メインアーム: KACPDW
マルイM14 SOCOMをCYMA M14 EBR MOD.1に組み込んでみた
以下の文章内の行動は全て自己責任において行っております。真似をして壊れた、怪我した、彼女と別れたなどが発生しても当方は一切の責任を負いません。あらかじめご了承ください。
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CAT SHIT ONEを見て以来、ボタスキーが持つM14EBRが気になって仕方がない日が続きましたが、当時EBRは高嶺の花でなかなか手が出せず、いつか手頃な値段でコンバージョンキット等が発売されることを願い、マルイ製M14 SOCOMを購入して数年が経過しました。しかし・・・
時は来たれり!!!!!
CYMAからM14EBRが発売され、しかも3万円を切る価格!!
代名詞でもあるEBRストックでなく、クレーンタイプストックなのは残念ですが、それでも価格などを考えると妥協でき、気がついたら購入していました。
しかし気になるのは命中精度。
M14なら弾幕を張るよりセミオートで確実に当てていきたい・・
しかし海外製の電動ガンにそこまで求める事ができるのだろうか・・
マルイのM14は射的大会などでも命中精度は折り紙付き。できればメカボ分解はしたくないし・・
ということで、マルイのM14がCYMAのEBRに組み込む事ができるかどうかやってみました。
懸念事項は以下の通り。
a.EBRストックにマルイのM14本体部がうまくはまるかどうか。
b.はまったとして、EBRの「モーターハウジング」がマルイのメカボックスに装着できるか。
c.装着できたとして、モーターの回転軸がギアの中心軸をうまく射貫いているか。
この3つがクリアできれば、なんとかかんとか「見た目はEBR!中身はマルイ!!(CV:高山みなみ)」は実現できると考えました。
a.ストックははまんのか?
はまりました。
モーターの角度が違う事は一目瞭然でしたので、まずモーターとモーターハウジングを外した状態で入るかを確認してみました。ここがクリアできなければその後のモーター関係をうまくやったところで意味ないですから、先に確認をしておきます。
とくに無理をする事もなく自然に入りましたので、クリアです。(注意:自分のM14SOCOMは軽量化のためにあちこちの部品を取り外しています。そのため、こちらが想定していない部品の干渉等で入らない可能性も少なからずあります。)
b.モーターハウジングの移植は可能?
加工しないと無理。
EBRのハウジングを外し、マルイM14のメカボに嵌めようとしたところ、後一歩というところで入りません。どうやら、EBRのハウジングの一部が干渉しているようでした(図1)。またのちに、ピニオンとメカボ内部のでっぱりが干渉している事も判明しました(図2)。
ちなみに、マルイ製M14に附属のEG700モーターでは長さが足りず、EBRについてきたモーターを利用します。マルイ製メカボ+CYMA製モーター&ハウジング、という組み合わせになります。
図1 EBRのハウジング干渉部分(赤丸で囲んだところ)
図2 マルイM14メカボ内部の干渉部分(赤丸で囲んだところがモーターのピニオンと干渉する)
干渉する箇所がわかるまでにも紆余曲折があったのですが、省略。
ダイヤモンドヤスリ(100均)とドリルの先端につけるタイプの回転ヤスリ(600円ぐらい)で地道に削り、以下のようになりました(図3,4,5,6)。
図3 ハウジングの削った部分 正面から
図4 ハウジングの削った部分 斜めから
図5 メカボ側の削った部分 正面から
図6 メカボ側の削った部分 斜めから
試行錯誤の後、EBRのハウジングをマルイのメカボにくっつける事に成功しました。
c.中心軸を射貫いているか?
射貫いていた。
メカボにハウジングをくっつける前からなんとなく大丈夫そうな気はしていましたが、実際にモーターを回してみるまではわかりません。モーター側の回転軸がメカボ側のギアの中心軸を射貫いていて、なおかつギアの歯面がピニオンの歯面とかみ合うような寸法になっていないとギアに無理な力がかかってしまいます。
ハウジングを嵌め、ねじを締め、バッテリーをつないでトリガーを引くと、
「ギャバン!!」と宇宙刑事のような音がなりました。
マルイM14ノーマルのメカボと比べると「ギャ」音が大きい気がします。
ピニオンにもギアにも大きな傷等は見受けられないので、多少の無理はしているかもしれませんが、深刻なものではないと判断しました。
以上a,b,cの懸念事項を全て解消し、CYMA製M14EBRにマルイ製M14を組み込むことは加工を必要とするものの大規模なものではなく、多少の道具と時間、やる気があればできるということがわかりました。
最終的な感想としては、まだM14系統を持っておらずEBRが欲しいならCYMA製を買い、命中率に不満があるならショップカスタム等で強化すべきだと思います。
自分のようにマルイ製M14を持っている人でも、どうしてもマルイ製を組み込みたいという理由がない限りは、1万円でも払ってショップにカスタムを依頼しそこそこの性能を得た方が面倒が少ないと思います。
それでもなお、マルイの命中率とEBRの外見の両方を手に入れたい欲張りな方、M14への愛が押さえきれない方は挑戦してみてもいいかもしれません・・・
おまけ(というより蛇足)
ヌンチャク型バッテリーを持っておらず、仕方がないので配線を前だしにしてPEQバッテリー対応にしました。ただでさえフロントヘビーなのにもっと重いです。
RASハンドガード内にはかなりのスペースがあるため、Lipoバッテリーなども特別薄いものでなくてもミニバッテリー相当のものなら入りそうでした。
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コメント 7
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チャーリー
ア、アイコピー!!
ゾラック
がんばりなはりましたなぁ
ポタスキーのEBRかっこいいですもんねぇ
映画やアニメ、マンガ
そう言うのに出てくる武器を作りたい!って気持ちは大変よくわかります。
僕も優しい鷲JJの乗寺飛狼のエンフィールドにどんなに憧れたか…
まぁ、憧れるだけでしたが
やっぱりこの趣味、脳内補完大事ですよね!
チャーリー
>ゾラックさん
脳内補完は重要ですね~
こころなしかクソ重い鉄砲も軽くなる気がします。
サバゲーで使うだけなら軽くて弾数多くて当たる銃はいくらでもありますから、その中でもでかくて重い銃を使うのはやはりあこがれのなせる技だと思います。
福田正博
図2の写真を見るとベベルの高さが出過ぎているので、
ピニオン-ベベルのかみ合わせがきつすぎるのではないでしょうか。
写真右側にシムが入っている場合は全部抜いちゃって
確認してみると良いです。
チャーリー
>adiosan
コメントありがとうございます。
なるほど、たしかにピニオンもモーターも変わればギアとのかみ合わせも変わってきますね。
今回は調子の良いメカボをあけずに組み込むというのが目的でしたが、将来的にメカボを分解する事になったら確かめてみます。