気分絶好調！エンドレス・リコイルの次世代電動ガン

レビューした装備

M4A1 SOCOMカービン 次世代

東京マルイ

総合評価

3点（普通）

驚く遠距離射撃性能

3点（普通）

M4でまず驚くのは、そのコンパクトさからは想像できない有効射程です。何もいじらなくても、M14などと同等の安定性を発揮し、40m以上先まできれいに弾が飛んでいきます。ゲームでは狙撃から面制圧まで、とにかく多用途に活用することができます。

チャンバーの精度や、熟成されたホップアップシステム、エアーの流れの最適化など、目に見えないさまざまな工夫が凝らされた結果といえるでしょう。現在、電動ガンとして最高性能といっても過言ではないと思います。

リアルな動作感

3点（普通）

通常のニッケル水素バッテリーを使用した場合、毎秒13～14発程度と、回転数はさほど高くなく、リアルなスピードを再現しています。リコイルがともなうためこの回転数でも充分な射撃感を得られます。

次世代電動ガンは、リコイルウエイト(オモリ)を駆動している仕様上、どうしても高回転には向きませんので、ゲームでとにかく弾幕が欲しいという人は、別途、ハイサイクルのモデルを選択するのが良いでしょう。
まもなく、M4のCRW（クロースレンジウェポン） が発売予定となっています。

安心の剛性感・耐久性

3点（普通）

バレルやレシーバーなどの主要部分がフルメタル(金属製)となっていますので、全体の剛性は高く、ゲームでも安心して運用できます。触ると冷たいレシーバーなど、リアリティの高い仕上がりは、所有している満足度も高いものになると思います。

内部機構に関していえば、次世代電動ガン第一弾のSOPMOD M4では、リコイルメカ部分やカセットバッテリーの接触などで故障が多いというレポートをしばしば見かけますが、SOCOMでは特に問題は見受けられません。バッテリーも汎用的なミニバッテリー仕様でもあるため、安定しています。
私もゲームで随分撃ちまくっていますが、今のところ故障の気配はありません。

セミオートの問題点

3点（普通）

セミオート射撃の際には、時々スイッチのタイミングがずれて、トリガーを引いても動作しなくなる現象が発生します。その場合は、どの電動ガンでもそうですが、一度フルオートモードで数発撃ってから、再度セミオートに切り替えれば直ります。
次世代M4ではそれが比較的頻繁に発生するように思われます。
この現象は、ニッケル水素バッテリーを使用したときに頻発しますが、どうにも解消の難しいものと思われます。

ただし、リポバッテリー(7.4V)を使用すれば、それだけで解消するようです。それぞれの電池特性からみるに、ニッケル水素ではモーターが要求する電力が供給しきれていないということかもしれません。
瞬発的に大電流を流せるリポなら、この問題が解消したうえでセミオートのキレも格段に向上し、非常に気持ちの良い射撃ができます。

カスタムについて

3点（普通）

最初から非常に高い射撃性能をもっていることもあり、内部のメカをチューンナップする必要は皆無といえます。
そのため、外装パーツを目的に合わせて組み合わせるなどの楽しみ方をオススメします。非常に豊富なオプションが用意されていますので、自分だけの一挺を作ってみるのも、楽しみの一つとなるに違いありません。

総括

3点（普通）

撃てば間違いなくテンションの上がる、M4A1 ソーコムは断然オススメです。
基本的な「有効射程」「リコイル」という魅力にくわえ、リアルカウント、マグチェンジなどの、銃を楽しむ要素が満載といえるでしょう。運用コストの低さも電動ならではです。

なお、リポバッテリーを使用した時は、壊れるのではないかと思うほどの激しいリコイルが発生し、肩と頬をつけて撃とうものなら激しさで頭がクラクラするほどです。それでも、特に故障の無いところを見ると、許容範囲なのだろうと思われます。

是非とも次世代M4で射撃に酔いしれながら、フィールドを駆け回ってください！

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参考

3点（普通）

射撃感覚を映した動画をこちらにも掲載しておきます

使用銃：東京マルイ 次世代COLT M4 SOCOM
┌ ニッケル水素：イーグル EAGLEFORCE ザップドミニ8.4V1400mA
└ リポ　：ET1 イエローライン 7.4V 1400mAh