カルナバルの嵐 (ファマス調整パート６．４前)

2012年12月18日

今日は先日の遠征のラストで作動不良を頻発したファマス２号機の調整をしました。
作動不良はすぐに直りました。原因はセレクターのネジが緩んでいたのです。
増し締めしたら快調に動作するようになりました。
メカボを分解するまでもありませんでした。

しかし初速も下がってきているしオーバーホールにはちょうど良いなと思いまして、
メンテする事にしました。
本体を分解するのは面倒だったので、とりあえずメカボをばらしてみました。
パッと見はそんなに汚れているようにも見えなかったのですが、
シリンダーの中を拭いてみるとティッシュが真っ黒になるほど汚れていました。
ギア類にもパークリを噴いてみると、こっちも真っ黒な汚れが落ちてきます。
さらにノズルの中に綿棒を突っ込んでみると、汚れの輪が出来るくらい溜まっていました。

とりあえずギアとシリンダー内の洗浄とノズルを掃除して再グリスアップして組み付けました。
しかし不思議なことに前回調整した時の初速は最高９７ｍ/ｓだったのにピストンンがスカスカです。「こんなにスカスカだったかなぁ？」と思いつつシリンダーヘッドを取り付けてノズルを押さえても、
ゆっくりどころかストンと落ちてきます。全然気密が取れている様子がありません。
手で動かすと押しても引いてもほとんど抵抗がありません。
こんなのでなぜ９０台の初速が出るのでしょう？
単純にバネのパワー？などと思いつつ、とりあえずそのままメカボを閉じました。

試射しようとすると２～３発撃ったら動かなくなってしまいました。
「ミニバッテリーではパワー不足か？｣と思いラージバッテリーを繫いで見ました。
しかし反応はありません。セレクターを動かしても反応はありません。
｢まだ電圧不足か？｣と思い、１１．１ｖのリポバッテリーを繫いで見ましたが反応ありませんでした。
「またメカボ分解か～？」と思いましたがスイッチにグリスを塗ると動きました。
どうやらメカボ分解中にスイッチに触れてグリスが落ちてしまったようです。
「こんな事で…」と思いましたね。(>_<)

試射の結果、調整前、初速９２ｍ／ｓ、調整後、最高９５ｍ／ｓ、最低９１ｍ／ｓ、平均９３ｍ／ｓ。
誤差の範囲ですかね？
｢パッキンかもしれないなー、久しく換えてないからなー｣と思い本体も分解してチャンバーパッキンも交換してみました。
交換後、最高９６ｍ／ｓ、最低９２／ｓ、平均９４ｍ／ｓ。またしても誤差の範囲っぽい結果です。
パッキンのヘタりではなかったのでしょうか？
やはりシリンダーの気密性の低さが問題かと思われますね。
もう一度メカボを開けて、シリンダーの気密アップをしてみようと思います。

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