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先日FA-MAS 6号機の再調整をしました。

今回はこのシステマの加速シリンダーを組み込んで、
初速にどんな変化が起こるか実験してみるつもりでした。
システマのアルミシリンダーは軽いですね。
内部に極細の溝があってグリスが落ちにくくなってるみたいです。

組み込み前平均初速86m/s
組み込み後初速58m/s…。
結果は無惨…。 orz

取り付け向きを間違えたのかと思いましたが、
穴の開いてる方がスプリングガイド側で良いんですよね?
シリンダーの向きを変えてやり直そうかと思いましたが、これが悪夢の始まりでした。

シリンダーの穴の開いてる方をピストンヘッド側にしてメカボを閉じ、
バッテリーを繫いでロッドを引っ張ってみると「ウィーン」という嫌な音が。
4回くらい開け閉めしてみましたが、いずれも失敗しました。
「ウィーン」という音がして、ギアは回ってるんだけどピストンが動いてません。
「こりゃパーツの相性かな?」と思ってもとのテーパーシリンダーに戻してみましたが…。
またしても「ウィーン」という音が!
「マジか!」と思いました。
今までこれで上手く行っていたのに!

130%のバネを入れてあるのでピストンがすぐに浮き上がり、すごくメカボが閉じにくいです。
更に逆転防止ラッチレバーの軸が緩々で、真っ直ぐ立ちにくく、
外れ易いのが閉じにくさに拍車をかけます。

メカボを閉めてロッドを引くと「ウィーン」と音がするのを聞くたび
「またかよ、何が悪いんだよ!」と思いました。
どうやらセクターギアとピストンのギアが咬み合っていないようです。
メカボを閉めては開け、閉めては開けを繰り返して、ついにその日は直りませんでした。

次の日、またメカボを閉めては開ける作業を繰り返し、
何度目か分からなくなった頃、ついにピストンが動きました!

まさかメカボを開けて閉めるだけで1日半かかってしまうとは…。
恐る恐る初速を計ってみると…83m/s…。
がくぅーと力が抜けました。 orz…。
誤差の範囲であって欲しいです。
何発か撃ってるとたまに90とか89が出ますが60台も出ます。
平均は85m/sくらいみたいです。

さて、次はどこをいじろうか…。

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コメント 8

アネクドート

アネクドート

todosan さま、コメントありがとうございます。

todosan さまも同じ症状になられたことがありましたか。
6号機はシリンダーヘッドとピストンヘッドの両方に緩衝材を
貼ってあるのが原因かもしれませんね。

シリンダーヘッドの緩衝材交換で過去にピスクラやってるんで
あんまりやりたくはなかったんですが、強いバネを入れてるんで、
メカボのダメージを減らすべく、緩衝材を2重にしてみました。

原因に見当が付いたなら改善のしようもあろうという物です。
アドバイスありがとうございました。

お返しに私からも一つ。
消音化はですね、ストックの内側にオーディオ用とかの
板鉛を貼ると良いと思いますよ。
ブチルゴムやサッシの隙間に貼るEPDMゴムも併用すると、
ストックの外観をいじることなく多少の消音化はできると思います。

TIIDA77

TIIDA77

お疲れ様です。
怖い状況になってますね。
グリスやオイルの付け方でも変わることが有るようで、
ガスブロMINIMIの回転速度を考えていた時、たとえシリコンスプレーでも、
付けすぎたり不足していても動作速度に影響することが有りました。
昨夜久しぶりに電動ガン触ろうと思ったら、
バッテリーのほとんどが御臨終状態で、
本体もグリスが固まったのか動かないものが続出。
内部を開ける勇気はもはや無く、
そろそろ整理しなければいけないようです。

アネクドート

アネクドート

TIIDA77 さま、コメントありがとうございます。

ピストンのギアが金属じゃなかったらとっくに
ピスクラしてたんじゃないかと思います。
グリスの塗り方一つで作動に影響が出るなんて、
やはりトイガンは奥が深いですねー。
そう考えると私なんて適当に塗ってるだけなんで恐ろしいです。(>_<)

う~ん、私の電動ガンの中にもグリスが固まってるやつがあるかもしれませんね。
フルサイズのステアーAUGとか…。

XI

XI

今更ですが、シリンダーをメカボックスに強力両面テープで固定すると
開け閉め楽ですよ
特にハイテンションスプリングの場合は雲泥の差が出ます
空回りの原因は、スプリングが強くて、ピストンがシリンダーヘッドに
食い込んでしまったか、ピストンの向きが微妙にずれてしまったかの
いずれかかと思います。

6号機は流速用で、ショートバレルのやつでしたっけ?
FAMASはチャンバー部分での気密が甘いみたいですので
効率がいまいちなんですよね~

アネクドート

アネクドート

XI さま、コメントありがとうございます。

両面テープで接着とはそんな小技があったのですね。
アドバイスありがとうございます。
今度からメカボの開け閉めが楽になりそうです。

そうです。6号機は流速予定のショートバレルのやつです。
やっぱりチャンバーなんですかね~?
ルーズバレルだとパッキンにシールテープ貼る余裕があったのですが、
純正バレルに戻したら、シールテープを貼らなくても良いぐらいに
気密取れたと思ったんですけどね~。
ちなみにパッキンはシステマを使いました。

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