冬季でもGBBハンドガンを使用する人が増えた印象です。
しかし選択肢が少ないし、高価ですよね…
一番興味があったのは某社のM9A3なんですが、近代グリップはどうもお気に召さない。普通にM92が欲しいのです。
いつもの「無いなら作る」精神発動です。
先ずは下調べ、某社の素性を調べると素体の情報Get。
早速入手、密林で\8,980。
マガジンは某社の純正を同じく密林でGet。
「BM-9 CO2 マガジン Type-N」¥4,784。

1_SR92.JPG

先ずはリキットチャージの純正マガジンで動作確認。
だめだ…まともに動かん。
備忘録
・冬季の室内で気温10℃
・3発しか撃てない。or フルオートになる。
・スライドストップ掛からない。
真夏向け仕様なのかな(笑

次に、Co2マガジンで動作確認。
うん「ダメ。絶対」の初速を叩き出す…が想定内!!
対策に関してはいくつかありますが、以前さんざん弄ったMP5 GBBのノウハウを注入して対処してみます。

2_Architecture.png

上図はエアーノズルとエアーバルブを示しています。
赤がノーマルバルブとノズル、青が変更後バルブとノズルです。
黄色のスペースを調節することで、銃口側へのガス量を制限すれば理論上では初速Downが可能なはずです。
代わりにブローバック側のガス量が増えるので注意が必要です。
ノーマルの〇イGBBをCo2化するとここがネックになるでしょう。
試す場合は自己責任です。個人的にはスライドの強度的に不可だと思っているので推奨しません。
その点今回入手した素体はスライドがメタル、フレームが樹脂製なので強度を満足しています。

3_Nozle.JPG

試作チャレンジなのでちょっと汚いですが…
上の黒がノーマルバルブ、下の白が変更後バルブです。
後ろ側の厚みで初速調整しています。

4_Insert.JPG

何度かバルブ調整、分解、組み込みを経て…交換作業の工程はすっ飛ばして、完成!!
3月の関東、BB弾0.20gで初速「75m/s」になりました。
ブローバックが気持ち良いです。もう〇イさんには戻れないかも(笑
ちゃんと動作したのでマガジンもう一本買っちゃいました。
合計\18,548、某社の実売\21,000から考えると安い気がする。

参考にされる方はくれぐれも初速にご注意ください。

2023年1月追記

SRC_M92_1.JPG

1mm厚のポリカーボネートを接着して初速測定してみました。
その備忘録を残します。
室温約13℃、0,2gBB弾、Co2カートリッジ新品の条件で1マガジン(22発)撃ってみました。
結果…最大初速「93m/s」
個人的にはハンドガンって近距離で相手に痛い思いをさせないために使うサイドウエポンなわけで、ちょっと初速高過ぎだと思います。
真夏の炎天下でどの程度初速が上がるかわからないので、1.3~1.5mm厚位が適正値な気がしました。(「いや、検証しろよ」って声が聞こえる気がする…)

更に追記

気になったので1.5mm厚にして測定してみました。
室温約13℃、0,2gBB弾、Co2カートリッジ新品の条件で1マガジン(22発)撃ってみました。
結果…最大初速「83m/s」という結果になりました。
1.0mm=93m/s、1.5mm=83m/s ということは、2.0mm=73m/sと推察します。
まだ初速高い気がしますが、皆さんGBBハンドガンに求める初速ってどのくらいでしょうか?

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コメント 2

これ以上ありません。

佐藤剛。

佐藤剛。

あら!似た事を同じタイミングで考える人ってやはりいるのねw
ちょうど昨日 密林でメタルを買いそろえて色々やろうとしてた者です。
先発ありがとうございます!参考にします!!
Co2のガツガツしたリコイルがもうやめられないっす

タック

タック

コメントありがとうございます。
安価にチャレンジできたので情報共有です。
自分は卓上旋盤を保有しているのでバルブはPOM素材から削り出しました。
バルブの底厚はノーマルで約1mmですが、修正版では1.6mmで法定最大初速、最終的には夏のガードバンドを考えて2mm厚にしています。
ノーマルバルブの底に1mm厚のプラバンやワッシャーなどを張り付けてもいけるかもしれません(強度的にはちょっと不安ですが…)
参考になれば幸いです。

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