メインアーム: mini UZI
感動の3バーストショット【KSC M93R-II 07HK】
レビューした装備
総合評価
KSCのガスブローバックの代表ともいえるM93R
KSCのM93Rにはいくつかの開発系統があり、それぞれに互換性はない。今回レビューする「KSC M93R-II 07HK」はKSC一押しの最新エンジンであるシステム7を搭載したモデルで実写性能は他の系統のM93Rと比べてもズバ抜けて高いと評価されている。
このモデルは設計は日本で、製造は台湾で行われている。その為か現在市場では品薄状態が続いていて私もやっと手に入れることができた。
在庫切れについてKSCに問い合わせを行ったところ「ちかく再生産をおこなうのでホームページをチェックしておいてほしい」とのこと。具体的な時期は言えないようだが欲しい人は再生産を期待してよさそうだ。
見た目や質感について
さすがはKSC、プラパーツのエッジはしっかりと出ているうえラインもちゃんと消されている。
M93Rのチャームポイントである前方のグリップは金属で再現されていて満足度は高い。インナーバレルはハイダーぎりぎりまで伸びているが、テーパーがかかっていて黒染めのためにとても目立ちにい。性能とリアリティの両立を図っているところに好感を感じる。
スライドストップは適度なテンションがかかっていて、トイガンとしてやや硬めでしっかりしている。
新規開発の07HK用のマガジンは亜鉛一体形成のようで、実射性能を重視してるようだ。旧型マガジンより見た目は劣化してるものの弾の込めやすさなどは進化していてストレスなくローディングできる。
初速や集弾性について
ガスガンなので初速は70後半から80後半までマガジンの温度によってばらつきがでる。1月の室内射撃で初速は80以上でているので実射性能は高いようだ。
集弾性も文句なしのレベルで、ゲームのメインウェポンとして戦える。KSCの従来モデルより間違いなく良くあたる。
剛性について
前方の折りたたみ式のグリップは金属なのでしっかりしている。
両手でしっかり握っても軋みはないので剛性は問題ない。
持ち運びやすさ(重さについて)
重量は1kgを超えているのでハンドガンとしては重量級。しかしながらSMGやカービンに比べれば重さは半分から1/3なので全く気にならない。
欠点をいうのであえば、マガジンが長いうえに本体も大きいので専用のマグポーチとホルスターが必要になる点である。
この点をみても、サイドアームというよりメインウェポンとして使っていきたい銃だ。
カスタムについて
KSCから純正のオプションパーツがいくつか発売されている。
なかでもオススメしたいのが折りたたみ式のストックで、実用性はともかくとてもかっこいい。
内部パーツに関しては下手にいじらない方がいい。KSCのガスブロはマルイと比べると繊細で壊れやすいので下手に社外品パーツを組み込むと動作しないかもしれない。しかもメーカーサポートが受けられなくなる可能性もあるのでカスタムよりメンテナンスを楽しむのがいいだろう。
ちなみに私はグリップだけ社外品に交換してある。
ゲームでの使用感
インドアでは最高のウェポンである。初速は90未満でセミ・フル・バーストができるので真夏日でなければレギュレーションにもバッチリ適合するだろう。
ロングマガジンをつかえば49発も装填でき冷えにも強くなる。
単発では物足りないけど、フルオートだと無駄弾を撃ってしまうという人にこそ3バーストで戦ってみてほしい。残弾の管理のしやすさと火力を兼ねそろえた革命的なシステムだと感じるに違いない。
最後に
システム7の特徴として、非常に軽快なブローバックがあげられる。製品名にハードキックと書いてある割に反動は小さく、旧エンジンのほうが単発での撃ち味はいい。
しかし、システム7の3バーストやフルオートの回転の早さは圧倒的で、総合的にみるとシステム7の方が優れている。M93R-II 07HKは昔からのフルオートガスブローバック好きの人はもちろん、マルイのG18Cでマシンピストルに目覚めた人、始めてのマシンピストルの購入を考えている人すべてにお勧めできるモデルだ。
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コメント 7
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総長ユウスケ
ガスガンの季節が待ち遠しいですね。
ふじさん
>>総長ユウスケさん
そうですね!
今の季節、あの手この手でマガジンを温めて使ってますが銃にマガジンをさしてからは温度を維持するのは難しいんですよね
心なしかシステム7は従来より燃費が悪くなり冷えが早くなった感じがするのは今が冬だからかもしれません
早くあったかくならないかな~