サバゲー参加日

戦績

  • ヒット 0 回
  • キル 0 回
  • フラッグゲット 0 回

一緒に参加した人たち 1


1980年代の東西戦争はうやむやに終わり、敵愾心が残ると同時に奇妙な友情も生まれた。
西側諸国と第三国、特に西ドイツと中国、スイスは互いに接近した。
穏健派の指導者たちは失脚、火種は東西ドイツ国境、そして遠く離れた極東でもくすぶっていた。(プロット出典: http://twipla.jp/events/225696)

同志を庇い欧州戦線での失態の責任を負ったБРКТ中尉に対し、国家保安委議長クリュチコフに言い渡された次なる任地とは…。


……というわけで去る2月11日、趣向変わって中ソ対立ゲームの様相を呈する第二次冷戦サバゲに参加して参りました。
中立勢が西側に取り込まれているあたり東側陣営の国際的求心力があからさまに危うくなってきているんですが、それは大丈夫なんですかね…()

と、そんな憂いも戦地じゃ杞憂
左遷先でも気にしない、だって仲間がいるんだもの

C4bSt6bUMAAepmO_1_.jpg

そう、第一回で練度から戦術面に至るまで西側帝国主義反動並びに日和見中立勢にしてやられ苦杯を喫したことから、今回は我がプリェダンニエ・クリリヤ隊員を中核とした班を形成しその連携力を以て敵を翻弄すべく、入念に下準備を済ませてきたのだ!

参加者総勢11名、内6名の東側チーム中、ソ連軍装から成る身内が4名
予備役と昨年秋に志願してきた研修期間中()の隊員候補を1人ずつ含むものの、相応にゲーム経験を積んだ同志達だけに不安はありません。

訳あって銃・装備を預けここ数ヶ月活動休止中だった予備隊員、お馴染みのコールサイン"Тройка(トロイカ)"君も今回の招集に応じて参戦

IMG_0937.JPG

返却物の一部と他隊員からの貸与品のみでこの通りの再戦力化を果たし得る、これぞ我が隊の組織力
毎度フィールドレンタルやジャージ姿で新入隊員を的にするそこらの名ばかりチームとは違うのだよ! 兵站の潤いは戦果の母… 面倒見赤化主義万歳!


冗長な前置きはこの辺りに抑えるとして……斯くして望んだ第一戦
ルールは両チームのキルカウントを競う1時間のプチ耐久ゲーム

東側というかワルシャワ条約機構軍はソ連を主力に一部東ドイツ装備、対する敵さんは70~80年代中国人民解放軍が筆頭、西ドイツ(序盤は撮影役 お疲れ様でした)、スイスも与します。

METユニオン(右面)奥側からのスタートで、視界は暗いが下草も乏しい中央の林での交戦を避け、その先のブッシュとの植生境界付近までの前進を指示
2人1組での行動を厳命して防御線を構築させます。

ブタン迷彩の隊員2名を自陣から見た右翼、東独さんチームを中央、指揮官を兼ねる自身は機関銃手役の隊員候補(コールサイン:ランディシュ)を連れて左翼の外周通路……を、通らんとする敵との撃ち合いを避けつつ斜めから銃撃を浴びせ、尚且つ戦況を把握すべくやや内寄りに森林-ブッシュ側に身を潜めつつ展開

ややもすると中央や右翼組が最初の接敵、しかし損害は出さずに敵を押し返します。

IMG_0939.JPG

相対的に敵側の押しの弱い右側はそのまま緩やかに囲い込むように展開、姿は見えずとも連携を保った味方の銃声が四方で響き、敵を迎撃していく… 実に心地良い時間です。

一方、自身とランディシュの居座る外周近くは通路もブッシュも機を見て前進を図る敵がちょくちょく現れるものの、散発的な攻撃に留まった為中央の森林ゾーンを掌握されることはなく、逆に身を潜めたランディシュによる牽制の下、外周や植生境界に身を晒してのヒット&ラン攻撃で戦果を稼がせてもらいました。

IMG_0941_-_コピー.JPG

気付けばゲーム時間の大半が過ぎるも戦局の優勢は変わらず、そうなるとここは一つ、粘る同志達の士気を鼓舞してやるのが粋というもの。

( ゚д゚)<「同志諸君! 残り時間は15分、残弾数に注意せよ!
社会主義の盟主が誰なのか、連中に思い知らせてやれ!」

と声を張り上げた直後のことであった

      「そうだな!!」>

何処かに隠れ潜んでいたのか、遠からぬ場所からの返答と共に猛然と駆け寄るキタイ(中国)兵!
グワーッ! 銃を手に反撃する間も無く、哀れ討ち取られるKGB将校! 見事にフラグが立ちましたww

遠く極東の土に身を横たえ、急速に薄れ往く意識の中で己が人生を振り返る… 東独赴任中に黙って亡命した妻子(※急造ネタ)のこと、欧州戦線の惨状、左遷、誰もお前を愛さない……


しかしまぁ、時運というものは気紛れなようで、めげずに復活後再び前線に戻ると又も悲劇が連なりましてねぇ
チーム間連絡用に渡された特小無線機をチェストリグの手榴弾ポーチに仕舞っていたのですが、立ったり屈んだり伏せたりの一連のアクションを繰り返している内にモニタリングモードのボタンが押されてしまったようで

無線機「ピッ ガーーーーーーーーーーーーーーwwwww」

あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ (^ω^#)
キタイ共め西側め何しやがった汚いぞゴルァ!(※向こうからの妨害だと誤認)

半ば冷静に戦闘行動を続けるも、当然ながら腹から異音を垂れ流したままでは内心穏やかならない。
近付く敵をセミオート数発で仕留めると共に最後のAKマグを空にし、自棄になってサイドアームを手に敵陣へ駆け出す。

この時季2,3発撃てばエアコキ同然と化すガスブロ拳銃で頑張って西独兵を仕留めるも長く暴れ続けることは出来ず、被弾し敵前で虜囚姿を晒してしまう

IMG_0953.JPG

と、撮るなーーッ! 撮るんじゃない!!

そんな騒ぎを聞きつけ仇討ちに駆け寄る隊員ブジョノフカ

IMG_0959.JPG

隊内でリアカンやって久しいのにトリガーハッピー厨なあいつがAKの弾を残しているわけないだろ!
勝ち戦なのにどうしてこうなった…

とまぁ有終の美を飾るには及ばなかったものの、東側チームの損害28に対して中国その他は34だったかな?堅実な布陣により、見事勝利を収めることが出来ました。

C4eOaOoUcAAHZC5_1_.jpg

Vやねん!ワルシャワパクト軍
北京陥落目前号

同志隊員を連れてきた甲斐があったというものです。

それにしてもこの冷サバ、時代(二次戦後~89年)さえ合えば東西から中立国に至るまで参加を認めている、ヒストリカルゲームとしては"緩い"部類のイベントだけあって、翻る国旗の下でセーフティーで談笑しているだけでも中々に★インターナショナル☭な光景

IMG_0922_-_コピー.JPG

が拝めるのも醍醐味でしょうか。
今回は少人数ながら10~30代(?)程度の比較的若い年齢層が集ったのもあって、主催氏曰く親交が深め易い雰囲気を作ることが出来たと…… そのようでしたねぇ。

中には主催氏に呼ばれたという米空軍予備役さんもいらっしゃって、元整備兵ながら趣味のエアソフトは以前から嗜んでいただけあり戦闘中によく活躍したのは元より、我々からの質問にも気さくに答えて頂いて本当の意味で国際色が伴っておりましたw

ゲームに際してはの東独兵(借り物装備)にKGB特殊部隊員が英語で指示を出すという珍奇な状況が見られたとか見られないとか…

ちょくちょくレインドロップ柄を西独グレー服と見間違えて誤射してしまいすみませんでした(小声)


昼休憩を挟んで第二戦は無限復活制のフラッグ戦
何それ不毛過ぎィ! 想像に難くもなく撃っては蘇る敵防衛兵力の隙を突いてフラッグダウンを敢行しなくてはなりません。
とは言うものの、「連携を取りながら纏まった兵力を敵フラッグ近くまで移動させ、一挙に飽和攻撃を仕掛ければワンチャンあるだろう」と物は試し精神でいざ戦闘開始… 甘かった(´・ω・`)

3名で隊形を取りながら外周通路を警戒しつつ進んでは立ち止まり、又進んではry
途中の接敵にも長く足止めされることなく、排除してフラッグ間近に迫ります。さぁ諸君、我が隊の武勇の程を示してくれ!
とその時、キーパー役なのか姿を現す中国兵(主催s)、即座にブジョノフカと共に銃撃を浴びせて捻じ伏せ……られていない!?
見れば主催氏、自フラッグ周りに留まったまま平然と撃ち返してくるではないか! 3人に勝てるわけないだろとの格言を嘲笑うかのように、ターミ○ーター化した主催氏に各個撃破されていく我が隊の精鋭達……

遂には皆討ち取られ、この主催氏抜け目無く同じコースをマラソンして東側フラッグへ… 疲れた体でショートカットして戻ろうと悄然と小走るも間に合わず、まさかの逆転勝利を決められてしまいましたorz

無論、ゾンビ行為ではないようです。勘の良い、或いは狡猾な皆様ならお気付きでしょう。

何とこの主催、撃たれた端からフラッグにタッチして蘇り無限に反撃を繰り出すという嵌めプレイで我々の突撃を粉砕したんだとか… 何と忌々しいキタイ軍の無尽蔵人海戦術か!(違

先立って謀っていたわけではないでしょうが、まさかの主催氏がシステム上の不備を利用して戦局を覆すという鬼畜外道っぷり、>>管理者権限発動<<といった感じでしたwww

尊い犠牲を払ってルールの盲点を洗い出されたことで裏は流石に2回復活制となり、東側が順当に敵を削りながらブジョノフカによるフラッグダウンを成功させ勝利しました。当たり前だよなぁ?


……が、主催氏に欠陥ルール無双された際、不運にも10m後ろのバリケードに張り付いていたことで臆病者と見做されたトロイカは隊長の不興を買い、セーフティーに戻るや懲罰を課せられることに

IMG_4232_-_コピー.PNG

(※ほぼほぼ腹いせでした)


続いては潜伏側がセミオート縛りで先にフィールド内にてアンブッシュ、掃討側がこれを復活付きで10分以内に殲滅する狐狩り戦でしたが、潜伏側を務めた当初敵チームの復活制を知り損ねて戦術を立案したのが惜しかったですね。

フルオート可能とはいえほぼ同数の敵を捌くだけなら容易かろう、と東独ペアをフィールド入口付近のブッシュに潜らせ若干時間を置いて背後より奇襲させ、損害を出した敵部隊を主力のソ連勢で森との植生境界にて叩き、敵を削りつつ必要あらば森の中を後退してフィールド奥側ブッシュとの境界付近で再度迎撃、といった具合に複数段構えだったので向こうには大きな損害を与えたのですが、色々あって(重要)惜しくも10分間生き残り続けることは叶いませんでした。復活制なら東独ペアは第一撃を加えさせた後にルートを決めて合流させたかったところ…

実際の流れでは森に向かって進もうとする敵部隊を一旦やり過ごしてからの東独勢による奇襲、次いで森の入り口付近のキルゾーンに深入りする敵を一人二人と削っていき、両翼の隊員が斃されたので包囲を警戒し後退を指示……までは想定内

あろうことかブジョノフカが森を遥か越え、フィールド最奥部まで後退! 俺の位置など気に懸けてもいねぇ! Сука Блят!(^ω^#)
斃した敵は計3人、何だか同じ装いの人も撃った気がするあたり攻撃側は復活制、防衛線と呼べるものは崩れ去り、後は各々の悪足掻き頼み……

奥ブッシュ-森の境界上のバリケードに身を潜め、来る敵を迎え撃つ。今や同志を頼ることは出来ないが、せめてこの命の続く限りソ連の威光を護
<カーン(跳弾)
 ピシッ>

指 揮 官 被 弾

何で後ろ弾にやられるんだよおおおブジョノフカ貴様あ゙あ゙あ゙あ゙↑あ゙あ゙あ゙↓

生き残った彼がやられるまで9分50秒、フィールドを後にし、極まる無念は戦犯君に例の懲罰としてぶつけてやりました。残念でもないし当然
(聞けばガスブロAKが一時的に動作不良を起こしたことに動揺して慌てて逃げたとか死ぬまでに5人は屠っただとか… 知るか!)



こんな具合に良くも悪くもドラマを生んでくれた"詰めの甘い"局面は幾つかありましたが、この後の最終戦に至るまで総じて戦術的に優位に立ち回り雪辱を果たしてくれただけ(※敵違い)、現水準の我が隊としては及第点といった所感ですかね。
半面貸切ながら今回の参加者数を鑑みれば寧ろ適正人数、キタイさんチーム含め信頼性の高い銃を多く持ち込んでいた為、アクティブで白熱した充足感あるゲームとなったのも楽しみ甲斐がありました。

主催さんと参加者諸兄、この「宿命の対決」企画を前回に劣らず有意義なイベントとして盛り上げて頂き、有難う御座いました!


というわけで次回もあります。冷サバ3: http://twipla.jp/events/243864

西も東も中立も、ベルリンで、中ソ国境で、アンゴラで、ニカラグアその他代理戦争の場で僕と握手!
御参加お待ちしております。

Конец связи.

このコンテンツの公開範囲 インターネット全体
コメントを受け付ける範囲 サバゲーるメンバーまで


スポンサーリンク

コメント 0

コメントはまだありません。

コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。