サバゲー参加日

戦績

  • ヒット 7 回
  • キル 9 回
  • フラッグゲット 2 回

一緒に参加した人たち 1


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C半島N共和国 レソヤネスク管区
荒野に点在する森林の姿が依然として開発の波に抗う自然の健気さを呈するこの地域も雨季を迎え、近隣に所在する都市圏からの有害排気を含んだ雨が頻繁に降り注いでいる。
時は冷戦末期、時代の趨勢に背くように樹立された社会主義政権と成立間もない共和国に対し、アメリカを筆頭とした西側主要国は非公式ながらに大々的な軍事介入を試み、地政学上の要所たる此処レソヤネスクでも両陣営にそれぞれ友好的な現地武装勢力、及び彼等に扮する東西の将兵による小競り合いが続けられていた。

だが、歴戦の兵達も然しもの時季には攻勢を見合わせる。
「此処は御国を何百マイル…」
「やめたくなりますよ~長期駐留」
「ベトナム以来の陰鬱な土地だ。レソヤネスクいい加減にしろよ…」

その時、雨音を縫って閃光めいた小銃弾数発が米兵達、もといダミー傭兵達の身体に突き刺さる!
「ワッザ!?」
「「グワーッ!」」
辛うじて難を逃れた古参兵はアーマライトを構え、緊迫した面持ちと共に襲撃者を一瞥した!

「Привет, Американский солдат-сан. Мы Советская Армия(ドーモ、米兵=サン。ソヴィエト軍です).」

要訳: 先日10/5、同志を引き連れて台風接近直前のヤネックス雨中ゲームに参戦してきました。

実はレポート未編集状態の(怠け癖)9月にも稼働率に恵まれない我が隊としてはそこそこの人数を揃えてサバゲーに赴いてはいたので連戦とはならないものの、今年は何かと頻度の高いフィールドではありますね。というかバイザーヘルと機関銃が印象的な隊員СМРК(Сумрак スムラク)君がサイタマ北東部在住なので、それに対して一帯のフィールド開拓を進めていないのが主要因(ry

さて、当日は既に言及し尽くしたような悪天候にて、戦戯民の多くが敬遠するようなシチュエーションの中で、それでも寧ろ面白い戦闘経験を積むことが出来ました。

今回、指揮下で戦線を共にしたのは3名、内1人はСМРК、もう1人は最低限の軍装を整え、初陣の機を心待ちにしていた隊外人員の国家人民JK(前回レポ参照)となります。
そして先に現地でスムラクがLZを確保した時点で他の先客は2名、物好きが集った昼前後でも最大人数は敵味方計十数名未満……まぁ、予想はしていましたが防衛線はガバガバですw

そんな絶好のサバゲー日和に為すべきことは一つ、今までの戦歴を経て培ってきた分隊規模での浸透行動の実践となるわけですが、これが(参加者数の影響も含め)人造要素の薄れた環境も相俟って中々楽しい!

湿った森の中で少数の敵の存在を意識しつつ警戒と移動を繰り返し、木々、雨垂れ、藪、水溜りを踏破していく様はさながらベトナムを彷彿とさせ(CoD: BOの敵地潜入ステがまさしく)、それでいて心境は後方撹乱を試みる東側のゲリコマか特殊部隊の如しですから堪りませんねぇ… ※イメージ: https://www.youtube.com/watch?v=Ld5JqhOiU_Y&t=4m34s
案の定フラッグの価値がやたら低い一日ではあったものの、速度を犠牲にすれば敵に先を越されることも十分起こり得るので彼我の条件が等しい点は変わらず、隠密性と機動性を兼ね合った立ち回りが重要だと感じました。それでも要領を得ればこっちのもので、初心者混じりとはいえ上手く敵の意表を突いて幾度かのフラッグダウン、及びその支援に当たることが出来ましたね。

全く接敵することなく、若しくは脇目も無しに通過する者を時々視認する程度でまんまと浸透に成功し、勝利の鐘を鳴らして最後に戦地から帰投する…… 一人として欠けることなく東側勢でセーフティーに戻ってきた際の★人民英雄感★は半端じゃなかったですww

そんな雨中の勇姿を幾つか掲載 尚、第一流の英雄とは人知れぬ存在であるからして俺の分は無い(驕り)

ベトナムめいた林床でアンブッシュを試みるСМРК
長銃身のRPK-74と(SVD用レプながら)PSO-1の組み合わせが手練のガンナー感を創出していて実際カッコイイ 支援役としてよく動いてくれました。

例の初心者東独JK

運動部所属とのことで体力には優れているらしく、漢女(おとめ)的でもないながらもアウトドア活動が大好きで汚れには抵抗が無いみたいなので、中々兵士としての素養がありそうですw 個人的にも、(先天的に不可避な要素を除いて)過保護を当然のように期待する浮ついた新参女性ゲーマーと、それに迎合するような風潮は好ましく思っておりませんので、そういった輩との格の違いを力量で示せるような同志に育て上げたい所感ですね。
肩を並べて戦った印象としては機転が利かない点が玉に瑕… 又、初心者故にやむを得ないかもしれませんが、緒戦の間は制止時に銃を構えて周囲を警戒する癖が身に付いていないのが目に付きました。但し、聞き分けは良い子なので簡潔な指示を出し、例を示して経験型で覚え込ませることは出来たようです。今後の成長に期待しませう。

え? 得物が何だって?
東独兵がMPi-KMS-72Nを支給されることに何ら不自然な点は伴わないジャマイカ。
種明かしをすれば貸し銃として供されたこいつのベースはLCT製のAIMSことMd. 90で、作戦前日に届いた東独製ハンドガードを加工装着した代物になります。
工兵上がりのСМРК君のクラフトマンシップを感じる逸品ですね。ワザマエ!

そして当日集いし酔狂なる兵共の集合写真 繰り返すようですが両チーム総勢ですw これでも最多かそれに近い時点なんだよなぁ…
午後には時間が経つに連れて人数が減るわ減るわ、最終的には4vs3の精鋭対決状態に至りました… それもその筈、水を吸った被服や装具が体温を徐々に奪っていく呪いのアイテムと化し、セーフティーでの休憩が責め苦にしかならなかったですもん(´・ω・`) 一刻も早くフィールド内で動き回りたくなる有様でしたね~

とまぁ、今回の作戦の総評としては悪天候とは何かと付き合いが深い我が隊としても少々イレギュラーな情況を楽しむことが出来、フラッグダウンは自身が2回、スムラクとゲストがそれぞれ1回と、交戦の機会も多くはなかった割に平均的に数キル前後は取っていたようなので戦果は上々といったところでしょう。
ゲストによるフラッグダウンは獲物に執着し過ぎるのも大人気無いため譲った具合になりますが、その間に警戒に当たる旨を伝えたのでファイア&ムーブメントの概念を具現化する役には立ったのではないかと… 野戦指揮官業も併せて指導の徹底は不可欠ですね。

一方で反省点を挙げれば、前半のフラッグハントや奇襲に対策を講じた敵による迂回ルート上でのアンブッシュや、数少ない兵力を上手くフラッグ至近での防衛に充ててこられたことで幾度か返り討ちにされたり、逆に自陣の防衛に際し、少人数で効率良く周囲をカバーしようとして散開させ過ぎたことで一点突破を許してしまったあたりは改善の余地がありそうです。
前者に対しては連携の強化と可能な限り隙を埋め得るような援護役の活用、後者は防衛線の縮小を心掛けるべきでした。

まぁ何より楽しかったし経験値を積むにはいい訓練(※本番)に成り得たので由としましょう。金属製品へのダメージや未だ完遂していない装備の事後処理の手間を考えればたまの機会で十分ですけどねww

そんなこんなで以下、締め括りのギャラリー

死生栄辱を共にしたレソヤネスク派遣将兵
あぁ^~、堪らねえぜ。こんな三同志と変態泥遊びしないか?

それにしてもこの構図、隊内伝説と化した何時ぞやの暴風雨戦を彷彿とさせる…

 受 け 継 が れ る 伝 統
暴 虐 の ク ラ ウ ド バ ス ター

うむうむ、我が隊もこの頃からは進歩したものだなぁ。
けれどもちょっとおかしい! 装備の傾向があからさまに退化しているのおかs【生産性に配慮した人民に優しい最適化です】

新旧NVA合わせ

東独系女子
うーん……必要程度とはいえ、流石にシンプルなベルト&サスペンダーセットに弾倉ポーチのみでは物足りなさが拭えない←

СМРК この日は趣向を変え、UTV装備で固めての参戦
元々装備派意識が強かった彼だが、今度の作戦に於いては特異な戦闘環境の影響と清々しい活躍ぶりに味を占めてか、我が隊が理想とする知力(装備への拘り、ネタを支え得る軍事・政治的見識等)と練度(優れた戦技・戦術能力の獲得)の両立に対する意欲を見せてくれたようで喜ばしい。
東側軍装に身を包み、異なる流儀を懐く敵に底意地を見せしめるの実際誇り高いからなぁ? 当たり前だよなぁ?

さて、ここまで読み進めた上で帝国主義戦争に加担してきたことを悔い改めたくなってきたサバゲー人民諸君、共産趣味ミリタリスキー勢は君達を同志として暖かく迎えてくれるであろう。小奇麗ながら個性を欠いた身格好、高価な西側現用装備、内面的資質の吊り合わない三下戦闘員の溢れる戦場に辟易してきたのなら、反骨心露わに一石を投じる側に立つのも粋だと思わないか? ん?

戦戯民 心一つで さぁ亡命
ポエット!

Конец связи.

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コメント 2

これ以上ありません。

ざくさん

ざくさん

はじめまして

なんともはや、お疲れ様でした。
公式ページのアルバムを見て、なんと、きと・・・いやいや、根性の座った人たちが居たものだと、思っていました。

私なんぞは、アキバ買出しすら、やめたくらいなのに。
ヤネックスは、近いので、時々出没します。

多分、今月は後半に。
お会いしたときは、よろしくお願いします

私のプロフの写真は、ヤネックスのアルバムからです。
今は、髪を短くしていて、獲物もM14は時々しか使いませんが、
トルーパー兵(?)のワッペンが目印です。<(_ _)>

斜陽のБеркут

斜陽のБеркут

>ザク=サン
コメント有り難う御座います。
手間と体力上の苦労は多く付き纏いましたが、まさしく、百年兵を養うは一日のためという格言を体現するかのような楽しい一日になりました。兵站面の課題としては軍用ポンチョ、着替え、乾いたタオル等の常備と帰宅後の早急な清掃・整備等を心掛け、次回があればより負担を軽減し得る態勢で臨みたいところです。

残る年内には他フィールドへの出撃を考えているので生憎ながら顔を合わせることは無さそうですが、もし何処かで共闘する機会がありましたら、此方こそ若輩の集いですが宜しく御願いします。



共産圏装備、しよう(宣撫工作)
http://youtu.be/2f5Pvrz3ssE
http://youtu.be/9O_6lUezv6w
http://youtu.be/3ynTsskKL8g

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