メインアーム: AKS74N
宿命の東西決戦
サバゲー参加日
サバゲーフィールド
M.E.T UNION(エムイーティーユニオン)
- 千葉県
- アウトドア (複合型)
戦績
- ヒット 0 回
- キル 0 回
- フラッグゲット 2 回
一緒に参加した人たち 1
嘗て、この地球上には米ソ二つの超大国が存在した。
片や自由主義、片や社会主義の盟主を自認した両国は武力を誇示し知略を巡らせ、実に40年以上に亘る、所謂冷戦の幕を開いた。
冷戦、それは単なる資源や民族問題に因る紛争でもなければ帝国主義戦争でもない、思想が地球を二分した高潔なる睨み合い…
やがて東西両陣営は共存の道を模索し始めるも、遂に相手への不信と恐怖故の破滅的な軍拡を押し止めるには至らなかった人の業深き時代……
そして、我等共産圏装備ゲーマーが一際輝く宿命の対決シチュエーション………
去る秋10月16日にそんな待ち焦がれた企画、題してそのまま「冷戦サバゲ」に参戦してきました!
執筆タイミングが遅いって? 告知も兼ねてるからね(直球)
参加者総勢26名
内、我等が平和と社会主義の護り手たる東側チーム(実質ワルシャワパクト勢)は9……からゲーム非参加の主催氏を除き8、西側帝国主義反動の狗さんチームは11、スイス、ユーゴ、中国等日和見国家に半端共産圏ズに何故か中国側に付いた北朝鮮を加えた中立チームは6名
な ん で こ う な る
「興味あり」の時点では東側優勢だったんだ… 我が隊からも他に義勇兵を連れて行きたかったんだ…
どうして差が付いたのか…経済力、思想的求心力の違い…
斯くして、西側勢の質的優位を量で圧倒せんとした我等の目論見は水泡に帰し、若き勇者達、もといアカき勇者達は強大な敵に立ち向かうこととなる。
迎えた第一戦、自身率いる多国籍迷彩分隊(ソ連ベリョーズカ、ブタン、東独レインドロップ、チェコスロryレインドロップ)は植生を読みつつ慎重に前進するが、意外にも目立った交戦は無しにゲーム時間終了。
西側陣地との中間地点、薮に潜んで拓けた市街側から進んでくる敵を迎え撃つ算段ながら向こうも向こうで慎重に我々の出方を窺っていたようだ。
一方その頃、69年式野戦服やアフガンカを基調としたソ連自動車化歩兵分隊、通称茶色さん分隊はえらく好戦的且つ練度も備わった中立勢相手にMET連邦の土に亡骸を横たえていた……じゃけん核攻撃かましましょうね^~(ソ並感)
続いて市街地側半面を利用したコールドウォーでもホットな撃ち合い主体となる第二戦
数的優位に立つ西側は東側と中立勢に挟まれ気味なスタート地点に拠ることになるため、我々も比較的有利に戦い得る…… と、思うじゃん?(´・ω・`)
両分隊に簡潔な指示を出し、バリケードに身を寄せて交戦に移る… 30~40m先で同様に半身を乗り出す米兵を視認!
AKのチープな凹凸サイトを重ね、バースト射撃を繰り返して捻じ伏せる。皆リアルカウント、皆アイアンサイトというミリオタ垂涎の条件下で、それもウッドランドやOD姿のアメリカーニェツに撃ち勝つ、KGBアルファ装束に恥じぬ戦果である。
遮蔽を縫って接近する仏兵や英兵にも怯まず銃撃を浴びせ続ける、限定的なメディック制ながら被弾も無しに西側兵3人を仕留めているので少なくとも劣勢には置かれていないはず… だが…
不思議と幾らキルを取ろうと西側勢は背後の心配も無いように攻撃の手を緩めない。
それもそのはず、どうやら忌々しくも中立チームが西側の宣撫工作を受け、コミュニスト絶対殺す同盟を組んで共に我等が歩武を阻んでいるというのである! 何たることぞorz
当然ながら負傷兵による治療を邪魔されることもなく連中は続々戦線に戻ってくるわけだ。
奮戦空しく遂に被弾、メディック役海軍歩兵が駆け寄る最中に周囲を見回す……
果敢に応戦するチェコスロバキア兵、こんなレア装備ながら人並み以上のサバゲ経験は積んでいるだけあって頼もしい。
基本銃口を下げてバリケードに篭る時間の長い東独兵と海軍歩兵…… 火力ゥ! 応戦!しろ!!
このまま防戦一方では埒が明かん、リスキーだがここは一つ模範を示さねば、と位置を移して10m先のバリケードへ駆け出したが運の尽き
最後のマグからセミオートで吐き出した弾で英兵を道連れにするも、連携巧みな西側チームの銃火を浴びて再び地に伏すKGBスペツナズ…… 弾って当たると痛いんだね…
すぅーか! やー らーにぇん!
みぇでぃぃぃぃく!
空を仰ぎ見て叫ぶ。
うっせーぞロシア人!>
今東側から聞こえてきたんでつが!!!(#^ω^)
決死覚悟で走り込んでくる海軍歩兵メディックのザパード氏(仮名 ツイッターHN由来)、虚しくも復活及ばず被弾し、いよいよ東側チームは掃討されるのを待つばかりとなった。
勝敗決した暫く後、不安を煽る軍靴の音と共に我が身は西側将兵に囲まれた…
命運尽きたか畜生め、殺るなら殺れ! 何も言わんぞ!
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現実
「ま、待ってくれ! 俺だって好きでこんなことしているわけじゃないんだ! 解るだろ!!1」
無様!散々敵を撃っておいて、自身は撃たれる覚悟も無い!
いやーあんな仰ぎ見るアングルでね、一般サバゲーマーでも現用装備で満足するような軟派でもない風格ある軍装おじさん達にFALとかM16とかフルサイズ小銃突き付けられると怖いんですよw
斯くしてゲーム中の奮戦とは打って変わった卑しい振る舞いにより、求心力を著しく損なった東側分隊長でした()
複数の拠点から敵陣営の旗を奪う/自陣営旗を立てる、フィールド両面の境界域をさながらチリの如きほっっっそ長い国土を有した中立国領に見立てた妨害付きの侵攻戦等、貸切ならではの特殊ルールを取り入れたゲームが多かったのも印象的ですね。
局所的にフラッグダウン……文字通りの敵国旗奪取を成功させ、内一回は直後にタッチの差でローデシア兵(!?)
の狙撃を受けて還らぬ英雄となったり…
奪取したフランス旗をセーフティに置いた後(ポイント制)に「まだ東側支配地域だと思われた」側の入り口から再入場したら至近距離からナム戦米兵と鉢合わせて熾烈なキャットファイトが始まったり…
個人的な活躍場面はこんなところでしたが、真面目に戦って尚、良い思い出足り得るドラマ性が生じるのがこういったヒストリカルゲームの醍醐味ではないでしょうか。
概ね西側の優勢は揺らがなかったですけどね!
9月のほぼvsゲスト状態だったデヴグル定例会において活躍した我がクリリヤ隊員を連れて行けていれば…… 嘆かわしき稼働率! ぐぬぬ!
西側チームはどちらかといえば軍装イベント系主体の方が多かった(主観)ものの、寧ろ分隊行動など"組織的戦闘"に有用な経験を積んでいたことが今回の戦果に繋がったように見受けられました。
分隊長ポジションを務めた80年代米装備氏曰く「軍の教範通りに動いた(ら勝てた)」と、こう形で示されると中々馬鹿に出来ないものですね。
装備より戦技、戦技より戦術的優位に立つ、この理念を今回は皮肉にも敵サイドに実践されてしまったようですww
続いてやや寡兵ながら西側に負けず劣らず精強だった中立国チーム
(これに中朝が加わります)
この手のイベントでは一見スルーされがちな軍装ながら、本「冷サバ」主催氏の意向により第三勢力を形成出来、思いがけぬ活躍の場を得て輝いておりました。
そしてお待ちかね、労農人民の剣となり楯となり、革命の火を此処MET連邦(ユニオン)に灯さんとした栄えある東側チームことワルシャワ条約機構軍!
※義和団事件オマージュ
こういうことやらせる時ばかり一人前なんだよなぁ…()
何はともあれ日頃望んだ宿敵と相見えられる、共産趣味戦戯民としては昨年屈指の有意義なイベントゲームでした。
そんな冷サバ、来る明後日2/11(土)に同じくMETユニオンにて第2回目の開催を迎えることとなりました!
http://twipla.jp/events/225696
名付けて冷サバ番外編 第二次中ソ紛争シナリオ
~此処で会ったが二十年目 朱に染まりしアムール川~
ってナンデ!?
どうやら現時点での西側兵は1名、スイス兵が同じく1名、残るはソ連を中心とした東側軍と人民解放軍に二分された状況のようです(´・ω・`)
兄貴分たるソ連を修正主義者呼ばわりしながら自身が西側に擦り寄るキタイの修正主義外道を看過し得ない同志は勿論、毛主席の築き上げた党と新中国を身を挺して護らんとするPLA将兵も、反共ミリタリー映画を見て育ち、ピカティニーレイプも無ければM4も無い、それでいて質素な精強さで魅了してきた「あの頃」の米軍(他色々)装備をフルサイズ小銃と共にクローゼットに秘めている冷戦の申し子じみたおっさんも大歓迎
大義に酔うは男子の性、宿命の対決にいざ来たれ!
一同、決戦の場にてお待ちしております。
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