CYMAのMP5Jを買った上で部品の交換と整備をしてみた結果

2014年4月26日

インドアやCQBフィールドで使う目的でMP5を探していた所、目にとまったので購入。
ブローバックモデルであり、射撃に連動してポートカバーがｶﾞｷﾝｶﾞｷﾝと動きます。

まず初期整備です。
メカボ洗浄、全体にヤスリかけ、グリス塗り直し等を行います。そしてタペプレ・ノズル・スプリング類・シリンダーヘッド・ピストンのOリングをマルイのver・２用に交換し、ピストンにはブローバック用の突起にステンレスワッシャーを切ったものを貼り付けて強度を確保。ライラクスのMS８０スプリング（と思われる中古のスプリング）を入れ、メカボを組み、イザドライブ！

次の瞬間「ｺﾞｷﾝｯ」という鈍い音と共に、メカボの一切の動作が止まりました。

開いてみると、スパーギヤとセクターギヤの歯が飛んでいました。
理由は簡単で、スプリングの長さの問題でした。この銃のスプリングガイドはベアリング入りのもので、さらにピストン内部にもオモリが入っているのでかなりかさ上げされるため、STD用の長く、巻数の多いスプリングをそのまま使うと、ピストンを引ききる前にスプリングが縮みきってしまうという訳です。
元々入っていたスプリングはかなり短くカットされていて、ピストンが引ききっても縮みきらないため、無事だったという訳でした。

調べてみると、その長さは次世代用のカスタムスプリングのそれに匹敵していました。なので、まずスプリングはKM企画の次世代用スプリング（２８０ｍｍ用）に変更、ギヤをCOREの１８：１ギヤに変更しました。

その上でドライブすると、スムーズに動いてくれました。ホッと一息です。
気になるのは初速ですが、目標初速が0.2gで８５程度なのですが・・・
この銃は高めだと聞いたので、少々不安ではあります。９５とかだったらバレル斬るしか無ぇ・・・
一応自家製の簡易初速測定器で大雑把に測ってみると、１Jは超えていませんでした。というか低すぎる可能性も。ｵｰﾏｲｶﾞｯ
ブローバックは快調そのものです。金属ワッシャーの効果なのか、射撃時に鳴る金属音がより激しくなった気がします。

その後、チャンバーパッキンをマルイ純正のものに変更し、組み上げて、ひとまず完成と相成りました。

さて・・・整備の中で気づいた点。

まず、セレクタープレート。そのものではなく、それが動く際に干渉するメカボ。
黒く塗装されていて格好いいのは良いのですが、表面処理がザラザラ。これではプラ製のセレクタープレートは削れてしまいます。なので、表面をヤスリかけしました。
同じ要領で、ブローバックするパーツとの干渉部分も同じくヤスリかけ。
さらに、ブローバックするパーツとピストンとの干渉部分も同じくヤスリかけ。

つまりヤスリ必須という訳です。
メカボ内部にせよバリが有ったし、純正ギヤの表面も中々ザラザラでした。
耐水ペーパーの１５００番および２０００番がおおいに活躍してくれました。

あ・・・あとは初速が・・・理想通りであれば良いんだけど・・・。

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