サバゲー参加日

戦績

  • ヒット 5 回
  • キル 17 回
  • フラッグゲット 0 回

一緒に参加した人たち 0

一緒に参加した人はいません。


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"昨年の10月17日にいつもの海軍歩兵のおっさんと先日捕縛した偵察好きのGRUのにいちゃんとわし(KGB)その他2個分隊で川越の土手の上で撃ちあったぜ。
鉄のカーテンの向こうで西側からは見えないとこなんで、そこでしこたまボルシチを煮込んでからやりはじめたんや。
お互いに5.45mmを飛ばしあったりフラッグを何回も鳴らしあい楽しんだよ。
最後は69年野戦服の兄貴と共に吶喊し、二回連続で勝利を刻みつけた。もう一度やりたいぜ。
やはり大勢でソヴィエトロシヤに亡命すると最高やで。こんな、変態同志と第二次ロシア内戦しないか。
野戦装備姿のまま転げ回って、赤軍派だらけでやろうや。"

Привет!
唐突に数ヶ月遅れの作戦レポートを纏め始めるとは何事ぞ、と訝しく思われることでしょうが、この時期に書くだけの脈絡はあるんです。だいたい参加者集めのプロパガn

冗長な前置きはさておき、去る2015年の10月17日、DSKことデザートストーム川越にて行われたソ連・ロシア軍装備サバゲー「ヴォストーク」に参加した際のイベント模様をお伝えしていきたいと思います。

※ソ連チーム視点故、以下の文章には政治的挑発性が多分に含まれますが、我々は共に同好の士(広義)であり、互いのモチベーションを高め得る必要な編集であることを御理解下さい。
撃ち合いばかりが芸じゃない。★ノリ重点な☭


この日の参戦者はTwitter内告知&それに二次的に寄せられた面々がソ露合計で14名
熾烈な日曜貸切争奪戦に敗れたことで若干名の社会人勢が参加を見合わせ、且つ悪天予報により直前まで開催中止が危惧されたものの、「我等革命軍の子孫、暴虐の雲には怯みませぬ!」とばかりに一人のドタキャンも現れず、二次戦装備勢を含め降ったら降ったで寧ろソ連ケープを羽織り泥に塗れてやるという気概を備えた同志が集い、少人数貸切ならではの連帯感が強く保たれておりました。

無論、この点は幾多の雨中戦闘を経験してきた我が隊も違わず、革命支援を求む声に躊躇いなく飛びついた次第…… 普段ならばやや遠路となるDSKであろうがお構い無し、我等が歩武を阻み得るのは慢性化した低稼働率のみ!
……隊内参加者2名でしたorz

更に我々に追い討ちをかけたのは戦力不均衡
ゲーム前のチーム分けに際し、一先ずソ連/現露装備に分かれて彼我の頭数を数えてみればソ連6のロシア8名… これだけ見れば何とかなりそうな差でも内2名の得物は昔懐かしいモシン・ナガン、対する相手チームにはPKMが2挺! 分隊レベルの火器編成じゃねぇ!
袖の三色旗パッチに目を瞑りどうにか一次チェチェン装備ロシア兵を補欠に加えてゲームに臨むも、火力・装備上の劣勢は明らかである。その上我等ソ連チームは内に半世紀に至る新旧の隔たりを抱えているのだ。
等しくレーニンの初志に結ばれてこそいるが、辛うじて敵とフェアに渡り合える戦後装備勢の負う責任は重い。

デジフロ迷彩に身を包み、GRAUコードが長ったらしく記憶に悪いボディーアーマーを纏った現代の白軍派将兵達と対峙した時、アフタマートを握る手は震えていた。

いざ戦闘開始、こちらの連絡の不備により機先を制した現露チームは同志達を各個撃破していく… 一人、また一人…
まるでバルバロッサ作戦(赤軍視点)の如く組織力を欠いた抵抗は彼等の進撃を阻むに及ばなかった。

予想された結末、なれど序戦から現実の厳しさを突きつけられたソ連チームは士気を削がれる。畜生、やっぱり現用装備には勝てなかったょ… もうマヂ無理、必ず……s





必ず斃す、白軍派エリツィン一味!

そうだとも、革命の灯火に築かれたソヴィエト連邦は世紀を跨がずしてアメリカと対峙し世界を分かつ超大国へと変貌したのだ。我々には人民の支持を得た大義がある。資本主義の甘言に唆され、自由なる共和国の結束を乱したならず者共は社会主義の旗に仇為したことを後悔するだろう!

斯くして臨んだ第二戦、復讐心を滾らせながら駆ける。フィールド右翼をデサントニク(空挺兵)を引き連れて進み、砂丘を抜け市街地側との境界部に到達
遮蔽物に張り付き迎撃態勢を取ると、一足遅れて露チームの尖兵が無用心に半身を覗かせた。すかさず銃撃を加える。本日の初戦果である。
"プラティーヴニク(敵だ)!"
余韻に浸る間も無く、向かってきた二番手三番手に短い連射を幾度か叩き込み牽制 この間、デサントニクは側面を固め、別の敵を封じ込めているのか時折銃声を響かせる。
と、暫くもせず30発の息が切れてしまう。リアカン党員の宿命だけに慣れっこだが、今日は頼れる同志が脇にいる。
ミニャールマガズィーン!>
FPS並感故、語意省略
<ポーニャル!

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た の し い !!
小気味良い返答と共に、応戦を代わるデサントニク
緊迫した空気の中にもノリを忘れない、これぞ拘りあるゲームの醍醐味だよなぁ?

更に悦ばしいことに、我々が寡兵にして敵を抑えた甲斐あり他の同志らがフラッグアタックを敢行、見事勝利の鐘を鳴らすことに成功した。やったぜ★
ソ VS ロ 1-1


勢いづいたソ連チーム、陣地を代えた第三戦では機動力を活かした迂回と兵力の集中による一点突破を試みる。
早くも敵陣の在る砂丘側北部を押さえると、照準の先を敵の背中が掠めた… 確かそちらには別の同志がいた筈、緊張が走るも先手を取った自信故か、戦友を信じて静観すると
<パーン
ヒット!>
無駄弾吐かぬ発砲音!
続いて聞こえるメタリックな操作音
ま さ か の ボ ル ト ア ク シ ョ ン

二次戦兄貴やりますねぇ! ファシストを追い返した父祖の気合は伊達じゃない

頼れる殿に背を預け、損害無しに敵フラッグに通じるフィールド末端通路に至る。ちょろい縦深だ。いざ突撃!
<Вперёд(前進)!
\Урааааааааа!/
砂丘上に敵影を確認、無防備に向けられた背が接敵に気付いて転げ落ち、同志達の銃火を引き寄せる。
後から聞けばソ連チームが間近に迫っていることなど知らず、味方の勇姿を撮ろうと銃をスマホに持ち替えていたところだったそう 何たる死亡フラグ……

模範的なまでの浸透強襲を決め、仕上げに寄る残敵を掃討する傍らで同志にフラッグを譲る。この日のソ連チーム内では比較的優良装備と云えるKGB白樺迷彩姿で我先にと栄誉に縋るのは権力の犬感があって実状相応【検閲削除】非常に大人気ない。
がっつく童貞は嫌われるのだ! 共産党綱領にもそう書いてある(適当)


斯くして、火力及び装備の劣勢を戦術的優位により覆したソ連チームは快い連勝と共にヴォストーク午前の部を締め括った。
西側将兵が多数を占め、タクティチェスキー()装備の溢れる平時のゲームにも通じる道理であるだけに、理念として謳う我が隊もより実践的に見習いたいところである。


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ソ連チームの活躍の場は戦地のみに留まらない
小粋なことに赤軍勢が調理器具・食材を持参し、ボルシチ、カーシャ、黒パン等の現地料理を拵えてくれた。

自身も軍装とサバゲーの両立形としてのヒストリカルゲームには興味を持ちつつリエナクトまでは手を出しかねる半端者ながら、こうした見識とスキルを身に付けて損は無いなぁと思ったり…
秋風の中で走り疲れた身には有り難い。御馳走様でした。

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即席調理場で配給を待つ
此処には赤も白も無い。
趣向はやや違えど普段のフィールドではそうそう見ないメンシェヴィキ同士、心底から敵対心を懐く理由など無いのだ。

戦士達は終始和やかなムードの中で昼飯時を過ごした。こういうの、なんかいいね(語彙死滅)



長めの休憩時間には撮影タイムも設けられていたので、以下何枚か参加者方の装備模様でも載せましょうか。

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武勇の程を遺憾無く発揮した我等がソ連チーム 向かって左から右へ旧い順にWW2赤色海軍歩兵×2、M69野戦服着用の70~80年代地上軍スタイル、アフ侵空挺×2、90年代初頭KGB系部隊といった具合

お前は何処にいるのかって……? ナウなヤングなので右端の迷彩奴です()

まぁ格好相応には貢献出来たから…(震え声)

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KGB隷下の国境軍や特殊部隊、他に国内軍スペツナズ等で着用されたベリョーズカ柄迷彩服、の後期型(87年~)
88年型チェストリグ(支給89年~)
黒樹脂AKS-74(90~91年製)
ソ連閉店の年は91年…

ギリギリを攻めるというか、我ながら何たるミーハーな出で立ちよ…
余談ながら、KGBでは兵科色に応じた紺のベレーが存在しますが、8月クーデターに際して出動したKGBの第27独立自動車化狙撃旅団が黒の戦車兵用ベレーを着用していた例(所属秘匿目的?)に倣ってゲーム時はこちらを多用しています。

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ザ・ソ連兵とでも云うべき象徴的な69年型野戦服+サスペンダー装備氏
同志達の援護下で果敢にフラッグを奪取し、ソヴィエトの威光を白軍派チームに見せしめたこの日のちょっとした英雄でした。

尚、襟徽章が示す兵科は化学戦部隊とのこと ぐ、軍隊は戦闘職種だけでは動かないし……多少はね?

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駄弁り中のアフガン侵攻デサントニキ
「この辺りにビッグボスなる伝説の傭兵が潜伏しているそうじゃないか」
「今度うちの隊長が結婚することになって…」
「ハッカドール2号姉貴ほんとすき」

映える秋晴れの下で繰り広げられる世間話(?)、最終的に我が隊のアフツァー君(左)がコミュ力負けする形で幕を閉じる。人見知りの集いでどうもすみませんww



それにしてもこのヴォストーク、予めSNSで交流のあった同好の士の集いという性質によるアットホームな雰囲気も然ることながら、ゲームのペースはややルーズながらその分撮って良し、食って良しとバランスに長けた楽しい一日となった点が中々好印象で、イベントとして充実したものとなったことに主催さん&ゲーム中撮影や調理等に携わった同志諸兄に感謝したいですね。
無論、戦場に小さなドラマを生んだあらゆる参加メンバーも含めて… ゲーム自体も十分楽しかったですよ~

午後の部にはそれぞれソ連/ロシア混成チームを再編成して臨むも、構わず連絡用無線越しにソ連国歌を熱唱、その他数々の挑発放送を繰り返したり…

攻防戦(防御側)ではお情けで遺棄されたPKMを借用、市街地側中央路に配置して機関銃手に弾幕を張らせ、その間自身は側面の小屋に篭り敵を削りながらじわじわと遅滞戦闘を行い、かれこれ6~7人は倒した後に自フラッグ手前まで後退、マグを空にして「死にたくない!」を連呼し、散々敵を撃ちながら撃たれる覚悟のない無様を晒したり……

至近に忍び寄った相手がモシーナ持ちだと判るや"勝てる(確信)"とばかりに芋ポジションから躍り出て火力差で滅多打ちにしたり………

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立ち回りが悉く屑の所業じゃねーか! 汚い、流石チェキスト汚い!


とまぁ、(ルールが許す限り)多少ムキになって一暴れ出来るのもこの手のイベントだからこそ

そんなヴォストーク、何と二週後に迫った3/5(土)に再びの開催を予定しているそうです。
詳細はこちら: http://twipla.jp/events/172044

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(締め切り日が近いだけに宣伝としては駆け足気味ながら…)いつもはフィールドのマイノリティーだからこそ、同志との交流の中で得られる見識を、共有出来る思い出を培ってみるのもいいんじゃないか m9(`・ω・´)

残り数名程で貸切料金の割引も可能となりますので、ソ連、現露装備を問わず、興味をお持ちの方は御一考してみては如何でしょう。




次回、ヴォストークⅡ
「この誇り高きソ連チームに増援を!」(屑)

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斜陽のБеркут

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