メインアーム: mini UZI
夢とロマンに溢れる、美しい古式銃
レビューした装備
総合評価
何とも優雅で美しいスタイルと、エングレーブ(掘り込み模様)があしらわれたフリントロック銃が、ついにエアソフトガンで発売されました。こんな古式銃は過去にエアガンで製品化されたことはないのではないでしょうか。
KTWはこの商品に限らず、モデルセレクトの目線はいつもユニークで、私たちトイガンファン、サバゲーファンならずとも、楽しませてくれるに違いありません。これからも、見たことの無い銃のエアガン化を期待したいところです。
見た目や質感について
フリントロックとは、いわばライターのように、火打石で火花を起こして火薬に着火させる方式です。
KTWのエアガンを見て、まず驚いたのは、ハンマーの火打ち石パーツが、わざわざ革で挟んであったりして、非常に凝っているところです。もちろんエアガンの発射とは関係がありませんが、こういう演出は見ていて楽しくなりますね。また、古式銃ゆえに、アウターバレルや多くのパーツが金属製となっていて、しかも渋く仕上げられていますので、なかなか見飽きません。金属はもちろんガワだけで、中身はプラスチックの発射機構が格納されています。また本来、木である部分は木目調のプラスチックですが、雰囲気は充分に出ています。
全体で740gという重量も、撃って遊ぶには手ごろな重さといえるでしょう。
装填~発射準備の操作
丸い弾を銃口から込める実銃さながらに、銃身の下から前込めでBB弾を装填します。マガジンと呼べるものは無く、弾押し棒で装填が完了するようなイメージになっています。
本製品は、エアー・コッキングガンであるために、ポンプのスプリングの圧縮を担うハンマー(撃鉄)のコッキングが固く、親指だけでの操作は少々厳しいところです。銃本体を左手で持って、右手のひとさし指をハンマーの軸あたりに引っ掛けてグルっと回転させると、コッキングしやすいと思います。
コッキングしたあとは、ハンマーの前方にある「当たり金」という部品を指で後ろに倒すことで装填され、発射の準備が完了します。この、他のエアガンでは味わえない面倒な工程こそが、面白さでもあります。
初速や集弾性について
初速はメーカー公称で0.43J、約66m/sですが、実測では0.2gで70m/s~75m/s (0.5J~0.56J)とバラつきがありました。しかし、こんな古式銃のエアガンにしては充分すぎます。
命中精度は比較的安定していますが、肝心な「照準」がありません。そのため、うまく当てるには練習が必要になるでしょう。10m以内で、銃身の向きにそって何となく狙うぐらいしか方法はないですが、それもこの銃の味と思えば良いと思います。
取り回しについて
全長が363mmありますので、リボルバーでいうと8インチサイズになります。
ゲームで持ち歩くには少々かさばりますが、使いこなせたら面白そうですね!
このコンテンツの公開範囲 インターネット全体
コメントを受け付ける範囲 サバゲーるメンバーまで
スポンサーリンク
コメント 0
コメントはまだありません。
コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。