メインアーム: M1911A1 コルトガバメント
ぼろぼろだったm1934
レビューした装備
総合評価
某リサイクルショップにて、ガスダダ漏れ品として、ショーケースの一番下段で売られていたこの銃。
謎の粉と垢だらけでかなり汚く、ガンスタンドに雑に乗せられ、そのくせ7千円を超える値段が付いています。
しかし、見ているうちに、どうにも気になり始めたのです。理由は分かりませんが、無性に手に取りたくなりました。
見せてもらうと、小さいながらずっしり重く、フレームもスライドもパーティングラインが見当たらない。錆もなし、スライドにがたつきも無く、動きもスムーズ。欠けも割れも見当たらない。というかこれ、HW材ではないのか?
なにより、汚れてはいても、何かのエンブレムの様な、気品すらあるこの美しいライン。
こんな美しい銃が、ショーケースの片隅でぼろぼろなまま横たわっていてはいけない。いいわけがない。
はい、買いました。
オーバーホールして内部のゴミや謎の粉を取り除き、可動部を軽く研磨・注油し、表面の汚れも綺麗に拭き取ってやりました。
思っていたより内部の磨耗は少なく、綺麗なものでした。
画像はその後のもの。中々綺麗になりました。
マガジンのガス漏れは注入バルブからでした。Oリングを取り替えて終了。あっさり治りました。フォロアーを通すレールが歪んで下がらなかったので、これも修正。
見た目や質感について
スライド、フレーム共にHW材であり、グリップパネルは金属製。このため、ワルサーPPK/S以下のサイズながら、500グラムを超える重量があり、ずっしりとした重みがあります。塗装も綺麗で、しっとりとした気品があります。流石はウエスタンアームズ。
初速や集弾性、作動性について
はかっていませんが、ホップ構造はつまづき型の固定ホップ。射程は20mていど、初速も低い様です。まあ、こういうタイプの銃ですから、それで充分ですね。集団性は、射程内でならヘッドショットも狙っていけるくらいはありました。
作動性も、シンプルブローバックな事もあり中々のもの。
気温17度でも2マグはうちきれます。このマガジンサイズにリコイルスプリングの硬さでこれはすごい。
動き自体は、流石に重さは有りませんが、ハリのある気持ち良い動き。意外にもガッ、ガッ、と、しっかりしたリコイルが味わえます。
剛性について
中々しっかりしています。乱暴に扱わなければ破損はしないでしょう。
持ち運びやすさ(重さについて)
重量感はあっても、せいぜい500グラム。軽いものです。
取り回しの良さ(全長について)
尋常ではない取り回しの良さです。ワルサーPPK/Sと比べても、幅も薄く、取り回しでは上回っています。
こうして並べると、ワルサーPPK/Sがやぼったく見えてきますね・・・。
カスタムについて
必要ありません。というか出来ません。グリップ変えたり、塗装するくらいでしょう。HW材なので、ブルーイングもアリかも知れません。
ゲームでの使用感
未使用なため不明ですが、マガジンキャッチがグリップ底部であり、スライドストップ機能が無いことを考えると、ゲーム向きとは言えません。この点ではワルサーPPK/Sに軍配が上がります。
・・・とはいえ、そこは慣れ次第。実戦でも充分通用しうるポテンシャルがあります。いやー、良い買い物をしました。
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コメント 1
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ジライヤ
>SNF216様
コメント有難うございます。
新品だとモノによっては三万するんですねコレ・・・電動ガン一丁分・・・。
しかしこの見た目にこの作動性であれば、それも納得?な気が?します?
ベレッタのデザインは本当にきれいですよね。