先日の定例会で、気になったM40A5の発射音。
改めて、片っ端から、手持ちのサプレッサーを試してみるが殆ど効果は感じない。

M40A5はドナドナして、他の銃を…。
頭をよぎる悪魔の囁き。
いや、手放すくらいなら、手を出していなかったエアブレーキ加工を試してからだ!

物欲を抑え、ついにエアブレーキ加工を決心(この葛藤、解りますよね?)。

先ずはゴソゴソと素材探ししながら、加工方法を模索。

案①
VSRピストンのエアブレーキ移植。
(凸スナKAZUさん方式)
→パス。VSRピストンの予備を持っていない。M40A5の静音化のためにVSRを生け贄にするのは気が引ける。

案②
プラモデルの枝(ランナー)加工案。
→申し訳程度に付いている、M40A5エアブレーキ切除に、なんとなく抵抗感があり、一旦保留。

案③
グルーガンのグルースティック(?)で整形。
→いけそうな気がしたが、スティック加工難しい❗あと、もう少し柔軟性のある素材を使いたい。

もともと、銃の調整は「不可逆的加工は避けたい」タイプの自分。なので、出来れば、案①&②は避けたい。
もっと手軽で、可逆的加工でなんとか解決する方法を考え、悩むこと数十分。

ふと思いつき、昔なんとなく手に入れた“ある文具(?)“を手に取る。

「これ、行けるかも…」

適当な長さに切って、M40A5のエアブレーキにはめ込んでカラ撃ち。

明らかに音が小さくなっている‼️
弾速は、5m/sec程度低下していたので、スペーサーを咬まして、ゼロホップで、78~79m/sec(0.28㌘弾)に調整。

ベンチマークのVSRとのカラ撃ち比較。

音量はVSRより小さい気がする。
音質は、「ボムっ」というこもった低音のVSRに対し、「バスっ」という少し高い音のM40A5。

ここで、カミサンに、カラ撃ちの音を聞き比べて貰う。
まだ、VSRよりM40A5の方が耳に残るらしい。
しかし、カミサン曰く。
「(加工前のM40A5より)音は小さくなったと思う」

おぉ❗
まるでエアガンに興味が無いカミサンだが、キッチリ加工前の発射音を覚えており、差を聞き分けてくれる。

さらに、もう一加工。
カミサンにも指摘された、耳に残るピストンの打撃音を何とかしてみる。

これは簡単。
ノズルのピストンヘッドとの接触面に緩衝材を貼り付けるだけ。

仮組みしてカラ撃ち。
VSRと音質は違うが、甲高い打撃音が消えたかなり抑えられた感じ。

ここで再びカミサンに協力要請w
更に音が小さくなり、打撃音がほとんど消えたとの御言葉を賜ったので、満足して作業を終了。

小一時間程度の作業時間で、VSR-10 G-SPEC以上の静音M40A5が完成。

我ながら恐ろしい銃を作ってしまった気がする((((;゜Д゜)))

いや、一番恐ろしいのは、エアガンに興味が無いのに、キッチリ加工前後の音を聞き分けるカミサンかもしれないw

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コメント 8

これ以上ありません。

二式大型七面鳥

二式大型七面鳥

こんにちは。
>エアガンに興味が無いのに、キッチリ加工前後の音を聞き分けるカミサンかも
いや真面目な話、もしや、「気になる音は耳に残る」の可能性は……
なお、ウチは試射は家族が居ないとき中心にやってます……

やま

やま

二式大型七面鳥 さん

コメントありがとうございます。
「嫌な音は耳に残る」とのご意見はその通りかもしれないですね。

Nazgul

Nazgul

炸裂音系は耳障りですから、例の甲高い音が消えたとなると寒くなっても
良い感じに紛れそうですね。

そうですか。とうとう奥様も・・・。今度は構えて射手側でもジャッジ
してもらって、次に弾を込めた音は撃ってるほうはどう聞こえるの?と
撃ってもらって聞いてもらってを繰り返しましょうか。
何かが起こるかも知れません(笑)

AS01はシリンダーヘッドにソルボを貼って、更に完全にシリンダー
ヘッドとピストンが密着しないようにゴムで凹凸と付けて空間を
作って炸裂音を低減しました。

文具チューニングですか・・・何か、”なぞなぞ”の問いのよう・・・
M40の救世主的婦人静穏チューニングになりそうですね。

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