びぞんの中身を弄る（cyma bizon）

2016年11月27日

某オクにて14000円で新品を入手。実は買うつもりは無かったんですが、気付いたら入札してました（失笑）

サプレッサーの他、AKバッテリー、充電器、ローダーが付属。まあ豪華。

スチールがちもりで剛性が凄いです。その割に軽い。不思議。

ひとまず撃ってみましたが、思っていたよりレスポンスが良く、弾道も散りはしますが癖がなく、使い易そう。
ギヤノイズは有りますが気になる程ではありません。
・・・あれ、これcyma製だよな・・・？

ただ、やはり打撃音がやたらでかい割に初速はそれなり。弾が縦に散る傾向があることからも、初速が不安定と考えられます。間違いなく吸排気系に問題があります。

はい、バラしました。
エイリアングリスはまぁいつも通り。
スプリングガイドはベアリング付き。
スプリングは自由長が長めですがそこまで固くはありません。
ピストンはつるっとした樹脂製。以前の同社のmp5はざらざらした硬い樹脂でしたが、随分変わりました。
シリンダーは加速シリンダー。歪みなどはありません。材質は・・・何だろうコレ？磁石には付きません。
シリンダーヘッドもピストンと同じ材質。が、ノズルは透明ないつもの奴。残念。ピストンもシリンダーヘッドも、案の定Oリングが縮んで、気密スカスカ。シリンダーヘッドに貼ってある緩衝材も、ただのゴム板なため、打撃音が大きい一因になってそう。
ギヤは、ベベル、スパーギヤの軸がぶれていたり、バリがあったりと低品質。
タペットプレートはバリもなく材質もよく、普通に使えます。
軸受けは7mmで、十字のグリス溜まりがあるメタル、無接着。モノは悪くはありません。
モーターは見た目汚いいつもの超トルクモーター。すぐ、熱くなる。
チャンバーはメタル。精度は悪くなく、気密もしっかり取れてます。
バレルは恐らく真鍮。歪みも傷も無し。銃口側にテーパーが掛かっています。

ギヤとノズル、Oリング、モーター以外は普通に使えるレベルです。質、上がったなぁ。

カスタム内容は、
スプリング→アングスの不等ピッチS
ピストンのOリング→マルイ純正
シリンダーヘッド→マルイ純正
ノズル→マルイ純正AK用
タペットプレートのスプリング→マルイ純正
チャンバーパッキン→魔ホップ軟
パッキンを押すゴム→マルイ純正
モーター→EG1000s、sbd装着
ギヤ→余っていた中華ギヤの中で精度の良いもの
軸受け→SHSの7mmベアリングにマルイシリコングリスを馴染ませたもの
グリス→マルイ純正高粘土&シリコングリス
その他→シム調整、接点グリス塗布、ピストンレール研磨

安く、余り物の有効活用で仕上げました。

初速→未計測ながら縦の散りは激減。安定したと思われる
弾道→0.2g弾ではしばらく飛んだ後僅かに浮いてから落ちる。0.25g弾ではスーッと直線を描き、ストンと落ちる。
レスポンス→段違いに上昇。マルイスタンダード以上は確実。
作動音等→激減。逆転防止ラッチの音が気になるレベルになった。ピストン打撃音もくぐもった低めの音に。銃口からパンパン音がするが、サプレッサーのおかげでかなり抑えられる。

・・・これまでいじった中で、最高の出来になりました。cyma製品の潜在能力は凄い。
後は初速がどうなっているか・・・。
あ、マガジンとマガジンポーチ探さなきゃなぁ。

ちなみにsbd装着時、モーター内にネジが落ち、一時間格闘しました。中華モーターの磁力を使い、六角レンチを介してくっつけて引き出す事が出来ましたが・・・ほんと、焦りました。

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