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サバゲー初心者(僕)が試行錯誤しながら考える「脱初心者ノウハウ」その2です。あくまで初心者なりの考えなので、中級者・熟練者の方のご意見歓迎。

何をきっかけにサバイバルゲームやモデルガンに興味をもつか、というのは人それぞれですが、アニメから、という方も少なくないでしょう。ちょい恥ずかしいのですが、僕はたぶん「シティハンター」です(笑)。ハンドガン好きなのも、きっとそのせい。

ちなみに、サバイバルゲームをはじめてすぐ、冴羽獠よろしく「横っ飛びざまに射撃しつつ前転(もちろん命中)」をやろうとしましたが…こりゃ無理だとあえなく断念(笑)

<バリケード越しの撃ち合いはクールでない(脱初心者的な意味で)>

さて、こうしたアニメ派(?)初心者に多い間違いが「遮蔽物越しに正面からガシガシ交互に撃ち合ってしまう」ことじゃないか、と感じています。アニメに限らず、映画やドラマでもそうしたシチュエーションは多いですよね。そのイメージままに「銃撃戦」をしてしまう。

相手も自分もバリケードや立ち木など遮蔽物の裏にいて、お互いの位置が掴めている。あとは乗り出して撃つ→相手が遮蔽の裏に隠れる→反撃で打ち込まれるので隠れる。→射撃が止んだ隙にまた乗り出して撃つ→相手が隠れる…のリピート。

いかにも血肉湧き踊る攻防!という感じではあります。
しかしこれ、あまり良い状況だとは思えません。
ほぼ丁半博打だからです。

どんな熟練者でも、射撃するには遮蔽から身を晒さないといけません。お互いの位置が判明している以上、あとはその狭いヒットゾーンにどちらが先に BB 弾を当てられるか、という勝負です。距離が遠ければまだ射撃技術も絡むのですが、20m 前後の近距離戦になると(そしてこれが状況として一番多い)、どうしても偶然の要素ほうが濃くなります。

アニメの主役には「主人公補正」がありますが、我々リアル一般人にそんなモノはありません(笑)。脱初心者=サバゲ技術の向上を考えるなら、こうした「運頼み」はできるだけ避けるべきかと。勝っても負けても、幸運/不運では経験値になりません。

<じゃあどうすりゃいいのさ>

一番良いのは、むやみに撃ち合いを続けず、その場を離れることだと思います。お互いの位置認識を一旦リセットする訳です。もちろん、できるのなら相手の位置は把握したまま自分だけ「行方不明」になるのがベスト。その上で回り込んで、相手の予想していない方向から攻撃、ヒットを狙います。

移動を相手に見られさえしなければ、隣のバリケードに移るだけでも、次の一射は優位に立てるはずです。例えば:撃ち込む→相手が頭を引っ込める→その隙に移動する など。まあ、その前に敵をきっちり把握していないと、移動時に別の敵に撃たれたりしますが(苦笑)

とはいえ、要所を守っていたり、どうしてもこのルートを突破しなければならないなど、状況がそれを許さないこともあります。その際は、五分五分の状況をせめて七/三、できれば八/二くらいに持込みたい。

具体的には、味方を呼びこんで、1対多の状況をつくる。忘れがちですが、TVゲームと違い、フィールドでプレイヤーが把握できる情報はとても限られています。自分が把握している敵位置を、味方は大抵知りません。だから声をだして味方と情報共有することは重要で、効果的です。

例えば この方の動画 とか、「情報共有」という意味で凄い参考になると思います。

それも無理(味方が居ない、展開できるスペースがない)なら…遮蔽の取り方を工夫する、リズムを単調にしない、同じ箇所から顔を出さない、とか工夫しましょう。でも、本質的には博打です。

<つまり、ステイ・クール>

上の話はあくまで一例にすぎないので、状況により最適解は異なります。また、別にバリケードでの戦闘が駄目だ、という意味ではないので誤解なく。ようは、アツクなって運頼みの撃ち合いにでるのではなく、常にクレバーに状況を判断して、より自分が生き残れる可能性が高い選択肢をとること。それがサバゲー上達のキモなんじゃないかと思う次第です。

どうですかね?

その01は こちら
その03は こちら

※写真は Thai Army Moves to Confront Protesters から(勝手に)転載しています。(しかしどういう状況なんだこれ)

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コメント 8

グロッキーK

グロッキーK

皆さん、アドバイスありがとうございます!概ね、ご賛同いただけてホットしています。「お前がヘタクソなだけだろ!」と言われたらどうしようかと思ってました(苦笑)

タクトさん>
> ところで、冒頭の「横っ飛びざまに射撃しつつ前転(もちろん命中)」ですが
http://www.youtube.com/watch?v=ZVSNjkisI7g この動画の50秒くらいからみたいな感じでしょうか・・・?w

まじでやっとる…(;゚ Д ゚)

市川 真夜

市川 真夜

相互に連携の取れる味方が居ればいいんですが‥ね(笑)
定例会だと大体バラバラですからバリケに入って撃ちまくったモン勝ち感が‥

のぶ

のぶ

私はその行為を
『モグラ叩きに興じるモグラ』と称し
その場を膠着させるだけの
面白くない行為なんだよ・・・と言っています

結局得物の性能に頼ってしまうが為に
起こる現象ですので
拳銃を使おう
リボルバーを使おう・・・と,遊びの幅を広げる事を勧めているわけなのです

toben

toben

最近、まさにグロッキーさんのこの日記の内容と同じことをプレイしながら気が付いたのですが、
コメントを見るとやはり、うまい人はそういうことだったんですね

同時に気が付いたことは、相手と2,30M離れていれば、真横に全力ダッシュすると以外と当たらないということです。
秒速約90Mとはいえ実銃に比べればはるかに遅い弾速ですから、2,30M進むころには約0.3秒かかるわけで、ダッシュすれば着弾するころには1、2Mは進んでいますからね。
(上級者はそれをも計算にいれてサイティングするのでしょうが・・・)

グロッキーK

グロッキーK

市川さん>
わかります!僕も基本定例会にソロ参加なので、なかなか辛いところです。ですがそのぶん、周囲に声をかけてうまく立ち回れたときは快感ですね。

のぶさん>
言い得て妙ですね。モグラのモグラ叩き。ただ、このモグラ叩きは案外、やってる本人は楽しいのが問題なんですよねー(苦笑)
ご指摘の通り、偶然ではありますが僕は最初からハンドガン(まあSMGみたいなもんですが)メインでしたので、結果的に「モグラ」問題に比較的早く気づけたのかもしれません。

tobenさん>
そうそう!自分に対して平行に走っている人に当てるのって難しいですよね。「少し前方をサイティング」するのが定石なんでしょうけど、まだ咄嗟にそこまでできないです(汗

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