サバゲー参加日

戦績

  • ヒット 4 回
  • キル 5 回
  • フラッグゲット 0 回

一緒に参加した人たち 2


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Здравия желаю! 皆さんこんばんは。気付けば第2次中ソ紛争と化した2月の冷戦サバゲ以来、半年以上メモ書き以上の用途にサバゲーるを活用しておりませんでしたが、今日も知る人ぞ知るアカの尖兵として変わらず布共活動に邁進しているプリェダンニエ・クリリヤ隊長こと斜陽のベルクトです。

怠惰極まり……もとい秘密主義に徹するあまり我が隊の広報、延いては新入隊員獲得が妨げられては本末転倒
というわけで既存のプロパガンダ拠点を有効活用し、まだ見ぬ戦戯界の潜在的同志の関心を惹くべく、今回は去る10月7日に行われた我が隊の内部演習模様をグラスノスチしていきたいと思います。


結成5周年たる昨年実施の第1回演習に引き続き、この日のフィールドは看板娘に某ソビエト偵察装甲車が鎮座するSAVAS 我々の装備にマッチした車両は元より、自然感を残した多様な植生に短い交戦距離が少人数での貸切に向く良フィールドです。

とりわけブッシュの濃い南半面Sフィールドを貸し切ったものの、朝まで降り続いた雨によってかVフィールドを使うはずだった他チームが予約をキャンセルしたためもう半面も思うままに使用可能という好運にも恵まれました。

どこぞの軟弱な帝国主義雇用兵共と違い、我等革命軍の子孫は暴虐の雲に怯まず、実際に我が隊の戦歴は幾多の暴風雨シチュを踏み越えてきたのだ!

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……と、そんなことを説きながら同志らの士気を鼓舞する朝礼タイム
BRDM君がいいアクセントになっていますw

当初は8名の参加を見込んでいながらも是非とも★この空間★に引き込みたかった新入隊員の1人が親族都合の法事(何故忘れたし)により不参加化、次いで前日の内定式にて予想以上のハードスケジュールにごっそり気力体力を持っていかれた同志隊員が急遽脱落し頭数は6名に…
已む無く訓練内容を修正したものの、ゲームの質が落ちることはなく有意義な一日を楽しむことが出来ました。


午前中には少人数化を踏まえつつ、敵のプレッシャーの下での連携維持を訓練目的とした通称「狐狩り」を実施
2名の狐役が先にフィールド内に潜伏し、配置完了を無線で伝えた後にハンター側4名が先に選択・公表したSフィールド入り口或いはセーフティ寄りのフラッグ2箇所の何れかのスタート地点からゲームを開始する少数対多数の攻防形式の殲滅戦となります。

初回はハンター側を率いていざゲーム開始

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相互警戒の下で慎重に前進

この後、通路状になっている奥側の外周部分と手前ブッシュの境界付近、部隊の姿を晒さぬようややブッシュ寄りに潜った位置を進み、時折外周の様子を窺いながら捜索範囲を移していきます。

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Sフィールド中央テントに到達、ここから先はバリケードの点在する拓けた針葉樹林となるため、班員を両翼に展開

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今日も今日とて白樺迷彩日和
緩やかな傘型隊形を維持しながら前進を続けます。

すると間も無く右翼から激しい銃声! 漸く牙を剥いた敵伏兵に応戦するも撃たれてしまう隊員アフツァー君

ええい、右翼端で警戒しているはずのショタコノスキー

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は何をしている!(※手持ち次世代AKの動作不良かバッテリー切れにより、サイドアームを抜いて健気に応戦していたようですw)

隙を見て別の遮蔽物へ移る敵、見覚えのあるパナマハットにブタン迷彩姿はブジョノフカか…
名指しで敵位置を叫び、自身も距離を詰めて仕留めに掛かります。リロード中故か、樹からはみ出た腕と半身にAKの照準を重ね指切り3点射を叩き込んで排除

残る狐役は同じくブタン迷彩のトロイカ
機関銃手であることに警戒し、散開を指示してフィールドを更に奥へ…… と、ここで時間切れ 踵を返して撤退しつつ彼奴は一体何処かと思った矢先
「射線に捉えてるゾ^~」
アイエエエ!? 見ると先程ブジョノフカが潜んでいた地点に程近いバリケードにてトロイカがPKMを構えているではないか! ナンデ!?

流石に最初から両者固まって防備に当たっていたなんてことはなく、聞けば我々がブッシュを縫っている間積極的に調べなかった外周側で待ち受け、ブジョノフカとの交戦後に遥々背後を脅かしに来たとのこと。
とはいえ即座に発砲してタコ殴りにされぬよう、機を窺っていたあたりは慎重である。多勢を以てしても15分でフィールドを虱潰しに探し回ることは叶わなかったものの、敵に攻撃を躊躇させた点において辛うじて集団行動の利が活きたことが幸いでした。

引き続いてもう2戦この狐狩りを行いましたが、それにしても潜伏する敵の先制発見の難しいこと難しいこと…
ある時は無損害で片方を仕留めたものの、それすら第一撃を許した上での反撃であった上にもう片方は我々の隊列を最短10m先のブッシュに伏せて見守りながらやり過ごしに成功する等、4人揃って節穴ぶりを露呈する始末

結論としてはこの手のゲームは迎撃側が先手を取り易く、但し第一撃さえ凌げれば数と連携の優位により攻撃側が圧倒する、という展開が常道になるでしょう。
普段の定例会では両チーム同数で始まる戦闘となりますが、防衛線の弱点を突き、局所の優位を確保して浸透突破を図るという我が隊が目標とする基本戦術の実践に当たっては中々糧になる訓練であったと思います。


因みにこの狐狩り、勿論自分も狐側で一戦交えたのですが少々"イレギュラーなスタート"により玉砕を運命付けられました(半ギレ)
Hフラッグでしたっけ… マップ右下の青い★マークから来ると聞いたのでフィールド中央付近、ブッシュゾーンに足を踏み込むあたりで一撃浴びせてから後退し、もう一人の味方(コールサイン:ランディシ)と合流する算段だったのですがね……

言葉に反して潜伏位置に程近いフィールド入り口から始めやがった (^ω^#)
連絡用無線機から音ダダ漏れなんでつが! 開始早々いきなり眼前のバリケードに3点射叩き込まれたんでつが!!

ピンポイントでバレてこそいなかったもののやはり「その辺にいる」とは見積もられていたらしく、誘き出しに無反応を貫くも、すぐ目の前にチラチラ見える敵の塊に前進されれば数十秒と持たず発見されることは請け合い……

ならば先手必勝、道連れにしてやらぁ!
と僅かに腰を上げ、バリケードと頭上を覆う笹薮との僅かな隙間から敵兵らに銃撃を浴びせる。これには堪らず響く敵のヒットコール
1、2人は斃しただろう、よしこのまま逃
バスバスッ -;)д゜)"。*-

……って、死なない限りそう思うやん?
無慈悲にゴーグル周りに叩き込まれる一連射… 我が隊はそんなに甘くなかったorz

道連れにしたアフツァー君と観戦台に上り、その後の経過を観察
地理的フライングしながら真面目に隊伍を組んで進む様がちょっと煮え切らないショタコンらハンター側、ブッシュ内のクリアリングを終え、ターンしてVフィールドの境界上を進んでいくと木々に覆われ間も無く姿が見えなくなる。
が、暫くして唐突に響く複数の銃声
3、4人ほどだろうか、何が起こっているのかは見えずとも察しが付くw 一呼吸の猶予もなくアラートフェイズとなるこの恐怖 直ぐに決着が付き、特小無線から響く負け惜しみが冷たい空気に消え入った
「3人に勝てるわけないだろ!」
至極当然。


昼休憩を挟み午後のゲームへ
今度は予め編成した同数3名ずつの2班に分かれ、班長(わし&ショタコン)の指揮下で非道狡猾に策を弄して戦う特殊ゲーム

先ずは昨年の演習に際しても少し実施した「捕虜争奪戦」からになります。
ルールは諸々のフィールド定例ゲームでお馴染みメディック戦さながら被弾した負傷者は味方のタッチによる応急処置を経て復活し戦闘を継続可能、但しこれに加え、仮に敵に触れられればその間は捕虜となって敵陣まで連行されます。裏を返して先に敵の班員3名中2名を捕虜として自陣まで連行し、自フラッグを鳴らすことが勝利条件ですね。

この捕虜争奪戦に用いるのは気分転換にドタキャン他チームに譲られたVフィールド 軟弱者め!(n回目)

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我々の班が緑、ショタコン班は黄印のフラッグを自陣としていざゲーム開始

少し駆けるとマップ上の「V」の字付近に防衛に役立ちそうな2階建て櫓を発見
これを使わない手はないと篭城戦を決意し、機関銃手たるランディシに敵陣方向への交戦を委ね、自身とアフツァーは周囲で敵の迂回に備えます。

短連射やマニュアルセミオートによる断続的な射撃音を響かせるPKM、我が隊のリアカンルールに則った装弾数は100発、持久戦に際しては迂闊に無駄撃ち出来んのですw

銃火に晒され遠方で阿鼻叫喚している(らしい)トロイカ&ショタコン…… しかし回収には動けません。姿を見せない姑息な遊撃兵がこの櫓を目指しているはず…
と、アフツァーが接敵を告げ、左翼から回り込んできたブジョノフカがバリケード伝いに走る! 逃して背後を脅かさせるわけにはいくまいと射撃と警戒、暫くしてまた動き出す体に射撃を浴びせます。…が、手応えはなくそのまま警戒フェイズへ
実のところ殺虫剤を浴びるも即死せず近くの家具の裏でくたばるGの如く、ヒットコールを挙げてその辺のバリケ裏に転がっていたようですがそんなことは露知らず、無力化したはずの敵に神経を尖らせながら時間切れにてゲーム終了に至りました。

ヒキニート戦術に徹し、またブジョノフカの無力化に気付かず捕虜確保による勝利は叶いませんでしたが、まぁ損害も無く負けとは程遠かったのでいいんじゃないですかね(ハナホジ

陣地を入れ替え同ゲームの裏へ、この隊長自ら率いる第1分隊が華麗に攻城してのける様を見せてやるぜ!
斯くして開戦
正面からはランディシの火力で凌ぎ、その間アフツァーを連れマップ下側から迅速且つ低姿勢で迂回、地形にやや高低差の生じる赤フラッグ付近に到達した後、下り坂を進み姿を晒さぬまま背後からの奇襲を試みます。

…てな算段だったはずが、迂回途中に何故だか弾が飛んでくる(´・ω・`)
勿論この場に自分ら以外はいるはずもなく……これ絶対バレて ない(妄信)
進んでは止まり、また進んでは止まり、雲行きは怪しくなりつつも櫓の背後20mほどにまで接近
この時点では所在も掴まれておらず、垣間見る櫓内(1階部分)も静かなものであったため意を決し、アフツァーと共に斬り込みます。Вперёд(前へ)!

待ってました、と言わんばかりに2階から弾幕を浴び負傷!
辛うじて遮蔽を取り生き延びたアフツァーが駆け寄り蘇生されるも、敵前での再突撃に勝算は無く二人共々玉砕…… 全周警戒された櫓への迂回攻撃に意味など無く、奇襲は一転して敵への勝利条件提供という無様な結果に終わります。何が華麗な攻城戦だ!

詰んだなーなんて思いながら敵による回収を待つも、不思議と誰も下りて来ない。
こんなボーナス状況に一体何をしているのか、と辺りを見回すと、どうやらこの一騒ぎの合間に正面からの牽制を担っていたはずのランディシが遥々逆方向からの迂回に成功し、何と敵フラッグ付近に陣取って抗戦の構えを見せているではないか!
なるほど自陣の安全を確保し得ない限り捕虜は連行出来ない。劣勢決するも只では負けないその奮闘、П.クリリヤ隊員として範たるガッツである。
敵はといえば効きもしない投降を呼び掛け、機を見て我々の連行を試みればみすみす撃たれて負傷体を晒し、援護を呼び掛けられた2階のブジョノフカは弾を切らして拳銃のみを残す始末 そして何故だか敵と誤認され味方撃ちを食らう俺…
何だこの泥仕合!

櫓から出てきた敵ショタコン、トロイカ両名は負傷し、ブジョノフカは下りるに下りられず、矢弾尽き果て刻限迫る中でサイドアームでの一騎打ちが行われる。
櫓を駆け上がるランディシ、銃声が響き、一進一退の勝負に決着を付けたのはブジョノフカの方であった。

いやー真面目な戦闘に徹しつつも尚生まれるこの天の差配じみたネタ性、これだからサバゲーはやめられませんww


まだまだ続く特殊ゲーム
Sフィールドに場を戻し、お次は初めて試す「斥候戦」 要は偵察ゲームですね。
フィールド奥側のフラッグ2箇所並びに3つのテントが利用可能な「拠点」となり、4名から成る防衛側は任意の拠点に持ち場から離れることの出来ない守備兵力を配置、例外的に1人だけフィールド内を自由に移動し、拠点間の連絡等に用いられる伝令役を指定出来ます。

対して斥候側(2名)は手前の2フラッグかSフィールド出入り口よりスタート地点を非公表で選択、先程示した5つの拠点を偵察し、伝令を除く敵の所在と人数、可能であれば詳細情報(指揮官、機関銃など)を掴み、出入り口まで撤退することで任務達成となります。

さて、いざ斥候側としてゲーム開始
Vフィールドとの境界付近、左下の赤フラッグから侵入します。随伴するのはランディシ
ハンドサインか小声での意思疎通を基本とし、隠密行動を心掛けます。道中、敵の会話らしき声を聞いたとのランディシの言を受け、先ずはその方向最寄りの敵拠点であるブッシュゾーン外れのテントへ
外部から歩哨は見当たらず、暗いテント内にも敵影一つないものの、小銃を向けて援護態勢を取りつつ念入りにランディシに確認を指示します。

と、彼がテントを覗き込んだその刹那……
静寂を破り、けたたましい連射音を響かせる敵の自動火器! 忽ち蜂の巣にされるランディシ!
突如眼前で同志が屠られる様にさながら「ザ・パシフィック」ペリリュー島にて日本軍バンカーをチェックした米海兵隊員らの如く度肝を抜かれ、本能的恐怖からテント内へ2,3発の銃撃を加えるもそれで何が斃せるということもなく、為せることといえば慌ててその場を去るのが関の山であった…
兎に角あそこでの敵の所在はこれではっきり判った。無人の拠点で犠牲が出る筈は無い。姿こそ目にしていないが、声が聞こえたということはおそらく守備兵力複数人が潜んでいた筈である。

残る斥候は自身のみ、この命無駄には出来ん。
AKを構え続け、藪を縫って進む。コスタ撃ちなんぞ縁も所縁も無いが、腕を伸ばしスリングフックとスイベルの接続部に親指を掛けて金属音を抑える一工夫も怠らない。
五感を研ぎ澄ませ、次の拠点へ向かう最中、右斜め後方に敵兵を確認

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すかさず上半身にセミオート数発を叩き込み沈める。敵の伝令ことショタコノスキーであった。不意打ちを食らわせ得ると思っていたらしいがまだまだ及ばなかったな!

そのまま中央テント付近へ進むといきなりフィールド奥側から銃撃を受け、咄嗟に来た道を引き返す。油断も隙もありゃしない。
だが、先程ランディシを喪ったテントにおそらく複数の敵が存在、伝令は既に排除し、且つ今の銃撃を辿れば奥の外周テントにも敵がいる…… 凡その目星は付いた。
伝令のヒットコールを俺の死だと勘違いしたトロイカが出てきたりと些細なトラブルもあり、必要な情報は掴んだので撤退を決意しここでゲームは終了
はてさて、採点は如何程か。


全員セーフティへ戻った後、上記のテント2つに敵守備兵の推定数を告げて答え合わせをします。
……あれ? 何か違う?
何とランディシがやられたブッシュ脇テントにはトロイカ1人のみ、外周テントには2人が配置されていたとのこと。んな馬鹿な
聞けば伝令との会話も無く、ではあの近辺で聞こえた声は何だったのかと問いただすと

ТРЙК「あ、それ独り言」

ナ、ナンダッテー!!
何たる想定外…… 撹乱目的だったのか、はたまた長時間単独での警備を命じられて頭がおかしくなったのか(違)は定かではありませんが、我々はまんまと欺瞞に引っ掛けられてしまったようですw
まぁ拠点への兵力配置は当てられたし、多少はね?

それでは裏ゲームにて4名を率いて迎撃側へ、今回の斥候はショタコン&ブジョノフカです。
先ずは手前3箇所のスタート地点に程近く、故に斥候側も優先的には警戒しないであろう中央テントに保険としてアフツァーを配置
内に潜ませ、覗かれるまで極力気配を殺しての待機を厳命
次いで自身とトロイカは同じく外から所在を悟られ難いテント……には篭もらず、そんな想定の裏を掻いて黄色フラッグ背後のバリケードに身を隠して二方向を警戒、撃ち漏らして所在を悟られぬよう、トロイカに至近距離からの射撃を指示します。

そして残るランディシは移動制限の無い伝令であることを利用し、Sフィールド北側の無人拠点を巡回、独り言を発する等守備兵力の配置を装った撹乱要員としての任を与え、必要に応じてこちらの拠点への救援に駆けつけさせる……保険に次ぐ保険を設けた、まさしく隙を生じぬ二段三段構えの戦術で迎撃に当たります。

配置に着き、斥候側のカウントダウンによりいざ戦闘開始

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中央テントからは交戦の気配無し、ブッシュ側でこちらの伝令と遭遇した様子も無し… と、なると
開始数分にして待ちかねたように火を噴くトロイカのPKM!
火力にモノを言わせた長めの一連射に反撃する間もなく斃れる敵斥候! やったぜ。
先ずは一人目

暫くして発砲音を聞き付けてか現れるショタコン、しかし、目論見通りこちらの本命拠点たるフラッグではなく近くのテントばかりを訝しんでいる模様
視界内で無用心にうろつく敵さんに渇を入れるべく銃撃、移動目標をセミオートで狙ったことにより初弾では仕留め損なうも、射線から逃す前にすかさずフルオートに切り替えて短連射を叩き込みダウン
死人に口無し、全斥候排除である。

 敵 兵 0 人
戦 術 的 完 勝

いやぁ知恵を絞った策がキマると痛快なもんですw
斥候側の動きはと訊いてみると
・中央テントは誰かいるかもしれないと疑りつつも損害を恐れてスルー(何故見なかったし)
・両者共に基本的に別行動
・常識的にテントに隠れると思ったんだよ!
てな具合で碌に敵情を掴めず、冥土の土産にすら事欠く有様でした。

捜索を効率化したかったのでしょうが、元より多勢に無勢であるだけにせめて連携により生存性を保ち、仮に一方がやられてももう一方が情報を持ち帰れるくらいの備えはしてもらいたかったところですね~ 次回以降の洗練化に期待しましょう。


さて、最終特殊ゲームは人質救出戦
防衛側は内1名が人質役を務め、先程の斥候戦にて示した5つの拠点の何れかをスタート地点とし、但しゲーム開始後の移動は自由となります。
救出側は同じく手前3つの秘匿スタート地点からフィールドに展開、拠点を捜索し、人質を確保した後フィールド出入り口から逃すことで勝利条件を達成します。
しかし人質に対して紳士的過ぎてはつまらない、てなわけで救出側に人質を奪われた際に限り、防衛側は人質の射殺が可能です。奪われるくらいなら殺してやる、乙女心に溢れてますね!

先ずは我が班が泥棒猫、もとい救出側チームを担って1戦目
中央テント、ブッシュ外れのテント、延長上で緑フラッグ周辺のバリケや茂みを隈なく捜索、いませんねぇ…
そのまま外周沿いに前進し、突き当たったテントに迫ろうという頃にコンタクト!
外周テントを挟んで撃ち合う両班…… 傍らで死角からテントに駆け寄り、小銃を構えて中を覗くとそこにはくっころポーズで身を横たえるショタコンが!
「撤退援護!」
叫ぶやテント内に駆け込み、人質の肩を掴んで低姿勢で這い出るよう促します。
テント内外で頭上を飛び交う敵弾、人質を引っ張り地を蹴るブーツに流れ込む土砂、まったく、KGBアルファ冥利に尽きるぜ!

数秒だったか数十秒か、漸くテントから人質を引き摺り出すも遮蔽を取る前に敵の弾幕に襲われ殉死…… 隣で身を横たえる人質に当たらなかっただけ幸運ながら、身を挺した率先垂範が仇となり指揮官が喪われた。

だが、同志らは必ずこの機会を勝利へと繋いでくれるはず!
淡い期待を懐きながら観戦台から戦況を見守る。
続く撃ち合い… 新たに生じる彼我の戦死者… テントを離れ大きく右から迂回を掛けるランディシ…… 人質はどうしたんですかねぇ…(困惑)

暫くすると事も一段落したようで揃ってぞろぞろと帰ってくる両班、って何が起こった (゜Д゜;)

どうやら無傷の人質を残し、救出/防衛側の生き残りが刺し違えて引き分けたとのこと。んな馬鹿なww
まさしく天の差配、捕虜争奪戦然り、意図せずドラマは生まれるものです……


そ し て そ れ は 2 戦 目 も 違 わ ず

ランディシはSフィールド右側の拠点からスタートして陽動、アフツァーはブッシュ外れのテントに人質(わし)を置き、ゲーム開始後速やかにテント外に移送し適当なブッシュかバリケードに押し込め!
と、ノリノリで自身を窮地に陥れる人質 いざゲーム開始!

予定通りに連れ出され、しかしテントすぐ脇の板バリケに隠されて見守るようにアフツァーは程近い別のバリケにアンブッシュ
予定以上にランディシが反対側で一暴れしたためか、逃げる序でにこの辺の拠点を捜索しに来たのか、間もなく息を切らしながら現れるショタコンとトロイカ ……を、瞬く間に撃ち倒すアフツァー 事が上手く運び過ぎィ!
チームの主要活動圏たる一都三県外に(近域ながら)在住しており非実動隊員と区分され、参戦自体も一年ぶりとなる彼だが、それでも立ち回り次第でやることはやり得る練度が頼もしい。
序盤にしてゲームは防衛側優位に傾いた。残る敵は一人、それも程なくして姿を現す。
脇に隠れ潜む敵に気付かず素通りしようとするブジョノフカ… 慌ててバリケードの表裏を挿げ替えつつ発砲するアフツァー、仕留め切れない!
ゲームの命運を決しかねない死闘が始まった。
距離を取った先から反撃に転じるブジョノフカとその場で交戦するアフツァー、両者交互にフルオート射撃を浴びせ合うも中々決着が付かない… 一時、奥からの発砲音が止み、その間こちらも慌ててリロードを行う。自慢のRPKマグとてリアカン装弾は45発、決して無限ではないのだ。
何と手に汗握る攻防だろうか…… と、眼前の光景を指を銜えて眺める人質

竹束バリケの銃眼じみた隙間を撃ち抜き、勝負を制したのはブジョノフカ
だが人質の所在には気付かずそのまま離れてしまう… このKLMK生地は迷彩性にも通気性にも優れる反面、蚊に抗堪し得ないのだ!
野外放置されマラリア蚊に容赦無く随所を貫かれる人質…… 畜生、こんな非人道的な移送計画を立案したのは何所のどいつだ!!


斜陽差し込む森の中、騒ぎを聞き付けやってきたのはランディシである。
記憶に新しいこの因縁、再びの決闘が繰り広げられる。猛威を振るったプリミョート(機関銃)も100発仕込みのアモ缶を早々に撃ち切ったのか、頼る得物は旧いトカレフのみ
分の悪さは請合いながら、しかし拳銃を敵へ向け、冷静に一発一発を撃ち込む。派手さは無いが気迫の滲む一対一、合間合間の反撃にも怯まない。

対峙し続ける両雄……先程と打って変わった張り詰めた空気の中で時間が過ぎるも、最終的にはブジョノフカの火力が勝り、再度の真剣勝負に幕が引かれた。

…黙っていればこのまま発見されずにゲームが終わりそうなので健闘を酌んで救助を求める声を上げる。
いい加減ケツやら胴やらが痒くて堪らんのだ。月廻ろうと相変わらず血にがめつい此奴等を哀蚊などと呼び慈しんだ文化人をこの非人道空間へ放り込んでやりたいぜ! 早く誰かー!誰か氏ーーー!!

斯くして辛くも人質を発見し得たブジョノフカは刻限間際のフィールドからの救出を成功させ、白熱したゲームに有終の美を飾りましたとさ


総括すると前回試し得なかった数々の特殊ゲームにて繰り広げられた拮抗した戦闘、偶発ネタ、狡猾な戦術と貸切ならではの充実ぶりを存分に堪能した一日でしたね。

今後とも稀有なる同志達による結束がより強固に保たれることを切望しつつ、レポートを締め括りたいと思います。

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