いましたが前回の反省を鑑み、オプションを軽い目の4倍固定スコープだけに絞ることによって重量アップを極限まで抑えた結果、前よりも使いやすくなりました
SCAR-Lは一度処分しましたが、これは近所の中古屋の店じまいセールにぶち当たって格安に手に入れたSCAR-Hを他のお店との物々交換でCQCに換えたものです。店じまいセールの店でしか使えない商品券を大量に所持していたためやむを得ず購入したもののマガジンの違うHは使い勝手が悪く、CQCを置いてあるお店に持ち込んで下取りに出してCQCをIYHしたのです
一度は運用をあきらめたSCAR系列ですが、本体が重くて使い勝手が悪かった点を鑑み、軽い目の光学サイトで運用するようになった結果、以前よりも使い勝手が良くなりました。しかしせっかく使い勝手が良くなったのですがM4&416Cのコンビネーションに付け入るスキもなく、なんとなく宙ぶらりんになっています
結論から言えば
「ダガー君は小型軽量で剛性のあるコンパクトマシンガンが大好物であり、なおかつそれをサポートできる、マガジンの共用できるマークスマンライフルも同時に欲している。その中間を埋めるアサルトカービンも一見好きそうだが中途半端すぎて持て余すことが多い」
文章で書けば簡潔です。ですが、ここまでたどり着くのに無数の試行錯誤があり、多大なる金額を散財してきました。決して裕福な生活をしているわけではないのですが、われながらあきれる思いです。ていうか、こんなにIYHしてるからお金に縁がない生活してんだな俺…自分で書いてて悲しくなってきた
でも、2機種コンビネーション運用が自分にとって鉄板だと今では自信をもって言えます。ただそのコンビが2パターンもあるのは無駄だなぁとも思っていてまた大規模な軍縮を考えましたがAKコンビは中古買取店に持ち込んだら二束三文で買いたたかれそうだったので、そのままお持ち帰りして今後も運用していくことにしました。
いや、この2機種コンビネーション運用がどなたにも当てはまるなんていう気は毛頭ありません。むしろかなり無駄の多い運用だと思います
ですが、ぼくはむしろこの結論にたどり着くまでに無数の試行錯誤があったことを、今エアガン選びに悩んでいる方たちに知ってもらいたかった
エアガン選びに正解はないです。使いたいものを使えばいいともいます。ですが、その使いたいものがなにかを明確にするまでにはいろんな長くかかることもあるのです
最初から最適解を導き出すのは難しいので、まずはエアガンを見た瞬間即決して、それから足りないものをどうやって補うかを模索するのが王道なのかなぁと思います
長文失礼しました
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コメント 4
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ダガー
思いのたけを書きこんでみてある程度時間たって、今風呂上がりのダガー君なんだけど(アラフォーのオッサンの湯上り姿を想像すると食欲減退につながるので強いてお勧めはしません)
俺 一 番 最 初 に 最 適 解 引 い て る じ ゃ んorz
8年もの間気が付かなかった真実をお風呂場でいま気が付いて、実はちょっとへこんでます
そうなんですよ、俺、小型で折りたたみか伸縮ストックで固めのエアガンが好きなんですよ。なら、一番最初のG36Cで俺は正解してたわけで…
そのG36でサバゲしてて、思いつくままにパーツをいろいろ組んで取り返しのつかないことになってドナドナしたわけですが、要はG36Cでロングレンジを狙ってみたかったんです。だからG36Cに中古のKキャリハン組んでその上にダットまでのっけてサプレッサーにグリップバイポッドまでつけて、まさに「ぼくのかんがえたさいきょうのG36C」でした。自分のその時の構想では戦況に応じでパーツを組み替えて常に最適な状態で出撃するつもりだったのです
でもそんなん無理でした。そこでG36Cに見切りをつけて中古エアガンに走り、そこから長いエアガン遍歴に走るわけです
もし8年前の自分にアドバイスできるとしたら
「G36Cはそのままにしといて、迷わずKを買い足せ」というでしょう。そうすればかなり初期の段階でマガジンを共用できる2機種コンビネーションを編成出来ていたでしょう
うぅわぁ、適切なアドバイスって大事だわw
まぁ「ぼくのかんがえたさいきょうのエアガン」模索の日々も楽しかったと言えば楽しかったのですが、それでもあの時の僕に
「G36Cで接近戦からロングレンジまでマルチに戦えるようなカスタムを教えてください」って質問できるだけの知恵があれば、こうなっていなかったと思うと感慨深いです
塩コーヒー
SCAR-Hはバレルが純正で長く短く出来るのが利点ですかね。
Lは要カスタム、CQCは短い仕様なんとかならんのか・・・
G36Cが現在スタンダードで入手が楽か、というとあんまりそうとも言えないのが難点ですかね。マガズィンもポーチ選ぶし。
ワシならG3SASだなぁ。(持ってないが)
入手性、耐久性、メンテ性、価格帯どれを取っても満点でないが高得点が得られまするヽ(゚∀。)ノ
エムジェイ(MJ62)
まあ、、、今更遅い、、、ですよね、、
(コレクション眺めつつ)
最近の子に多いんですよね。失敗したくない、最初のひとつでベストを選びたい、という志向。
無理だから。とアドバイスしたいです。
ベストチョイスなんて、行くフィールド、付き合う人、保管環境、運搬形態、どころかその日の気分程度でコロコロ変わるもの。よほどの思い入れで、何が何でもその機種じゃなきゃ、というのでもなければ、むしろ変わって当たり前。何も気悩むこともないと思うんですよね。むしろ、、そういうへんなこだわりがない分、、選り取り見取りな柔軟な思考ができるんじゃない?、そう思います。
あとは、第一印象に忠実になること、かなあ。最初に自分で選んだものって、わりかしアタリ、というか、そこから刷り込みが始まるわけで。回り回ってそこに戻ってくるんですよね。私も、なんだかんだでAUGとか好きで使ってますし、一番慣れてる。
とは言いつつ失敗と思いにくいチョイスというのは確かにあって、例えば36C、例えばSAS-HC、例えば552、例えばAK-HC、あたりですね。イマドキの電動ガンはほんと精度がよくて、これら程度の小さな機種でも、長距離の精密な狙撃とかでなければ、割とどんなところでも活躍できますし。
ダガー
>>塩コーヒーさん
コメントありがとうございます
そうっすよね、いい加減SCAR-LもHと同じく分割式アウターバレルにしてくれれば悩まなくて済むのにね。てかLとL-CQCってインナーバレルとシリンダーに差があるんでしたっけ?
>>エムジェイ(MJ62)さん
そーなんすよね、手遅れっす手遅れ…
でも確かに「失敗したくない」感はひしひし伝わってきますねぇ。まぁ経済的な面もあるのかもしれませんが、それ以上になんてのかな、人の目を気にするとか外してバカにされるのを恐れてるような気もします
自分の金で自分が欲しいもんかうんだから好きなもん買えばいいと思うし、自分のチョイスに自信持てばいいと思うんですけどねぇ
>>ベストチョイスなんて、行くフィールド、付き合う人、保管環境、運搬形態、どころかその日の気分程度でコロコロ変わるもの。
まさにこれwいくら「これが魂の一丁だ」とかいっても、たまには違うエアガン使いたくもなりますぁね。長いことサバゲやってりゃベストチョイスだけ使ってたって飽きることもありますしw
ただ、不思議なことに第一印象ってあんまり裏切らないですよね。きっと、自分の中に「こんなエアガンが欲しい」って欲望があって、でもそれがうまく言語化できないうちに実際のエアガンをみて「これだ」って思うんでしょうねぇ
いろいろ悩みましたが、悩む過程も結構楽しかったってのはほんと、知ってもらいたいですねw