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前回までのお話・・・前夜からの悪天候は回復せず、小雨が絶えず降り頻る状況下、漢(おじさん)と戦友伍長殿は篤き想いを胸に秘め、泥濘む戦場への一歩を踏み出す。予想だにしない様々なトラブルに見舞われる中、果たして漢(おじさん)たちは戦闘を生き残る事が出来るのか?(・_・)ヾ(^o^;)

【見えない頭上の敵】
食事も済んだ頃、空は明るくなり始め漸く雨も上がった。こうして午後からのゲームは一層活気が漲って来る。o(*^▽^*)o

雨も上がり、明るくなったフィールドを自軍スタート位置に向かう

開始ホイッスルと共に一斉に敵陣目掛けて突撃して行く味方アタッカー達の後から、相変わらずジリジリと前進して行く漢(おじさん)。メインフィールド中央付近のバリケードに味方数人と共に身を隠しながら敵陣を伺っていると、なんと側面の山岳フィールド側に敵が回り込んだらしく、頭上から掃射され始めた(゚д゚;) ・・・漢(おじさん)は慌てて敵の死角部分に後退するが、この攻撃で味方一人がヒットされる。この予期せぬ敵の攻撃によって、味方中央は足止めされバリケードの陰で身動き出来ない状況に・・・今動けるのは敵の死角にいる漢(おじさん)一人だけ。咄嗟に愛銃M14を山岳フィールド側の斜面に向けると狙いは構わず片っ端から掃射し始める(*゚ロ゚)┏┳=━・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・多弾数マガジンのゼンマイを巻き続けながら撃ち続ける事、数分・・・あっと言う間にマガジンが空になる。慌てながらも肩から吊ったバンダリアの予備マガジンを取り出しマガジンチェンジ・・・そして再び射撃開始(*゚ロ゚)┏┳=━・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・次第に敵からの攻撃が弱まる・・・ヒットコールは無かったので、我が猛射によって、どうやら敵を後退させる事に成功したらしい。二つ目のマガジンも空となった為、三つ目に交換しながら山岳フィールド側の状況を伺う・・・と、次の瞬間、背後からの銃撃が我が身を覆った・・・なんと上方の敵に気を取られている隙に、平地フィールド側の味方陣形が殲滅され、背後に敵が回り込んでいた・・・のだ。結局自らが〝ヒット~ッ〟コールする羽目に・・・残念ッ ヘ(x_x;)ヘ

【夢のフラグゲット~ッ!】
ヒットはされながらも、それなりに敵キル数は増やしているのだが、やはりサバゲをやる以上、サバゲーマーなら一度は〝フラグゲット〟の戦功を夢見るものではないだろうか。ここBB團関門倶楽部様の専用フィールドには、両軍陣営に〝押しブザー式フラグ〟が設置されている。毎度の事ではあるが漢(おじさん)は、開始ホイッスルと同時に敵陣目掛けて突撃して行く味方アタッカー達の後から呑気に前進する戦法なので〝フラグゲット〟など夢のまた夢なのだが (・_・)o尸・・・雨が上がった午後のあるゲーム・・・味方アタッカー達のダッシュアタックが功を奏し、敵の前衛は早々に駆逐されていた。漢(おじさん)は平地フィールドを竹製のバリケード伝いに最後尾から前進していたが、既に敵兵力は相当数が排除されており、然したる攻撃も受けないまま敵フラグまで20m程の地点に到達する事が出来た。目を凝らして見ると、味方数名が平地フィールド側からの斜面をよじ登りながら敵イエローチームのフラグを窺っている・・・漢(おじさん)も用心しながら斜面を登り、味方の包囲陣形の一角に加わる(っ-_-)っ┏┳=━ 最早敵守備兵力はひとりかふたり程度らしく、散発的に発砲を繰り返しているが、その度に味方レッドチームからの猛射を浴び、今や身を隠すのが精一杯の様だ。状況は将に戦争映画で敵トーチカに徐々に迫るシーンそのもの。ゲームの残り時間を気にしながら、泥濘む斜面を登る・・・敵フラグまで残り5m程(; ゚ ロ゚)・・・今一気にダッシュすれば〝フラグゲット〟の戦功・栄誉が漢(おじさん)の頭上に輝くのも夢ではない・・・そして・・・今だッ~!愛銃M14を構え、戦争映画の英雄の様に敵フラグ目掛け突撃しようとした瞬間・・・大方の予想通り、愛銃M14の重さに重心を取られ、そして泥濘む斜面に足を滑らせて前のめりに躓いた(((((((((((o_ _)o・・・と、同時に〝終了~ッ〟コールが鳴り響く・・・初〝フラグゲット〟は夢と消えた・・・。後から聞いたのだが、なんと戦友伍長殿は初参戦ながら〝フラグゲット〟の栄誉を手にしたそうだ・・・しかもそれは漢(おじさん)が前のゲームで撃ちまくった挙句、マガジンにBB弾を補充する為に、その回のゲームを棄権し休憩していた時の事だった・・・<(゚ロ゚;)>

午後4時を過ぎた頃、西の空には漸く冬の太陽が顔を出していた。

【戦場のメロディー♪】
漸く冬の太陽が顔を出しゲームも残り数ゲーム程。薄暗く視界が悪くなったメインフィールドを避け、明るい平地フィールドを主戦場に選んだ漢(おじさん)だったが、運悪く両軍のアタッカー同士が激突する激しい戦闘に巻き込まれてしまった・・・竹製のバリケードからちょっとでも顔を覗かせると、敵の猛烈な射撃に襲われ、慌てて身を隠す羽目に。雨霰と飛んでくるBB弾が竹製のバリケードにあたり、恰も木琴の様な音色を響かせる・・・これぞ〝戦場のメロディー♪〟だ。まるで昔の戦車の覘視孔(テンシコウ:装甲板に開けた外を見る為の細い線状の切れ込み)の様なバリケードの隙間から敵影を窺いながらllllllllllロ゚) バリケード側面から愛銃M14だけを突き出して、碌に照準もせず、予測だけで敵発砲地点と思われる場所を掃射する(*゚ロ゚)┏┳=━・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・敵BB弾の初速が遅いのか、飛んで来るBB弾が良く見えるのには驚いた。とにかく火力VS火力の総力戦だ。両軍とも多弾数マガジンを使っているので、弾切れなど想像もつかない程のBB弾が戦場を飛び交う。結局〝終了〟コールが鳴るまで、両軍の激しい銃撃戦が展開され、漢(おじさん)は440連多弾数マガジン三個計1300発を撃ち切った・・・バラマキ教徒としては、将にお腹一杯な満腹ゲームであったぞよ!(´~`ヾ)

激しい銃撃戦の最中、バリケードから身を乗り出し敵陣を伺う・・・伍長殿撮影

こうして二度目の遠征は無事(?)終わった・・・色々と反省・改善しなければならない点は多々あり、次回参戦までの課題が残った遠征であった・・・戦友伍長殿に〝フラグゲット〟の栄誉の先を越されたのも悔しいなぁ~ッ・゚・(ノД`;)・゚・

セイフティエリア横の溜池に向けマガジンに残ったBB弾を撃ち尽くす・・・立ち上る水飛沫

漸く登った冬の太陽が、早くも里山の陰に姿を隠す頃、心地よい身体の節々の痛みを感じながら、戦友伍長殿と漢(おじさん)は再戦を心に誓い戦場を後にしたのであった!
(*^-゚)人(゚-^*) 【完結・・・今回も最後までお読みいただき大変ありがとうございました】

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