メインアーム: mini UZI
【KSC M4CQB-R】今度こそ期待を裏切らない動作性
レビューした装備
総合評価
※8月15日 追記③記入
個人的には発売前から注目していた「KSC M4CQB-R」
このCQB-RはKSCにとってバリエーション展開といった位置付けで、
今から1年前ほど前に発売したM4A1をベースに改良した物となっている。
私は発売翌日に手に入れて、今日で1週間経ったのでインプレッションを書くことにした。
この商品は5万円弱と若干高めの価格設定の為、WEB上の情報を精査してから購入しようという人も多いはずなので少しでも役に立つことができればと思っている。(ちなみに、WAのM4と比較したいという人も多いかと思うので、所々引き合いに出していきたい。
購入するか迷っている人へ
ずばり、買う価値がある。
実物を触るまで私は、KSCのM4は前科者(M4シリーズ1作目のM4A1初期ロットはあまり良い物ではなかった)であることからあまり期待をしていなかった。たぶんご覧の皆さんも同じく思う。
しかし、撃ってみるとそのマイナスイメージは一気に払拭された。
ボルトの後退スピードが早く、フルオートのサイクルも速い。リコイルもWAM4に負けてはいなかった。
他社M4と比べていくつか減点要素(後述)があるものの、動作性は予想の遥か上を行っているので気になっている人は買って損はしないはずだ。ちなみに私自信はこの商品に大満足で、すぐに新型のマガジンを6本揃えてしまった。
減点要素
前項で触れた減点要素について具体例を5点あげていきたい。
1.アッパーレシーバーが3ピース構造
剛性は十分あり、軋む様子は今のところない。つなぎ目も外側から目立たないのでさほど気にする点では無いように思える。サードパーティのレシーバーセットに期待。2.ボルトストップをチャージングハンドルを引いてもで解除できない
WAM4ではボルトストップには解除方向の力が働いているので解除できるが、KSCM4では解除方向に力がかかっていないので解除不能である。これは諦めるしかない。3.レシーバーが少し長い、そして太い
実銃と比べて横幅でいうと1.5mm、長さは2mmほど大きい。わずか2mmされど2mm。WAも純正では実銃とサイズが違うものの、サードパーティのレシーバーが発売されている。4.チャージングハンドルを引いたときのゴリゴリ感
何かと可動部がざらざらしているので、ハンドル引くとゴリゴリっとした感触がある。これだけ抵抗が大きいのに箱出しで動作快調なのは逆に驚きの事実。ちなみに、慣らしていると徐々に動作が良くなってくる。5.個体によってはマガジンがすごくキツイ
私の個体も掌で叩き込まないと入らなかったが、1週間たった今では普通に抜き差しができるようになった。マガジンとレシーバーはガッチリ固定されるのでむしろ今では好印象。1~3は対策パーツが出ないことにはどうしようもない欠点だが、4,5は動作とメンテナンスを繰り返せばみるみる状態が良くなっていくので気にしないで良いだろう。
詳細スペック
長さとか重さといった情報はメーカのHPに書いてあるので、ここではメーカHPに書いてないことを。
1.初速
28度設定のエアコンが効いた室内で、エアダスターをパワーソースに測定。ガスガンは初速の振れ幅が大きいので参考程度にどうぞ。購入直後は初速の低さが気になったが(0.2で75m程度)300発程を発射した後に再度測定したところ初速が向上していた。ちなみに弾速計はX3200で、中華製なのでどこまで正確かはわからないマルイバイオ0.2 87m/s
エクセルバイオ0.25 76m/sだいたい0.7J強のパワーの様である。
2.サイクル
フルオートでx3200の測定管に全弾撃つのが不可能なので正確な表現はできないが、余裕を持って3秒以内に30発を撃ち切れるので秒間10発は確実に超えている。サイクルはWAのM4SVより早いのは間違いない。3.リコイル
リコイルについて触れるのは2度目になるが、リコイルはほんのわずかだがWAM4に軍配が上がる。KSCM4はリコイルスプリングガイドが樹脂製で軽いので、この辺が微妙なリコイルの差を生みだしているのかもしれない。
余談だがブローバック時、WAM4は大きな金属音がするが、KSCM4はボフッっという鈍い破裂音がする。4.グルーピング
ガスブロにしては良く当たる方。しかし、国産ボルトアクションライフルやマルイの電動と同じ水準は求めない方がいい。
銃を固定しないで撃っているので正確ではないが、10m立射で15センチ以内に纏った。
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コメント 7
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TIIDA77
レビューお疲れ様です。
>2.ボルトストップをチャージングハンドルを引いてもで解除できない
↑
今のWAM4ではこれが改善されてるんですね。
私のは古いので、ボルトストップするとマガジン入れ替えてハンドル引いても解除できず、ちょっと嫌でした。
WEはさすがに元々実物通りで、これ以外にもWEの方がリアルなので、それが理由でWEに行ってます。
しかし既にマガジン6本はスゴイ!
ふじさん
コメントありがとうございます。そしてレスポンス遅くなりすいません…最近忙しくて土日しか時間ないんですよね
また、今朝編集しようとしたら、どうにもうまくいかず(入力確認画面に進まない現象)追加情報を掲載できませんでした。残念…
>>PSYさん
初速に関してですが、夏場怖いですね
ちなみに、世の中で言う流速チューンみたいな初速の変化具合でして
HOPを限界までかけると初速上がります。
HOPMAXでマルイのセミバイオ使った時、炎天下の屋外でしたが90後半の初速が出たりするんで困った子ですね。
他の方の情報では初速遅いみたいなんで、個体差の様です。
現状、ゲームで使うGBBM4としては最高峰です。おすすめですよー
>>D-MAXIさん
0.25弾を使うとかなり安定した弾道を描きます。エクセルやS2S等の径の小さい0.25弾お勧めです。
CKFでは0.2制限ですが、射線が短いので十分すぎる性能を発揮すると思います。
今度MAXIさんのゲームにもっていきますね!
私も完全にWAM4から乗り換えですよw1万円のWA純正マガジン4本あるのにもったいない感じですが…
>>TIIDA77さん
WAも徐々に進化してるんですね
私はSVしか持っていないので古いタイプの仕様を初めて知りました!
今度私もWEに手を出してみようかと・・・その時は助言お願いします
マガジンですが、WAの半額なので揃えやすいですよーWEのマガジンと同じくらいかな?
ふじさん
追記①
故障報告:発射弾数500~700発目にてハンマー破損
真ん中からぽっきり逝った。破損時にボルトとかにも傷が入ってショック
KSCに入院させる予定
ふじさん
追記②
故障対応:
入院させると送料が高い為、次の日にパーツを注文した。
ここはさすがの国内メーカ、注文翌日に到着。故障してから2日で修理することができた。
サイクル:
X3200を固定して測ってみた。
分間740発ほどなので、秒間換算13発といったところ
ライトウェイトボルト:
大胆な肉抜きと、スチール素材ならではの硬質感がよい。
すり合わせ無しでも十分動くものの、少し調整したほうが各部のパーツの消耗も少なくなるし、動作も良くなるのではないかと思う。
希望があれば、ノーマルボルトとのサイクル、初速の比較を行いたい。
ふじさん
追記③
集弾性(グルーピング)について:
昨日のCKF定例会にて、ガスブローバック限定シューティングマッチを行った。
ルール:
台の上に銃をおいた状態でスタートし、15秒以内に5発射撃
ターゲットはアームズマガジン公認ターゲットをA4に印刷して使用
私の使用弾は0.2gエクセルバイオ
結果:
5発全弾マンシルエットに命中し、得点は39点
10点ゾーンに1発、8点ゾーンに1発、7点ゾーンに3発が命中した。
ちなみに、CKFのガスブロシューティングマッチとしては現状、歴代2位のスコアということでガスブロの中では良く当たる銃といって間違いないのではないか
マガジンリップについて:
スクラッチがつかない様リップがプラ化した新型マガジンだが、昨日のゲームで落下させたところプラリップが変形してしまった。
金属リップだったら平気だったのか、あるいは曲がったり折れたりしたか、は神のみぞ知るところではある。
マガジンの自重が600g弱あるので落とすと相当に壊れやすい。極力落とさないようにしたい。