マルイ エアコキ Mk23 SOCOMについて
表記、中古を先日入手し、少しイジリ&カチャパン祭りで実戦投入しましたので、その顛末などここに残しておきたいと思います。
まず、入手ですが、たまに立ち寄るハードオフ平塚店にて、\1500-で置いてあるのを発見。その場では10禁か18禁か判断出来ませんでしたが、いずれ欲しいとは思っていたので、10禁でもコレクションとしてはOKですから購入を決断。
なお、その横に置いてあったCz75\1500-ナリも一緒に購入。
初速を測ったり色々調べてみると、Cz75はまごうことなき10禁でしたが(コレクションなので問題なし)、Mk23はアルミバレルだけど初速は50m/s台が出る、本来存在しないモデルであることが分かりました。
オリジナルの状態では、スライドやグリップの刻印に墨入れ(というか白入れ?)が成されていないこともあり、これは前オーナーが色々と手を入れた証であると判断します。要は、10禁ベースのキメラ18禁モデルである、と。
この時点で、かなりこの銃が愛おしくなってきている七面鳥、とりあえずサイトにダットを入れます。
100均の2mmのポンチで100均の蓄光シールを打ち抜いて、これを貼り付けて、これまた100均のネイル用クリアで上から塗って保護する、いつもの作業。
これで、ずいぶんと狙いやすくなります。
Mk23 SOCOMは、嫌いではなかったのですが、あまりにも大振りなそのガタイと、ガスガンとしてはマルイの固定スライドしかない(と思い込んでました、後日、KSCの(イマイチ評判悪い)GBBと、S2Sのマルイコピー品があることを知ります)ので、イマイチ食手が動かなかったのですが……
いいじゃないですかこれ!
いかにもアメリカン、いかにも耐久性重視のこのデカさ。長砲身(銃身ではない)大好きの七面鳥としては、手にしてみて考えが火なり変わりました。
なんと言っても、射撃精度がアホほど高い!
射撃時に可動部がないエアコキとは言え、この精度(図参照)はなかなか。
※狙点は中心、中心の円は直径10cm。
ので。この子で、来るべき「春のカチャパン祭り」に出る事を計画し始めます。
取り急ぎ、本厚木のポストホビーさんに予備マガジンと、14mm逆ねじアダプタの取り寄せを依頼。
アダプタは、サイレンサーもですが、トレーサーを着けたいという欲望がメラメラと出てきまして……
で、数日後に届いたアダプタ経由でマルイのフルオートトレーサを着けてみました。
撃ってみると、発光は問題無いのですが、給弾に問題が……上手くチャンバに弾が上がらない。
どうやら、トレーサの重みでバレルがテイクダウン出来ず、チャンバから弾がこぼれてスライドの隙間に落ちてしまう模様。
これは流石にどうしょうもないので、実戦でのトレーサ使用は諦めましょう。
そのかわり、外見をもっとマッチョにするため、ストライクフェイスの取り付けを考えます。
運のいいことに、ヤフオクに3Dプリンタ製のストライクフェイスを出品している方を発見。その製品、本来はバレル先端にねじ込む構造ですが、ねじ込み用金具を別にした状態で売っていただけるという事で、発注。
そのままでは付きませんから、適当な安物のピカティニレール(アルミ製)をamazonでポチって、適当な長さに切って、Mk23のフレームにネジ止め。
Mk23のフレームはプラ、しかもモナカ構造ですから、これでは強度的に不安ですが、ネジの片方がウェイトの鉛に当たっている事もあり、穴にタップを切った上で、フレームに100均透明エポキシ接着剤を少し垂らしてネジ止めしました。ストライクフェイス側も同様に本体に穴あけ&タップ切り、これも外皮はかなり薄くて脆そうだったので、多めにエポキシを流し込んでネジ止め。あ、言い忘れました、レールとフレーム及びストライクフェイスは、薄手の強力両面テープを併用して固定してます。
これで、見た目は迫力満点のMk23 SOCOMの出来上がり。
「春のカチャパン祭り」当日の流れは割愛しますが、開始前に出店を覗いたところ、フレームのモナカが半開きマグキャッチ故障のMk23、しかも18禁がジャンク扱いで\600-で出てました。
もう、部品取り用に速攻で購入。
工具も持って来ているので、分解交換その他は問題無く出来ますが、万が一、折角着けたストライクフェイスがネジがゆるゆるになってしまうと哀しいので、午前中は手を出さずにそのまま使用し、昼食後の休憩時にまずジャンクの弾道確認。びっくりするくらい飛びます。まるで、18禁と10禁では違うHOPパッキン使ってるみたい、というか違うのだと(この時は)誤解しました。
ただし、弾道そのものは暴れる傾向がありましたが、飛び優先でバレルとシリンダ周りの交換を決意。
昼メシ後に組みバラシニコイチを行いました。
実を言うと、最初に手に入れたキメラ君は、シリンダをスライドに固定する突起が片方折れており(マルイエアコキMk23の持病らしいですが)、ジャンク君はここが折れてなかったので、その意味でも交換しておきたかったのです。
交換自体は難しい事は何もなく、心配していたレールのネジ止めは特に緩むことなく問題無しで一安心。
午後のゲームも、充分に楽しめました。
翌日。改めて弾速と精度を確認してみましたが、18禁シリンダ&ピストン&バレルで、50m/sカツカツしか出てない&精度はアルミバレルに比べてかなり悪い。
しからば、(この時点で誤解してたので)HOPパッキンだけ移植して、よく飛びよく中るアルミバレルキメラ18禁モデルにしたろやないかい!という事で真鍮バレルをバラしてみると……
シールテープ巻き巻きの上、パッキンの上に、金属の薄板が二枚も噛ましてありました。
また、10禁はパッキンとバレルの間にプラのスペーサがありますが、18禁は真鍮バレルとパッキンが直で中っている構造であることも確認。
どうやら、よく飛ぶ(よくHOPがかかる)原因はこの薄板によるHOP強化で、弾道のバラツキは、HOP強化でHOP脇のパッキンが横に逃げて、バレルの端面に発車時のBB弾がブチ当たるからではないか、と推察できました。
……と、ここで段落作成制限。10段落しか作れないのね……part2に続きます。
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コメント 2
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ゲッター1
お疲れ様です(^-^ゞ
東京マルイのエアコキ系ハンドガンの…10禁と18禁見分け方は…
銃口を見て…インナーバレルが…アルミ(銀)バレルだったら…10禁仕様です
真鍮(金)バレルならば…18禁仕様です
因みに…コルトガバメントは…10禁と18禁の各インナーバレルは両方アルミバレルなので…見分けが…付きにくいです(  ̄ー ̄)
二式大型七面鳥
> ゲッター1様
バレル、お店で覗き込んだけど、よく見えなかったんですよね(^^;)
結果としてキメラ個体という、セオリー無視なものでしたが。
真鍮バレルの方が精度がいいと一般に言われてますが、正直、あんまり変わらない気がします(個人の感想です)。