GBB M60（INOKATSU・エスコート・TOP）調整編（最終回：バレル＆マガジン）

2013年2月15日

先週から咳が続いてて少し動くとふらつくのですが、熱が平熱のままあがらないので、
根性も無くなってきたのかと自分にあきれながら昨日病院へ。
大丈夫だと思うけど時節柄念のため見ておきましょうか、
と検査したら見事インフルエンザＡ型にHITしておりました。
新しい薬は吸入型のようですが、タミフルのほうが翌日にはすっきりしてたなぁ、
と思いつつ未だに少し身体がダルイです。
仕方ないので寝ながら「フルメタルジャケット」見てました。

また無神経に入り込むワガママ娘です。

さてバレルですが、思ったよりも簡単です。
分解はフロントバレルグループを取り出し、ドライバーで示した２本のねじを緩めます。

ネジの長さが違うので組み立てるときは要注意です。
すると、インナーバレル＆チャンバー、フロントバレル基部、
フロントバレル＆バイポッドに分かれます。

チャンバーの前についている黒いパイプとHOP調整ネジを緩めると、
インナーバレルがゴムチャンバーとともに抜けてきます。
インナーバレルの比較です。

上から純正、マルイ電動バレル、現在組みつけているマルイ改バレルです。
純正についていたゴムチャンバーは接着されていたのでちぎりとってしまいました。
構造としては、厚手のゴムチャンバーの上から芋ネジで押さえつけてHOPをかけていて、
BB弾は給弾口からノズルで押し込まれてきて、
ノズル先端もゴムチャンバー内に一定の長さで入り込んできます。
ASCSエンジンの特性上、後退しながら発射用ガスの放出が始まるので、
発射するまでの機密性を保つため、
必要な時間差をゴムチャンバー内に入り込んだ距離で稼いでます。
この距離が妥当か、までは検証する気力もないので、このままにします。
ゴムチャンバーは、短くて厚手、と言うこと以外はマルイのと似ていたので、
比較画像にあるような長さでとまるよう、中華プラバレルを短く切って差分の補充とし、
マルイゴムチャンバー内部に入れて、全体をビニールテープ止め。
もちろんゴムチャンバーの回転止め突起が引っかからないよう、プラパイプを小加工。
中華プラバレルは中華安物エアコキガンに入っていたものですが、
サイズと材質上、さまざまな機会で役に立ってくれます。
リサイクルです。エコです。（と言うほどでもないか。。。）
太さが違う部分もビニールテープで調整し、装着。
ノーマルジャンクバレルとはいえ、元よりも長くなったんだから、
７０ｍから少しは初速上がったかと思いきや、
少しもれているのか、それともインナーバレルの長さが適正よりも長くなりすぎたのか、
初速はほとんど変わりませんでした。
ノーマルの電動バレルはBB弾とのクリアランスが大きいため、
それで落ちたのかもしれませんが、もう面倒なのでコレで良いことにします。
少しは命中精度も上がったことでしょう、と思い込むことにします。
初速が不安定なのは、多重給弾の場合もあります。
回転を測っていたときに、毎分１２００発で初速が３０ｍとかいう数値が出るのは、
そのようなことでしょう。
後述するゼンマイマガジンのトルクが強い場合などによく起こります。
チャンバーのくぼみでとまるはずの弾が、ズレて２発送られたりしているようです。
さすがにコレはチャンバー等を作らなければならず、断念です。
ゼンマイの巻きすぎなどを注意するしかないかな、というところです。

ここまでで、ミニミやＭＧ４２等と同じく、
１３４ａのリキッドチャージでも作動できなくては話になりません。
それらのマガジンを無理やりつないで見たら、室内でもこの季節のせいか、
回転・初速ともに１２～３％は落ちる感じです。

最後にマガジンはマルイの多弾数マガジンを使います。
作例ではＭ１４ですが、Ｍ１６でも問題ありませんでした、

引きバネのジャンクパーツをABSパイプと瞬間接着剤ででつなぎ合わせてます。
チャンバーと接続するところは、アクリルパイプも使って太さやサイズを調整して、
抜け防止の締付け用ネジも装着。
巻き上げテストしてみたら途中で引っかかってしまいます。
つなぎ目のところで、バネの端がＡＢＳパイプ削って、
その削れた部分が出っ張って障害になってました。
なので、中ほどの一箇所は接着しないではめ込み式にして、
内部の確認・修正ができるようにしておき、ビニールテープ止めとしました。
これで快適に給弾されます。

以上で終了です。
CO2レギュレータで作動させていると不経済なので、
モデルガン的な空撃ちなどはリキッドチャージで行います。
ガスブロＬＭＧ中でも最強のリコイルなので、なかなか楽しめます。

最後にガスブロＬＭＧにハマるきっかけとなったMINIMIと。

トゥワムリーとネルソンだぁ。