総合評価

4点(良い)

東京マルイが、ロシアの特殊部隊「スペツナズ」が使用しているという"設定"で発売している、同社AK47の派生モデルです。本機種の前身として、ストックのないモデルがかつて「AK47スペツナズ」という名前で限定発売されていて、ベータスペツナズはその後継モデルといっても良いでしょう。

中古美品で入手し、内部をグリスアップ程度のリファインした以外はノーマルな個体でのレビューです。

見た目や質感について

3点(普通)

"設定"で、いわゆる架空銃です。現実派の方々には少々受けが悪いようです。

メインフレームは樹脂製で、グリップ、ハンドガード、ストックはラバーコーティングされています。黒系のモノトーンで精悍です。このラバーコーティングは年数が経つとベタつきや剥がれがでてくることがあります。

初速や集弾性について

3点(普通)

ノーマル状態では、初速は80m/sを少し上回るくらい。集弾性は、35mくらいまでなら人間大ターゲット狙って当てられる程度です。銃身の長さなりといったところでしょう。

照準が短いので、しっかり狙わないとすぐ当たらなくなります。狙えてる、いないがよくわかります。ストックがしっかりしてるので、がっちりと保持することができ、ちゃんと狙って撃つ事の大切さをおしえてくれます。

剛性について

3点(普通)

フレームは樹脂製です。AK特有の形状で、たわみに対してはそれなりに耐性があると思います。ストックの接続は金属部品が使われていますが、基部は樹脂製なので、華奢とは言わないまでも、いくらAKとはいっても荒っぽく扱わないほうが良いでしょう。
グリップが使い込んでいくとクタクタになってきますが、仕様です。諦めましょう。

持ち運びやすさ(重さについて)

4点(良い)

バッテリー、満タンに弾を込めたマガジン合わせても3キロに満たないです。重量バランスも良いです。

取り回しの良さ(全長について)

4点(良い)

後ろ半分は固定ストックの通常のAKと変わらないですが、前半分が短いので取り回しにはさほど苦労しません。インドアでも気を遣うことなく扱えます。

カスタムについて

3点(普通)

標準ではハンドガード下部に短いレールが配され、グリップやライトを取り付けられますが、グリップを取り付けるとマガジン交換に支障が出る場合があります。外装のカスタムはあまりできないでしょう。
フラッシュハイダーは14ミリ逆ネジで、各種サイレンサーなどを取り付け可能です。

内部はバージョン3メカボックスで、対応の部品も豊富に出回っています。グリップがモーターホルダーを兼ねていないのもあり、比較的に分解しやすいです。

ゲームでの使用感

4点(良い)

小さくまとまってる割に固定ストックでしっかり保持でき、扱いやすいです。様々なフィールドで幅広く扱える大きさです。

akの構造的には元々精度を出しやすいのですが、銃身と照準が短いので、ちゃんと狙って撃つ事を求められます。
入門機として基本的なところを教えてくれる機種といえます。

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コメント 2

これ以上ありません。

ゼットン

ゼットン

思い出せば、およそ15年前に発売された機体ですね。

おっしゃるとおり、架空銃についてボロカスに言われましたが、未だに供給がされてるあたりが、この銃の評価だと思います。

装弾数、重量、コスパ、部品の供給状況から、私は予備銃、貸し出し用として、購入しましたが、使ってみると、使いやすくて…

おっしゃるとおり、後悔が少ない初心者オススメの一丁ですね

エムジェイ(MJ62)

エムジェイ(MJ62)

書き忘れていましたが、バッテリーはミニSタイプを使用します。
ストック内部の形状の都合上、スティックタイプ(akバッテリー)ははいりません。つまり、同じマルイAKでありながら、AKハイサイクルやAK47S、はたまた中華メーカー各社のAKのいくつかとも互換がきかないので銃買い増しのときには注意が必要です。
これはスイッチとヒューズ配線を前出しに、トップカバー内にスティックバッテリーを収めるように変更することで互換性を得られるようになります。

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