メインアーム: VSR10 リアルショックバージョン
サバイバルゲームフィールドの管理と運営の分離
前回のプライベートフィールドと営利フィールドのメリットデメリットから
まだ続く話なのですが、
サバイバルゲームフィールドはフィールド管理とゲーム運営の分離化を進めたら双方のメリットのいいとこどりとなり、現在の多様化した価値観のニーズに対応しやすくなると思います。
保育所の例で自社運営と委託運営で
「保育所運営について全く携わったことがない場合は、一からの内容となるのでなかなか運営のハードルが高い」
というのがあります。
https://ameblo.jp/5star-imai/entry-12286005053.html
ホテル経営なんかは既にこの管理と運営の分離が導入されています。
https://innto.jp/column/post-1198/
まさに現在のサバイバルゲームは価値観が多様化しその結果として
各種トラブルの原因になっているのではないかと思います。
そのすべてに精通しているフィールドマスターはまずいないと思います。
しかし、お客様はその全てが来る可能性があります。
もちろんある程度は勉強が必要、しかしそれにはコストも時間も掛かるし、業務上義務的に習得した付け焼刃の知識では本当に好きでやっているコアユーザーを満足させることはできないと思います。
それより最初からその道の専門家が担当した方がよりクオリティーは高くなるし即効性があると思います。
また従来の定例会形式だとどうしても収益を上げないといけないので
たくさんの人を呼ぶ以上多種多様な価値観で有象無象の人が集まります。
それらを手っ取り早く統制するにはルールで縛って無難な内容をするのが一番となってしまいます。
リスクマネジメント上も止む追えないと思います。
その結果プライベートフィールドで身内だけでするのが良いという意見も増えるのでしょう。
かといってフィールドを作るというのは
多額の初期投資も必要でおいそれと出来る事ではない。
また、前回の日記でも書いた通り、プライベートフィールドにはプライベートフィールドのデメリットがあります。
理想とするゲームフィールドをやりたいけど予算がないから出来ないという人は多いと思います。
結構自分ならもっとよくフィールドを運営できるという意見を見かけますが
実際行動に移せないのは予算の壁が大きいからでしょう。
そこで、最初のフィールド管理とゲーム運営の分離化という話になります。
フィールド管理はフィールド管理を行うのみでゲーム運営は行わず
ゲーム運営したい人に其処を貸し出すという形です。
飲食店で近年増えている間借り出店と同じような考えで
出店者全員が間借りしているという形になるでしょうか。
フィールド管理を分離すれば最大のコストである施設管理費をゲーム運営者が直接負担する必要はなくなります。
フィールド管理者からしても、ゲーム運営にかかる人件費が丸ごと無くなりその分経費が抑えられますし、ゲーム運営に関するリスクマネジメント対策も出来ます。
また、貸切の料金が高いという意見にもマッチすると思います。
・フィールド貸切料 固定にしてほしい しないと発展しない
https://svgr.jp/my/yubideppou/diaries/10386
実際の例で言うと九州のフィールドで
同一フィールドを共有し、ゲーム運営は別としている例があります。
片方は非常にコアユーザー向けで正直言って一般受けするとは言い難いゲームのみを行っているようです。
しかし、分離化することで多様化したニーズにも対応したという一例目なので
今後どのようになっていくか注視していきたいですね。
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コメント 6
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GunShop S・A Arsenal
コメントありがとうございます。
最近話題に上がっている定例会におけるUAB対軍装の対立等こそが
価値観の多様化の分かりやすい例かなと思います。
従来の定例会形式だとどうしても双方ごちゃ混ぜになってしまいますし
人を集めて収益を上げないといけないという経営上でも止む追えない部分です。
両方のイベントをフィールドが主催となってやるというのでは
上記の通り業務上義務的に習得した付け焼刃の知識となってしまうでしょう。
両方の専門家を雇うとすれば更なる経費高騰を招いて料金アップにもつながります。
例としてUAB対軍装を上げてますが、もっと例はあるかと思います。
だからこそ各自が思い思いに好きなように
自分たちにマッチしたゲーム運営できれば一番丸く収まるのではと思います。
その上でフィールド管理者が運営したい人が利用運営しやすいシステムを
整備していくのが管理と運営の分離という訳です。
現状での貸切システムだと運営したい人が利用運営しやすいシステムではないとは確かに思います。
フィールドの作りというのはそもそもの大前提にあると思います。
gale
話が逸れてるのか沿ってるのか分かりませんが、例えばその日集まろうとする有象無象の方向性を多数決で決めるんでしょうか?
当日では無駄な時間の発生しかないので予約の時点などで「こうしたい」と要求できる…要求した事がある程度反映されやすい場にするという
恐らく地域やフィールドの差かもしれませんが、大っぴらに方向性の対立が起きたのを見たことが無いので
そういう部分の話が通じてない気がしますが…
gale
>フィールドの作りというのはそもそもの大前提にあると思います。
大前提であれば最初から豊富なゲーマーとしての目線の元で主導の上で作らないと不可能では…
途中からおいそれと作り変える事が不可能な部分が多いフィールドの設計で、初期費用の話も出されてるので言うと
様々なニーズへの対応に、土地が作られる前から想定・配慮できて実行でき、加えて信頼もできる人材という要求を出資者がするには
現状とてもハードルが高く無謀だと思えます
それこそ10年以上前からゲームを続けていて、且つ既にどこかのフィールドオーナーやスタッフとしても長く従事して双方の目線を理解している人でないと…
最初から7・8割以上の人間が楽しいと言えるフィールドがあり、そこから先の運営の手腕という話が主眼であれば
フィールドを作る部分の話題はいらないと思います
運営に提案を出すのであればフワっとした方向性ではなく、より実現可能で具体的な手順や手法を出して頂かないと
どこに歯車を噛み合わせていい話なのかプレーヤー目線からも分かりません
GunShop S・A Arsenal
コメントありがとうございます
>>恐らく地域やフィールドの差かもしれませんが
大っぴらに方向性の対立が起きたのを見たことが無いので
そういう部分の話が通じてない気がしますが…
自分の所だとプレイスタイルの差やチーム間の対立が酷くて
定例会形式だとトラブルが絶えないですね。
実際そういう意見は多いという訳でもないでしょうが
他所でもないわけではないようです。
なのでそれを解決する手段としての管理と運営の分離です。
物凄く端的に行ってしまえば
つまり有料フィールドをホームにしたプライベートチームなら
フィールドの部分がプライベートでなくなったというだけで
その他はプライベートのままという形でゲームが出来るのでは?
そして有料フィールドなのだから、所有権はフィールド管理者なので
フィールド管理者が中立の立場で全てのチームに同条件で貸し出せば
多数のチームで共有することもできます。
そうすれば自分の地域の問題は解決するのでは?という事です。
有料フィールドなら管理するのはフィールド管理者なので
プレイヤーは遊ぶことだけに集中できるメリットもあります。
確かに資金面などは現状とてもハードルが高く無謀ともいえますが
その辺りは逆説的に最初にどの位資金が見込めるかをはっきりさせて
その資金の範囲内で作ればいいかなと思います。
新規で作らず既存フィールドの運営形態を変えるという考え方もあります。
もちろんできなければそれはしょうがない事でしょう。
その時は改めて他の解決方法を探せばよいかと思います。
gale
>有料フィールドをホームにしたプライベートチームなら
フィールドの部分がプライベートでなくなったというだけで
その他はプライベートのままという形でゲームが出来るのでは?
関東圏のフィールドでは、これは要するに貸切というスタイルの話では…
参加者を身内限定にせずオープンスタイルで募集をする人はそこそこなりに居ます
その際の宣伝をフィールドの所有者・管理者のホームページやblogやSNSで自分と併せて発信してもらうというのが一番手堅い訳ですが。
地域によってはそういった形が取れないフィールドが間々あるのかな…?