多機能で寒さにも強い、頼れるマシンピストル

レビューした装備

M93R II 07HK

KSC

総合評価

3点（普通）

見た目や質感について

3点（普通）

さすがはＫＳＣといった所でしょうか、刻印も含め文句有りません。
獣の牙を連想させるフォアグリップにより攻撃的な印象を持ちながらも、Ｍ９の美しいラインが損なわれていないのが素晴らしいと感じました。

初速や集弾性について

3点（普通）

初速は８０台前半でマルイハンドガンに比べて高め。集弾性は、セミではマルイ程では無いにしても良好で、フル・３バーストでは若干散りますが用途に合っているのでむしろ歓迎出来る仕様かと思います。フォアグリップをしっかり持って撃てば反動も軽減出来、セミであれば３０Ｍ先のマンターゲットにもほぼ当たってくれます。

剛性について

3点（普通）

スライドは割れたという話を稀に聞きます。また、マズル部分が折れたという話も聞きます。更に、スライドストップ部分が経年と共に削れ、スライドストップがかからなくなったという話も聞きます。スライド側に強度不足が有るようです。

持ち運びやすさ（重さについて）

3点（普通）

特別重いとは思いません。が、腕力によっては少し重く感じるかも知れません。他の銃より少し重いかな、といった雰囲気です。

取り回しの良さ（全長について）

3点（普通）

少々大きい様です。ロングマガジンを取り付けると、伏せ撃ちがし辛くなります。しかし、まあその程度でしょう。ハンドガンとしての取り回し方は普通に出来ます。

必要な整備について

3点（普通）

こまめかつ丁寧な整備が必須です。特に動く部分にはシリコンオイルや柔らかめのグリスをこまめに塗ることが必要です。
特にスライドストップ周辺については、グリスをしっかり塗って削れを防ぐ事が大切です。
また、固体によると思いますが、箱出しではチャンバーパッキンに大量のバリがありました。

グリップ内部の３バースト機構について、私の固体は部品のかみ合わせに問題が有り、フルオートになってしまう症状が有りました。これはグリップのカバーの裏にプラ板を貼って、ずれている部品を押さえつける事で解決しました。

ゲームでの使用感

3点（普通）

兎に角使い易いです。拳銃の形のサブマシンガンと考えて問題有りません。ガス容量も多く、息切れの心配も少ないため安心して使えます。

セミでの有効射程はコン電くらいは有ると思われます。３バーストを使う事で弾数を過剰に消費せずに弾幕を張れるのも大きな強みです。ショットガンの様に三発の弾がまとまって飛んで行きます。この銃をメインにし、アタッカーとして動くのも良いのではないかと思います。
反面、その大きさもありサイドアームにするにはどうも不向きです。ホルスターに入れて使うには少しかさばる様です。また、合うホルスターも少ないです。