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前回のお話・・・自己都合などを含めると、もう半年以上も演習に参加していない事から禁断症状が悪化する一方であった漢(おじさん)・・・。居ても立ってもいられなくなった漢(おじさん)は、遂に近隣チームの定例ゲームに遠征する事を決意し、寒波吹き荒ぶ中、得物M14ウッドストックを手にまだ見ぬ戦場(フィールド)へと降り立った・・・。

極寒の12月18日(日)、遂に長州軍管区関門連隊区のBB團関門倶楽部様の定例ゲームに参戦した漢(おじさん)・・・万端の準備で臨んだ第一戦であったが、不案内なフィールドと半年以上のブランク、そして人一倍ヘタレな性格が災いし、一発も撃たないままゲーム残り五分にして敢え無く〝フリーズ〟の憂き目に・・・バラマキ教徒の風上にも置けない、何たる屈辱・・・ ○| ̄|_ 悲しき〝ヒット〟コール。銃からマガジンを抜き、空撃ちによって残弾無しを確認後、トボトボとセイフティエリアへと戻って行く。くそぉ~次こそはッ・・・そう心に誓う漢(おじさん)であった。

【連続戦】
BB團関門倶楽部様の定例ゲームは、一回戦が15分(20分だったかな、計るの忘れてた)で、ゲーム間に五分程度の休憩を挟み、連続でゲームを消化していく方式だ。日頃我が〝カレー部〟が行っている1ゲーム30分程度で、その間休憩も同じくらい取りながら行う〝緩い〟ゲーム方式に慣れきった老体には、初めての体験(まぁ殆どの他チームは同様の連続戦でしょうが)で、息が上がりっぱなしだった。
結局この様な連続戦で、朝10時から陽も傾き始めた午後4時過ぎ(途中昼食休憩1時間程度を挟んで)までに、弾数無制限及び弾数制限でフラッグ陣地を交互に交代しながら都合20回戦程のゲームが行われた(後半はヘロヘロでゲーム回数もまともに覚えていない) 因みに弾数制限戦は、多弾数マガジン使用の場合は、マガジン一個のみ使用で且つセミオート射撃のみ。弾数制限の100連以下マガジン使用の場合はマガジン数制限無しのフルオート可と言うルール・・・私はM14用の440連多弾数マガジンと110連マガジンを各五個持って行ってたのだが、110連マガジン五個装備しても440連多弾数マガジン一個と100発しか違わないし、何と言ってもヘタレ故にマガジン交換の手間と重量の軽減の魅力に負けて、弾数制限戦の時は440連多弾数マガジン一個のセミオート射撃で戦っておりました・・・オイオイ、全くバラマキ教徒は何処逝ったんだよぉ ┐(´~`;)┌

【ヒットエンドォキ~ル】
前回冒頭にも書いた通り、今回BB團関門倶楽部様の定例ゲーム参加における漢(おじさん)の総合戦果は、ヒット(戦死)14回・キル(戦果)10回・フラッグゲット(占領)0回である。フラッグゲットは一回も成し得ていないので、0回なのは確実。ヒット数は、途中トイレ休憩や弾込め等で不参加だったゲームもあるので、サバイブ数(生き残った回数)から逆算して、多少の誤差を含んでおりますσ(^_^;) で、残るキル数でありますが、これは真面目に数えていたので間違いありません・・・初参加にしては我ながら全く大したもんだ く(`O´) 緒戦においては一発も撃つ事なく、しかも〝フリーズ〟なんて不名誉な戦死を帰してしまったが、ゲームの回数を重ねる内に、フィールドの地形や敵味方の戦法の傾向等が段々と解ってきた・・・相変わらずメインフィールドでバリケード伝いのジリジリ前進だが、周囲の状況にも注意しながら、敵状にも常に気を配る余裕も出て来た・・・が、反面敵の姿を何とか捉えようとバリケードから身を乗り出した瞬間、敵の狙撃でヒットされる事(殆どの戦死がこのパターン)も度々・・・将に今後の検討課題である。
そんな訳だが、ここで何回戦目のゲームだったかは記憶に残ってないが、敵をキルした中で記憶に残る戦闘の幾つかをご紹介しよう d(゚∀゚*)

●味方の後に続きながら、メインフィールドをレッドフラッグ側から進んで行く

【バラマキ教徒の本領】
午前中のとあるゲームの最中、メインフィールドのバリケードから身を乗り出して平地フィールドの状況を確認すると、敵レッドチーム兵士がバリケードの陰に隠れながら、味方と激しく交戦している・・・運良く私の居た位置から、群生した竹林越しにバリケードの陰から銃を突き出して射撃している敵の姿を捉える・・・占めたぁ!咄嗟に愛銃M14を構えると思いっきり引き金を引く・・・バッバッバッバッバッァァァァァ・・・多弾数マガジンの送弾用ゼンマイを巻いた限りのBB弾が、敵の隠れるバリケードに向かって放たれた。そして〝ヒット~ッ〟のコールが。やったぁ、やったぜッ、初ヒットォ・・・・・・o(><*)o o(*><)o 心の叫び声が響き渡った。これぞバラマキ教徒の本領だぁ~。しかしその余韻に浸る間もなく、今度は自分が狙われる羽目に。頭上を掠めるBB弾に慌てて身を屈める。正面側に敵が周り込んで来たらしい。気がつくと正面の味方は大損害で僅かしか残っていない。その隙に乗じ、敵がジワジワと前進して来る。このままじゃまずい、まずいぞぉ・・・私が味方の最後尾なので後退する訳にはいかない。ヘタレ心を奮い立たせ、弾幕の間を縫って前方のバリケードへ進むと、直前の窪地に敵の姿が・・・慌てて銃を構え、引き金を引く・・・バリバリと勢いの良い発砲音はするのだが、どう考えても弾が出てない・・・ゲェ~440連多弾数マガジンの送弾用ゼンマイを巻いてなかった=(ノ_ _)ノ 次の瞬間、我が身を雨の如きBB弾の弾幕が覆った事は言うまでもない・・・南無~ッ。

●最前線のバリケード(この10m程前方にドラムカンがある)で防戦する味方イエローチーム

【見ッ見えます・・・旅順港が一望の下に】
とあるゲームの時、いつもながら味方の最後尾から出発したが、この時ふと一度山岳フィールドを進んでみようという気になった。既に最前線では激しい戦闘が繰り広げられているが、最後尾なので流れ弾すら飛んで来ない。重いM14を両手で支えながら、結構急な山岳フィールドの小道をヨタヨタと登って行く・・・が、山頂部手前付近で息が上がってコレ以上は無理(全くヘタレ野郎が・・・)と、銃を下ろして一休み(・・・オイオイ)。山頂部へと続く小道は鬱蒼とした竹林で覆われ、不気味な沈黙に覆われていた。もしかしたらココから敵が迂回して来るかも・・・そんな恐怖心が襲って来る。まぁそれも運命だな σ(-_-#)・・・その時、麓から〝残り五分〟を知らせるコールが響く・・・今回は一発も撃たないままか・・・そんな事を考えながら辺りを見回すと、密生する竹の合間からメインフィールド中央のドラムカンが一望の下に見下ろせる事に気がついた・・・で、次の瞬間〝さん~ッ、に~ッ、いち~ッ、ゴォ~ッ〟の掛け声と共に敵チームの一斉射撃が起こり、それに援護され走り出た敵が一名、中央のドラムカンに取り付いた・・・どうやら敵チームは膠着した戦況を打破する為に〝カウントダウン・アタック〟を仕掛けて来たらしい。私は迷う事無くドラムカンの陰に身を潜める敵の姿をM14の照準に捕らえると、思いっきり引き金を引いた・・・敵の〝ヒット~ッ〟のコール・・・が終わらない内に、何と再び〝さん~ッ、に~ッ、いち~ッ、ゴォ~ッ〟の〝カウントダウン・アタック〟が・・・敵は私が絶好の射撃位置に陣取っている事に気付いていないぞ・・・何たる幸運・・・バッバッバッバッバッァァァァァ・・・そして再び〝ヒット~ッ〟のコール・・・間もなくして〝終了〟の合図がフィールドに鳴り響く。なな、なんとこの回は二人連続キルだぜぇ・・・ウルトラ超~ハッピィに素晴らしい気分だぁヾ(^o^)ゞ・・・しかし登って来た急な坂道を、今度は重いM14を担いでヨタヨタと下りて行かねばならない、知られざる英雄の姿が、そこにはあった r(-。-;)
追伸・・・この後、私の記憶する限り、敵レッドチームは〝カウントダウン・アタック〟を再び実施する事はありませんでした。

●↑は、こんな状況なのでした!

・・・まだまだ続くぜッ!

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