思い出は時の流れに残せない

2010年10月20日

ちょっとミリタリーとは関係ない話。要は愚痴っすわ。

１０年近く前に肺がんを患った祖父と共に潰えた祖父の会社は秋葉原の外れにあって、
幼少時代はよく小遣いをせびｒ・・・いや遊びに行ってたもんです。
秋葉原には松楽という支那そば屋があり、かつては”昭和のレトロな雰囲気”としてTVにも紹介された事があるんですよ。
秋葉原に行く度に必ずそこで食べてました。
パスタでいうリングイーネを一周り細くしたような、卵麺と言えばいいんでしょうか、白い面が大変お気に入りで御座いまして。シューマイも絶品なもんで、もういつもセットで頂いてましたねぇ。
これまた数年前にそのレトロなお店も土地の関係ですかね、店じまいとなりまして。
ただ、その近くに”松楽”を冠した支那そば屋が存続していました、今もあります。

時は流れ、ねだればゲームギア（新品）すら現生でポンと買ってくれた金づｒ・・・もとい祖父はもう居ない。その金額を工面するには今のサラリーマンたる自分じゃあ、趣味を一ヶ月完全に封印して小遣い遊興費を全額投入しても足りるかどうか。
松楽には行こうとは思いつつも多忙で機会がなかった所、昨日やっと利用できました。
過去に脇見して分かってた事ですが、もうレトロな雰囲気はなく、奥に細長いL字型カウンターにはもう１０人座れるかどうか。
店入ってすぐ左の見えにくい所に食券機ですよ！
閉口しつつも購入し、持ってこられたワンタンメン大盛り。

・・・違う。違うんだよ、こんな丸いちぢれ麺じゃない。
ともかく食ってみよう、話はそれからだ。

・・・・さようなら。いい思い出はもう消えてました。
前の勤め先の、従業員食堂がおいてた安物ラーメンと同じ麺の味がした。

なんだろうこの取り返しのつかないような悲しさは。
最近不祥事やらで老舗がよく潰れたりしてますが、その老舗に対して今の自分と同じ感情を抱いていた人多かったんだろうなぁ。他人事で見てたけど。

洗濯板が全自動乾燥機付洗濯機になったように、時代の流れには逆らえないものですかね。
物は失って始めてその価値に気づくって言葉では理解してたけど・・・。
何気に親権取られそうだし。

そんな事よりコレを見てくれ、
こいつをどう思う？

すごく・・・矛盾してます・・・。
１、何故に薬莢が突き刺さっているのか。
２、何故に外側にめくれているのか。
パッと見の表現として一番分かりやすいから、と言われればそれまでながら、推論を立ててみた。
”内側から外側に向けて、ハンマーで思いっきりブッ叩いて貫通させた図に違いない！”
・・・・何のために？？

いや上記のような事があったもんで、ついカッとなって買って来てしまった。後悔はしていない。
しかも開閉音がね。
チャキーン！（オープン）
カチョンク！（クローズ）
なんて音がすれば良かったに、
チャッ（オープン）
チョッ（クローズ）
音が著しくちゃっちいぞヲイィーーーー！
もうガッカリだよホント！
あーもー最近こんなんばっか！

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