Hexagon Production PPsh41


スペック

フィンランドとの冬戦争で SMG の有効性を認識したソ連が PPD-34/38 やその改良型である PPD-40 を元にゲオルギー・シュパーギン技師が量産に向いた改良を加え開発したソビエトの代表的な短機関銃。

その装弾数や堅牢性が好まれ、ドイツ軍では鹵獲(ろかく)した本銃に MP717(r) の名を付けて使用していた。

71発装填のドラムマガジンが有名で、この外観から通称マンドリン(日本軍)やバラライカ(ドイツ軍)と呼ばれた。

だが、ドラムマガジンは製造に手間がかかった為、戦争後半には生産性向上の為に35発バナナマガジンも製造されている。

■モデル
同時期に発売された ARES の PPsh-41 と比較されるが、こちらは値段が安い分機能的に簡略化されている部分がある。

主な違いとしては
- ボルトのブローバック機構が無い
- バッテリー着脱はバットストックのネジ2本を外して行う。
- ドラムマガジンの装弾数が少ない(600発)
など。

基本メカ部は SYMA の M14メカボックス(Ver.7)に東京マルイ G36C のチャンバー、と寄せ集めだが、その分互換性という点では有利とも言える。

バッテリーは、11.1Vのリポバッテリーまで使えるスペースとなっているので、普通のミニバッテリーなら収容可能。また、こちらはレプリカのスリングが付属している。後にストックの色が濃い茶色のバージョンが出た。

■主なスペック
・スチール(プレス成型ボディ)、木製ストック
・セミ/フルオート
・可変式ホップアップ
・ミニバッテリー

※情報提供元:サバゲーる会員さま

メーカー
JANコード
発売日 -
全長 830mmmm
銃身長(インナーバレル長) 3,500mmg
重量
弾丸
装弾数
動力源
初速
連射速度
メカBOX
モーター
実売価格

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Q&A 1

キムソンジュ大尉のマンドリン

紅中兵

実はこちらの紹介記事も私が書いたレビューなので、「なんだ同じ様な事言ってるぞパクリか」と思うかも知れないが、そういう理由によります。(名前が載るのかと思ったら載らなかったんだよねー)。

ま、クチコミの方は何度かの実戦を経た後に書いているので少しは違う事も書けたかとは思う。

ARESと比較してだいぶ相違点がある。
仕上げはARESが小奇麗な感なのに対し、HPの方はまあ端的に言えば簡略化というか寄せ集めというか、いかにも中小製作所が頑張ってみた、という感じ。
だから、ヒットラー一味が侵入して来てウラル山脈の向こう側で大急ぎで作りました、というオリジナルのソ連っぽさが出ている様に感じられ、普段だと当然仕上げが良い方がいいのだがこの銃に関してはHPで正解な気がしている。
とはいえ、外装の主要パーツは金属製だから、モデルガン並みの雰囲気は十分出ており、MP5とかM4とかに感じられるオモチャおもちゃした感触とは皆無なのも、ゲームに使わず眺めたり飾ったりするだけの人でも満喫出来ると思う所以だ。

また、基本的に東京●イの何かのパーツと互換性がある(というか寄せ集め)な雰囲気なので、故障時のパーツ入手ではむしろ有利かも知れない。
主な点は
・メカボックスはVer.7(M14)・・・ただしSYMA製らしい
・チャンバー周りはG36C・・・壊してしまって、実際に交換済。
・多弾数ドラムのメカはM16・・・ドラムのスペースを有効に活かしてない狭い仕切りはこの所為?

等だ。
それ以外のARES製PPSHとの違いは

・ボルトがブローバックしない。チャンバー部は手動で開けてHOP調整に使うのみ
・バッテリー着脱が面倒。バットストックのネジ2本をいちいち外さないといけない
・ドラムマガジンの装弾数はARESの1500発に対しこっちは600発。でも予備スペースを自分で広げたら増量できそう。

チープさばかりが目立つ様だが、HPの方が良い点もある。
こっちにはレプリカのスリングが付属しているのだ。お陰で買ってきてすぐ、写真で良く見る首から前に下げる格好で遊べる。

実際に数ゲーム使ってみた感想としては、まあ私は元来ハンドガンナーだからやっぱ嵩張る感は第一印象として、固定ストックだからMP40とかと比べてもまだ存在感がある。そしてドラムマガジンだ。これが魅力でもあるのだが、匍匐したり藪漕ぎしたりという時には扱いに困るくらい大きい。そして、AK固定ストックみたいにグリップ周りで持った時のバランスが良いわけでもないので片手撃ちは結構辛い(でも、やったけど)。
咄嗟の反撃で何度か腰溜め射撃になった事があるが、これが意外と使いやすかった。
きちんと狙おうとすると左手はどうしてもドラムマガジンの下に来るが、腰溜めだとちょうど位置的にマガジンの直前のバレルガードを握る感じだ。
サイトも簡単な物なので、肩付けして狙って撃つよりはこういう使い方が正解なのだろう。
実際、豊富な弾数はとりあえず撃ち込んで着弾見ながら修正でも十分なだけの安心感がある。
味方の前進援護の為にかなりバラ撒きをやってみた事もあるが、600発は伊達じゃない。そろそろ終わりかと思って開けて見たがまだたんまり残っていた。
実銃の命中精度は「?」なレベルらしいが、エアガンとしてはメカ的にはマ●イと同等な訳だから集弾性もかなり良い。ただ、HOPのパッキンが硬いのか全くHOPかけてなくても0.2gだと浮いてしまった。
セレクターはトリガー前なので切り替えはしやすいが、たまに間違えてセレクターを引いてしまう事があった。ちなみに引くとセミなので安全という点はAKのセレクター(目いっぱい押し下げるとセミ)にも通じるロシア式の配慮なのだろうか。

ゲームで使うだけでなく、部屋で静かに冬戦争の苦い経験を活かし祖国解放に尽力した、この銃の歴史に想いを馳せるのも良いだろう。
「マル●が完全に切り捨てているマニア層」が求めているカテゴリーの銃であるという事を考えると、こんな物が手に入るなんてマニア冥利に尽きるというものだ。

これさえあればスタイナー軍曹ゴッコも「遊撃隊」の花火屋ゴッコも出来る!
また2次戦以降なら欧州・亜細亜問わずそこら中の戦場で使われた、幅の広ーい1丁だ。

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