メインアーム: FA-MAS SV
FETスイッチングユニット(改)
以前作ったFETスイッチですが、あのあといろいろ知識が身についたりしたので作り直すことにしました。
現状FAMASに搭載しているものは、三菱製の70AなMOSFETを4石搭載して連続最大電流280A仕様となっていますが、正直なところ使っている基板にそんなに容量がなさそうなこと、電動ガンにはオーバースペック過ぎるということ、レイアウトがあまりよろしくなくずいぶんと巨大であることなどから、ちょっと使いにくい代物でした。
というわけで、シンプルにまとめてみました。
これで連続最大電流はFETスペックで70A。マルイ純正8.4Vバッテリー使用時の瞬間最大電流(突入電流)が50A弱らしいので、これで十分な容量かと。
「FETは壊れるから消耗品だ」とか妄言垂れ流してる人が付け忘れているであろう、ゲート電圧を安定させるパーツをつけてあるので、消耗品扱いのウンコFETスイッチとは随分と発熱が違うはずです。FETの放熱板部分にアルミ板のようなものを追加して熱対策も行う予定。
あとはモーターの逆起電力から保護するダイオードをグリップ内にでも入れてやれば完璧でしょう。
んで自分用。
結局2石140A仕様。元ラジコン勢としては無駄だと分かっていてもオーバースペックな物が欲しくなります。
モーターへの配線を接続する部分のコネクターにはマイクロヨーロピアンコネクターを試してみました。これなら86式の首周りを通せるし、LY純正の端子より電気抵抗は小さそうです。当然ケーブルは銀ケーブルを使用。基板自体の容量も増やすべく努力をしています。
上のものと比べて部品が増えていますが、アナログタイマー式ピスコンを搭載しています。セミ時にトリガー側でスイッチを切られてからモーターに流す電流を止めるのを遅らせて、ピストンを引いた状態にすることで次弾発射までのタイムラグを減らすアレです。
某ショップの製品で同等品と思われるものを搭載した電動ガンが感動的なほどキレがよかったので、それを目指したいと思います。まずは試験運用ですね。
あとは撃ち納めゲームに86式の配線つくり直しが間に合うかだ・・・。
間に合わなかったら撃てる銃が無いんですけどね。
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コメント 6
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ざくさん
おはようございます
たとえ、不要だと思っても、スペックを求めてしまうのが男の子ですよ
ピスコンに使っているスイッチですが、単体のディレイタイマーですか?
こういう部品は知らなかったです
伍拾参式ヘタレ
>todosanさん
おはようございます。
今回は基板パターンをコピー機で印刷したものをアイロンで転写する方法を試してみました。これなら量産するのも簡単だし、実際にうまくいったのでこれから作るときに取り入れていこうと思います。
ラジコンの場合、FETを大量に並列にすることでFET自体の抵抗を下げるという手法でとんでもない容量のスピードコントローラーが使われています。レギュレーションの範囲内でライバルより少しでも速いマシンを作ろうとすると、どうしてもコストパフォーマンスのよろしくない領域に足を踏み入れちゃうんですね。
電動ガン的には同じモーター同じギヤを組んだ銃同士で1分連射して撃てる弾が1発多いからといって、それが勝敗を決める状況なんてありませんから、ただのロマン装備です。
伍拾参式ヘタレ
>ざくさん
おはようございます。
見えない部分の迫力も大切です(謎
水色の部品は半固定抵抗です。
他に0.47Ωの電解コンデンサーと抵抗が1つで、OFFディレイタイマーを構成しています。
使う銃の仕様にあわせて遅らせる時間を半固定抵抗で調整できるようになっているので、時間をのばせばバースト回路としても使えると思います。
ざくさん
あぁ、そうか。
抵抗入れて、放電時間を調節しているわけですね。
なるほど。
私は、複数のコンデンサを入れて、スイッチで切り替え、セミ/バーストをやろうと思っていました。
この方が、良いですね。
頂きます...ψ(。。)メモメモ
伍拾参式ヘタレ
だいたいそんな感じです。
参考にしている某ショップのFETスイッチがそのような構成(コンデンサーと半固定抵抗の組み合わせによるアナログタイマー)になっていると作った本人(店長)から聞いたので、真似してみました。
コンデンサー単品だとセッティングをギリギリまで詰められないので、何らかの調節機構はあったほうが銃のセッティングにあわせて調整が効くので便利だと思います。
肝心の切り替えられる部分は、コンデンサを複数積むのがいいのか、抵抗を複数積むのがいいのか、はたまた可変抵抗を手袋してても操作できる位置につけたらいいのか・・・