メインアーム: AK47
サバイバルゲームとしての技術論 射程距離編
超初心者の為のサバゲー技術論、貴様等が言うなシリーズ。
今回は、射程距離編です。
箱だしノーマルとか、レンタル借りたりとか、初心者でサバゲーを始めたんだけど、数回参加してるうちに、「勝てないなぁ、つまんなくなってきたなぁ」ぐらいの方にオススメです。
「勝てないけど、楽しい」中級者ぐらいの方が、サバゲー理論を再確認するのにもお使い下さい。
書いてる俺は「軍事物に興味が限りなく無い、生粋のサバゲーマー」です。
まぁ、全体公開前提なら、これだけ書いとけば苦情もでるまい。
前回のハンドガン編のメインは
「初心者は、慌てて銃を構えると、銃口が上を向く癖があるので、そこを矯正しましょう」
でしたね。
チェンバル語では
「クウェ!!クワックワッドドロゲマスゲ」
です。
簡単ですね。
やっぱりこういうのを入れていかないと、落ち着かないのが悪い癖だと思います。
まぁ、戻して。
よーするに、そこの根底にあるのは
「トイガンと実銃は違うんだよ」
という部分であり
「HOPUPを利用して飛距離を稼いでいるトイガンの弾は、少々上気味にいく」
という事を理解してもらう為でした。
ですから、トイガンを使用しているサバイバルゲームでは、実銃をベースとしての教本は、まったく役にたちません。
でも、その格好で撃つと、カッコイイじゃん!!という気持ちはわかるので、それを追い求める人はやれ。わかる。俺だって2丁拳銃かまえるときは、銃を「ハの字」に開くさ!!かっこいいもん!!
あたらねぇけど。
さて、今日は射程距離のお話です。
けっこういろんな人が書いてることを全否定かましそうですが、何度も言う。初心者向けな!!
サバゲー初めて半年ぐらい、全然敵をヒットできないよ……されてばっかしだ。
と、経験者はみんなゾンビかましてるんじゃね?ぐらいに疑心暗鬼になってきた少年に対してのおっさんからのメッセージ。
あ、今回もスナイパーは概念から外してね。
俺があんまりスナイパーやらないってのもあるんだけど(やったけど向いてない)、あれは特殊な人種の人がやれるもんだと思ってます。
スナイパー風なら、簡単だけど。
スナイパーで成果を上げるようにする為には、乗り越えなきゃいかん事が多すぎる。
よく雑誌にも出ている図ですが
弾の軌跡の概念図は、こんな感じ。
青 視線。射線でも可
赤 HOPなし(実銃)
緑 HOPUP
という感じです。かなり極端ですけどね。
この緑のラインのHOPUPを調整して、狙った場所に当たるようにしているわけです。
ここで今回、注目して欲しいのは、緑のライン、最頂点から、一気に落ちる部分。
これが、HOPUP最大の弱点です。
HOPを弱めれば、このように一気に下がることは少なくなりますが、パワー切れで急激に奇跡が落ち込んでいくのは変わりません。なだらかになるか、ストンと落ちるか。
フィールドで弾を弾道調整するとき、自分の目で弾を追う人、多いと思います。
その時、弾をみていると、視界から消える部分がある筈。
それは、弾がもう、下がっているんです。
人間は、予測で視線、ピントを動かしますので、視力よりも、予測外に弾が動くと、目が追えないんですね。
そこが君の銃の「射程距離」です。
野外フィールドだと試射場がある筈です。
その試射場は、ちょっと気が利いてるフィールドなら、的にメーターが書いてある筈。
大体、15、20、25、30ぐらいまで。
そして見ると、「え?30mってこんなに近いの?」って思うでしょう。
いや、近いねん。30mって。
電動ガンで当てれるようにするのは、この30mが基本です。
多分、構えて撃って、この30mには簡単に当たるでしょう。
銃を下にもって、構えて、10発フルオートで撃って、この30mに5発当たれば大丈夫。
もし、それが出来れば、君の電動ガンの「有効射程距離」です。
逆に言えばね。
30mレンジ以上の試射場って作ろうと思えばフィールドってつくれる筈。
でも、30mぐらいまでしか作らない。
なぜかって簡単。
この距離が電動ガンの実質有効射程距離だから。
ハンドガンに持ち替えてみましょう。持ってたら。
落ち着いて狙えば、試射場で30mの的に当てること、出来ると思います。
で、さっきと一緒。ホルスターにいれるか、ポケットにいれて、抜いて構えて撃ってみる。
試射場にテーブルが置いてあるなら、テーブルに置いてからスタートでもいいよ。
流れるように。抜いて構えて、狙うのに2秒とかかけちゃ駄目。
2秒あると、電動ガンは30発叩き込んでくるから。1秒目標。
この時、的に撃つのはハンドガンの場合、3発ね。
それ以上撃ってもいいけど、撃つとマガジン冷えるから、有効射程距離落ちるよ。
(マルイハイキャパのようなダブルカラムなら5発いける)
3発のうち、1発でも30mの的に当たることって、まず無い。
20mなら、1発当たります。とか、15mなら2発当たります。とかの結果になると思う。
10mで、1発しか駄目だ。でも構わない。
それが君のハンドガンの「有効射程距離」だから。
練習して有効射程距離を上げよう!!なんて無茶を言うわけでもないからね。
30mの試射なんて、そうそう家で出来ないでしょ?
うちはできるぜーって人は、頑張れ。上げとけ。
電動ガン 30m
ハンドガン 15m-20m
これが実際のサバゲーでの「有効射程距離」しかも目標値。
これを
「フィールドでの目視で距離がわかるようになる」
のが、一番重要。
車の車間距離みたいなもん。
距離を測るのって目測じゃ難しいと思うなら。
初めて行ったフィールドでは、ゲーム前に、「初めてなんで中ちょっと見せてください」とフィールド管理者にいいなはれ。
7時30開場、10時開始なら、7時30に行きなさい。
そっから、1時間ー2時間かけて、隠れそうなバリケードからバリケードまでの距離を測るとよろし。
どうやってって?
自分の歩幅しらべとけ。1mなら30歩だ。
金があるなら、ゴルフ用の距離測定器とか買ってもいいんじゃね?(いつも考えるが俺は買ったこと無い。願望)
そして、(弾数制限があるゲームは特に)この射程距離を知った上で、「絶対当てられる」って時以外はフルオートを使わないように。
セミだとスイッチ焼け付きそうだけど。
これは、弾切れを最小限に抑えるのと、フルでうっちゃって、弾がリロードしきれない(多弾ゼンマイ切れ)だったり、ノーマルマガジン派はマグチェンジタイミングずれちゃうのが怖いから。
威嚇射撃はセミでやるか、フルの指きりバーストで。
そういう弾は撃たない!!って意識でもいいけど、威嚇射撃は相手の前進を下げる効果があるので、アタッカーはマメにやっとくといい。アタッカーが走るハンドガンナーなら、その仕事はアタッカーの後ろ、バックアッパーの仕事。
で、上記を理解できるようになると、逆もわかるでしょ?
「30mが電動ガンの射程距離なら、40m離れれば、敵の弾は当たらない」
これ、超重要。
バリケードに隠れて、当たらない距離を撃ちあって弾を消費しあうなんてもったいない。
40mはなれてれば、別に平地でも弾なんざ当たらない。
まぁ、こっちも当たらないけど。
敵の動きが見える分、30mギリギリのバリケードの後ろで、弾がバリケードに当たって怖ーい。とか言ってる位なら、40mはなれた平地いた方がマシ。
あ、でもバリケードの後ろに一人はいるのは重要ね。いるだけで、そこがラインになるから。
ここらへんの細かい話は次回の「位置取り」で。
スナイパーは50mぐらいいけるって言うかもしれない。
実際50mぐらい飛ばすスナイパーいるけども。
でもね。
BB弾をHOPで飛ばしてる限り、50m飛ばすスナイパーは、何かを犠牲にしてるわけです。
それは弾が持つエネルギー量。
これは絶対。
なぜかって?だってエネルギーの基本であるJ(ジュール)上限が法律で決まってますもん。
弾の運動量は、みんな同じ。
横から1mの風でも吹いてれば、絶対に弾は曲がる。50m距離なら絶対。
真面目にカスタムして、制流効果や巻き込み狙ってつくった銃は、風の影響をモロにうける。
フィールドに風が吹いてるなら、勝負はアタッカーの物。
もし、初弾を相手が外して、力ないセミの弾が自分の付近に落ちた場合。
自分の射程距離外に敵がいると感じたら。
ゆっくり横移動するだけで絶対に当たらないと信じてればOK。
(まぁ、それでも狙って当てる上級スナイパーはいる。そん時は諦めろ(笑))
そして叫ぶとよろし、「前方にスナイパーいます!!」って。
多分、中級者ぐらいのアタッカーが、スナイパー食いに迂回はじめるから。
自分の銃の射程距離を知る。
それは、電動ガンでも、ハンドガンでも30m。がんばってカスタムした銃でも35m
J(ジュール)上限が決まってるから。HOPで弾を飛ばしてるから。
自分の銃の有効射程距離を知る。
電動ガンだと25m、ハンドガン15mしかない。としても、その距離まで詰めればOK。
ハンドガンで15mだとしても、40mから、15mまで、25m詰めればいいわけですよ。
どんだけ足が遅かろうが、おっさんだろうが、明日の筋肉痛を考えなければ、3秒ぐらいだべ。
その3秒を誰かに気を引いてもらえれば、一気に詰めて倒せる。
まぁ、その為に「位置取り」が重要になるんだけど、何度も書くけど次回ね。
2マンセルとか3マンセルとかいうものです。これもサバゲーとしてのマンセルを書きます。
サバゲーは、インドアもあるけど、アウトドアのゲーム。
フィールドには風が吹いてて高低差があるんだから、そこを理解して、「有効射程距離」を覚えましょ。
それは難しいことじゃなくて。
フィールドに1時間早く着けばいいだけ。簡単でしょ?
アタッカーなら特に。まぁ、ディフェンダーもだけど。
風はめっちゃ重要。
だって、BB弾は0.2gしかない球形なんだもの。って事を理解するのが重要なのです。
アタッカーは、風が吹いたら動くのだ。木枯らし紋次郎テーマなのだ。
PS
なんか全体にって声もあったので、もうちょっと全体公開。
でもまぁ、いつか「サバゲーる会員まで」にいきなり戻すんで
続きも気なる人は、友だち登録か、チーム持ってる人は、KITCHEN FIRESに有効チーム登録かますか、お気に入りにいれとくか、俺の名前おぼえといて。
PS2
最後のね、「日記に使う動画」って機能を使いたかったの。
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コメント 8
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MAXI
いや~素晴らしい解説ありがとうございました。分かりやすく説明するのってなかなか難しいですよね。
私も、電動ガン30m以下、ハンドガンは10m以下というところで意識して動きます。それでも、棒立ちしてる人以外はなかなか当たらないですね~
一生懸命未来射撃しても、たいして当たってくれません
風の影響も顕著ですね、以前、川越デザストでM14の遠射が全く使い物にならず、MAC10に持ち替えたらとたんにヒット取れるようになりました。弾を避けて走りながら敵に当てるとか、楽しい瞬間でした。
ばび
素晴らしいか、解りやすいかはおいといてくださいませ(笑
推敲もしない一発勝負で書いてるのが問題。
まぁ、希望としては若者、走れ!!になれば嬉しいんですよねー
フラッグ前のバリケードで隠れてる少年見ると、貴様の両足と若さは何の為にあると思ってんねん。と言いたくなります。
おっちゃんもう走れないんで。走ると午後のゲーム捨てるんで。
デザストの風は、長物捨てたくなる時ありますよね
でもDS川越の若者は、「いけーい」というと、走ってくれるので好きです。
注:脅してるわけではありません
Momopapa
いやいやいつもすばらしい!
私の場合自分が撃った弾があなたにヒットしてるよってわかる距離でヒット狙うよう足使って頑張ってます。あ~momopapaにやられた~ってww
でもよくやられますがww
遠距離でヒットさせてもすでにパワー落ちた状態で故意にゾンビではなく気づかれない場合おおいですからね~メクラ撃ちしてる相手に回り込みかけたり、楽しみ方次第でゲームはもっと楽しめます!敵の戦法に文句つければつけられますがいかにどんな敵であろうといろんな戦術で攻略しようと考えるのが本当のサバゲーマーだと思います。
「いかに敵に近づいてヒット狙うか」
ホップがない頃のエアコキサバゲ時代のの有名チーム「the ninja」の教えですね~ww