original_file

何たることぞ…… 何たることぞ……orz
消灯もせぬままソファーの上で身を横たえていたら睡魔の浸透戦術にまんまと引っ掛かり、若干睡眠不足なままに早朝以前に目を覚ましてしまうとは不覚… これは昼夜逆転の悪しき兆候だって、はっきりわかんだね 今夜を迎えるまで覚醒状態を維持しなきゃ…(使命感)

というわけで気紛れ日記をFox2
どうせ暇なら溜まりに溜まった数回分の備忘戦闘記録をチマチマ消化したらどうだとか、パンテラ迷彩服着用レビューおう早くしろよだとかいった銃剣を刺されそうだが、んなもんШилка!

さて、先日ちょっと気が向いてポーランド(人民共和国時代)の銃器開発史について調べ物をしていた矢先に70年代にポーランドがプロジェクト「ランタン」なるモジュール交換によりカービンから分隊支援火器としての運用に対応出来る中々先進的な小火器を試作していたことが判明
文中では米国製ストーナー M63など、同様のコンセプトを有した銃器の名が挙がっていたが……個人的に興味を惹かれたのはもう一方

>Czech URZ

ヌッ!
チェコ製だと… 聞き覚えがないが、早速情報収集に掛かった結果このような銃であることが判明(何と60年代設計である)

Univerzalni Rucni Zbran (若干の意訳込みで)汎用モジュール火器、といった具合になるのか。画像内ではaが小銃、bが軽機関銃、dが戦車同軸機銃型となり、パーツの交換で各型に対応可能とのこと

か、カッコいい! (゜∀゜*)
同じくチェコスロヴァキア製のVz. 58などは素朴ながら洗練された軍用小銃の鑑という印象を受けるが、こちらは全く異質なアプローチで高性能を求めた厨弐テイストが堪らん!
何より東側生まれの銃器と思えぬ、そもそも既存の銃器の常軌を逸したようなデザインに痺れる憧れる! まぁ70~80年代にあのフォルムのCZ 75なんか作ってしまう東欧の銃器先進国だからな~

何だこの弾倉は、たまげたなぁ… なんか分隊支援でもやってたの? 凄いがっちりしたフレームしてるけど

でも、重たいんでしょう?

>3.9kg(ライフル)

ファッ!? 結構本気で実用性を求めたのか…(困惑)
そんな謎銃のスペックを以下に記載
ブルノ URZ AP(突撃銃)
重量: 3.9kg
使用弾: 7.62×51mm
全長: 995mm
銃身長: 500mm
装弾数: 50発
連射速度: 800発/分
銃口初速: 800m/秒

LK(軽機)
重量: 5.2kg
全長: 995mm
銃身長: 500mm
装弾数: 50発
連射速度: 800発/分
銃口初速: 800m/秒

TK(重機)
重量: 11kg
全長: 1200mm
銃身長: 500mm
装弾数: 250発(リンクベルト)
連射速度: 800発/分
銃口初速: 800m/秒

T(戦車同軸)
重量: 5.7kg
全長: 877mm
銃身長: 500mm
装弾数: N/A
連射速度: 1100発/分
銃口初速: 800m/秒

50連マグ……しかもベルト給弾も可能…だと…?
先進的過ぎィ! 重たい機関銃を小口径にして無理矢理にSTANAGにも対応させた感のある西ガキ御用達のミニミ姉貴なんか目じゃないぜ!(プロパガンダ)

ワルシャワ条約機構軍の苛烈なる砲爆撃を追うように、БМП、БТР、OT-64などの援護下でАКを抱え撃ちしながら前進する同盟国軍将兵に混じり、何だか物々しい得物を手にしたチェコスロヴァキア兵が中距離から制圧射撃を繰り返しつつ…… おいちょっと待て

>使用弾: 7.62×51mm
どう見ても輸出用じゃないか! いい加減にしろ! Vz. 58の大小のNATO弾対応モデルといいCZ 75といい、チェコはフランス東側版な死の商人だったのか…(困惑)
でもソ連никиも西側の民間人向けにМи-8(通称尻ヘリ)とか売っていたし、まぁ多少はね?

うぅ、やっぱりこの手の銃は共産圏軍の身の丈に合わなかったのかはたまた保守的な軍関係者に受け入れられないまま歴史の影に埋もれていく運命なのか……

だが、80年代に外貨獲得&後には東西統一後の採用を目論んで開発された東独製AK
ヴィーガー StG 940シリーズ

に対し
「補給の望めない長期間の敵地潜伏活動においても有用な、西側の弾に対応した特殊部隊用ライフル」
という好都合解釈を以て脳内補完してしまう我が妄想力に隙はなかった(キリッ
Wz. 96 ベリル? АК-100シリーズ? そんな子は知りません!

冷戦真っ只中、このURZを手にしたワルシャワパクト軍の空挺か特殊部隊なんかが西独に長距離偵察に赴き、敵の哨戒部隊に発見されてだな……

BW兵「追い詰めたぞ! 撃ち続けろ!」

BW兵2「何て威力だ…… MG3に真っ向から撃ち返してくるなんて」

ビシッ
BW兵3「グアァッ」

BW兵「ここに残る敵は軽武装の数名程度、暫く交戦を続ければ干上がるはずだ。次の斉射に続いて突撃する!」 「ヤヴォール!!」

……
BW兵「今だ、Los(突っ込め)!」

<Огонь!
ダダダダダダ…
(東側SF隊員、残弾十分なURZの至近フルオートで迎撃に当たり、少数ながら交差射線で敵を締め上げる 流石チェコ銃、この程度の酷使何ともないぜ!)

東SF「彼我の死傷者を確認後、纏めて隠蔽しろ。弾の補充も忘れるな」 「Понял.」

東SF2「もう一掃されるかと気が気じゃなかったぞまったく……ここまで撃ったのは初めてだ」

負傷BW兵「……ぐっ… 何てことを…(恐怖) Scheisse... Scheisse!(畜生……畜生め!) すみません神様許して下さい、何でもしますから(小声)」

((^ω^≡^ω^))

ん? ∑(^ω^★)
スタスタ
東SF3「今何でもするって言ったよね? 逝って、どうぞ」 スチャッ ダンッ! ぐしゃあ(迫真)

…… (゜∀゜;)
あぁ^~いいっすね^~(恐悦至極)

チェコスロヴァキア(社会主義共和国)の銃器設計センスは世界一ィィィ!!(贔屓)
じゃけんURZ電動ガン化しましょうね~(無謀)
チェコのAirsoftProさん、旧共産圏の癖にVz. 58電動コンバージョンキット(800ドル)がぼったくり云々抜かしてすみません許して下さい! URZ1000ドルまでなら貯めて出しますから!

こんな銃日本語圏のサイトでは情報がほぼ皆無なんだよなぁ…
まだ、まだLCTが根っからのАКマニアであればヴィーガーちゃんがモデルアップされる可能性は微レ存かもしれないが、東側のマイナーな試作銃なんてニッチを極めた代物誰が買うんだと……いや、ここにいるけどな 財政的にルーマニア状態だけど(´・ω・`)

АКМСУとかハンガリーの63年型とか出すくらいならせめてVz. 58くらい便乗させろよと、量産配備されたしメディア露出もあるし……これはきっとАК厨による妬み故の存在秘匿に違いナイナー

そんな叶わぬ願いを懐きつつ、卓上諜報員の夜は更けていくのであった……。
(Конец)

original_file

original_file

original_file

original_file

original_file

original_file

このコンテンツの公開範囲 インターネット全体
コメントを受け付ける範囲 サバゲーるメンバーまで


スポンサーリンク

コメント 3

これ以上ありません。

市川 真夜

市川 真夜

長モノはまだ僅かでも兆しがあるからいいとして
問題は拳銃の類な件‥。

マカロフとスチェッキンが最低線だとあれほど言っているにもかかわらず
世間はやれガバだのグロッグだの‥ぐぬぬ

マルイからGBBで出せよ
おう 早くしろよ


‥‥ってばっちゃが言ってた(丸投げ)

アパム

アパム

ステチキンは割と有名かとおもっていましたが(すっとぼけ)

とりあえず固定ガスのムクで良いからウェルロッドを誰か頼む。

斜陽のБеркут

斜陽のБеркут

>市川 真夜ники
考えてみれば(CZ 75を除けば)今までエアガン化された東側の拳銃なんて皆無に等しい状態でしたからね。
已む無くサイドアームを西側製の私物拳銃で代用せざるを得なかったなんてさながら九四式なんかが制式化される前の皇軍将校ジャマイカ……

マルイなら寧ろ現露軍のヤリギン(МП-443 Грач)あたりをモデルアップする悪寒
浅識な大衆の流行ばかり迎合するマルイはイパニズム同調的資本主義者(批判) 次世代74シリーズ(特にМ)の生産休止とかふざけんじゃねーよオラァ! 大戦末期の四式戦闘機隊並の部品枯渇状態なんだよなぁ…

>アパムs
ウェルロッドは……消音エアコキ拳銃として自作しよう(提案)

コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。