レビューした装備

総合評価

5点(とても良い)

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H&K最新のポリマーフレームオート、vp9。これをVFCがモデルアップしたと聞いて気になっていたのですが、マルイ電動ガン約1丁分の値段(22.000円前後)が気になり、手を出せずにいました。今回、年始のテンションと勢いで衝動買いしたのでレビューします。

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余談ですが、最古のポリマーフレームオート、vp70mとのツーショット。どちらもH&K製であり、ストライカー式、9×19mm弾を使用と、基本的な部分は共通なこともあり、どこか感慨深いものがあります。

見た目や質感について

4点(良い)

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スライド、アウターバレルはメタル。肉厚で重量があります。スライドを引いた時や戻した時のジャキンッという音は、病みつきになります。
別パーツになったエキストラクター、ちゃんと可動するローディングインジケーター等、作り込みはかなりのもの。
スライド表面の塗装は粗めにざらざらしていて、独特の触り心地。
グリップパネルとバックストラップ?は交換可能で、デフォのもの+二種が付属。手に合わせて変更出来ます。
アンダーレイルが付いてますが少し幅が広いのか、マルイのCQBライトはかなりキツキツでした。

初速や集弾性について

3点(普通)

初速は計っていません。集弾性は、計る以前に、箱出しでは弾が左へカーブし、真っ直ぐ飛びませんでした。これは個体差があるようですね。原因は後述します。

ちなみに、修正後はマルイ標準レベルの素直な弾道を見せました。

作動性について

5点(とても良い)

注入バルブは海外仕様で音がしません。約8秒程が適正な注入時間の様です。気温15度でも1秒間隔でならホールドオープンします。ある程度低温でもきちんと動きます。リコイルスプリングはまあまあ硬く、しかも重いメタルスライドと考えると、これは凄い。

持ち運びやすさ(重さについて)

3点(普通)

メタルアウター、メタルスライドで全体に重く、フロントヘビー気味。慣れるまでは、人によっては違和感があるかも。

取り回しの良さ(全長について)

5点(とても良い)

丁度いい大きさで、意外にもコンパクト。感覚としては、ワルサーp99等に近いです。

初期調整について

3点(普通)

まず、簡易分解について。ばらすのは簡単ですが、組む時は少しクセがあり、スライドを組み付けてディスアッセンブリーレバーを回そうとしても回らない事があります。これは、少しインナーバレルを押し込んでやればOKです。バレル基部とフレームのはめ込み部分がかなりタイトで、うまくはまらない事があるのです。

まずは、スライドとフレームのレールを軽く研磨し、シリコンスプレーをさします。ザラザラの塗装が作動部にもがっちりついているので結構な抵抗になっており、これだけでかなり変わります。

問題はチャンバー。マルイと同じ構造ですが、銃口から見てみると、ホップが水平に降りていない。原因は、ホップアームとチャンバーのクリアランスが緩く、アームがしなってしまう事にありました。アームとチャンバーの間に、予備マグが入っていた袋のビニール部分を切り取って貼り付け、クリアランスを詰めて解決。
チャンバーラバーはkscで見られる二点支持構造。硬さも然程ではなく、このためもあってか、前述の様に良好な集弾性をみせます。

ゲームでの使用感(予想)

4点(良い)

初期に少し弄る必要はあるものの、大口径シリンダー(スライド内スペースを目一杯つかうため、四角形になっている)とメタルスライド、アウターバレルが生み出す強烈なリコイルと作動性、金属的な作動音、良好な集弾性、丁度良い大きさによる扱い易さ。

ホルスターさえ調達出来れば、使って良し見て良しの素晴らしい銃だと思います。

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