メインアーム: SCAR-L CQB
eSilver Edge S.D.U. を組み込んでみる PART.4
ここまで続いた組み込みシリーズもようやく最終章…だと思う。
久しぶりにシリーズ化してしまいました。
「シリーズ化は徐々にクオリティーが下がるからやめろ」っていうのがメディア界の決まりなんですが、品質の低下も含めて楽しむのが乙ってもんですよね。
えっと、確か前の日記ではCAR-15にシルバーエッジをぶち込んで作動は上手くいったところまでですね。
今回は11.1v仕様で運用するために内部カスタムをしていきます。
これがカスタムパーツたち一覧。
トルクモーターにノズル、タペットプレートとセクターチップです。
タペットプレートとトルクモーターは余っていた物です。
こちらはマガジンハウジングから見たチャンバーの画像。
銀色のノズルがチャンバーから飛び出ているのが見えるでしょうか?
これのせいでBB弾がチャンバーに入らないし、ノズルの後退量が足りないみたいで給弾しないんですよ。
では分解して各部の交換パーツを比較してみます。
まずはタペットプレート。
上が純正、下がSHSの社外品。
若干セクターギアと当たる部分の厚みが違いますね。
一応、給弾不良の原因にもなるみたいなので新品へ交換。
上がライラクスのシーリングノズル、下が純正。
微妙にライラクスのノズルが短いように見えます。
これは期待が出来ます!
11.1vリポで運用するためのクラッシュ対策に生まれて初めてのセクターカットを行いました。
ネットの情報を頼りに、私は画像の通り削りました。
マルイのハイサイシリーズはこれの逆パターンらしいです。
詳しくはググってください。
何故か祖父が「ベンチグラインダー」を車庫で死蔵していたので有難く使用させていただきました。
手作業だと手間暇かかるので最低でも電動リューターは準備しておいた方がいいです。
そしてこのまま組み込んで純正スプリングを付けて試射。
BB弾が…出ないだと?
仕方ないのでBB弾をチャンバーへ押し込んで初速を測ってみたら0.2g弾で「ぬわやm/s」とアウトな初速が。
ノズルを変えた影響か、セクターカット前より爆上がりしてしまったのでスプリング交換が必要です。
その前に給弾不良をなんとかせねば…。
5分くらい色々やって「もうノズル削っちまうか」と若干途方に暮れていましたが、原因判明。
メカボとチャンバーの隙間にマガジンの抜き差しに影響が出ない程度にスペーサーを貼れば改善しました。
この透明なチャンバーだと中が見えるので給弾しているかどうか分かるので便利でした。
もう一つ予備で欲しいな。
※可変ホップ機構がバレル同軸のチャンバーだとこの方法は多分使えませんのでご注意を。
スプリングをバトンの90スプリングへ交換して初速を再度確認。
高すぎず、低すぎずいい初速です。
サイクルは11.1vで秒間20発とプチハイサイ仕様になってますね。
セミオートは11.1vで回しているので立ち上がりが早くてキレがいいです。
ただ、想定していたセミオートでの疑似フルオート化は無理でした。
モーターのトルクが足りないのか、Cレートが足りないのか不明です。
おまけにセミオートで連射していると時々フルオートになったりもします。
色々想定と異なった結果になりましたが、購入したメカボが無駄にならずに済みました。
セクターカットしたり、給弾不良対策したりと考えることが多かったですがいい経験になりましたね。
あとは長持ちしてくれればうれしいです。
この謎の中華スプリングの山は早々に処分せねば。
スプリング交換のたびに増えるんですが、スプリングレートが不明なのでカスタムに使うのは難しいんですよ。
また寄贈してくるか。
このコンテンツの公開範囲 インターネット全体
コメントを受け付ける範囲 サバゲーるメンバーまで
スポンサーリンク
コメント 7
コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。
gale
新着から失礼しますー
給弾不良にはいくつかの原因があるんですが
BB弾の通り道上でのパーツの整形差やズレ以外にある部分が
フレームの歪みや固定箇所など内部形状不良(メカボやチャンバー配置位置)
メーカーがキメラである場合のメカボ内パーツの誤差
前者は中華フレームだと顕著で酷い物は2mmくらい本来の位置とはズレてパーツが収まる物もあります
これは場合によっては破棄しかありませんが、修正可能であれば削ったり盛ったり…
後者はタペットプレート・ノズル長とメカボの相性です
シリンダーヘッドの位置が想定・基準よりも前だとタペットプレートが引き切れずにノズルが全体的に出過ぎる状態です
この場合今回のようにチャンバー位置を前方に動かすか、ノズル長を短くするしかありませんが
本来よりノズルが短くなるとBB弾の保持位置が悪くなりますし、逆に手作業でチャンバーを触った時に
ノズルがチャンバー内に中心を維持して伸びなければ弾道(ホップのかかり)がどう足掻いても悪くなります
ノズル長が元から変だったで済めば楽ですが、この手の問題になるとコンマ何mmというトライ&エラーしか無いです…
ちなみにSHSのタペットプレートは元からマルイと比べて羽の幅が広すぎて、本来であればノズルが全然前に出れない事が多いです
あとセクターギアの後ろを削るとピストンが早く開放されるので、BB弾がチャンバーに押し込まれて安定して収まる時間も短くなるので、特殊な理由が無い限りは禁じ手です…
屋根裏のスミ
コメント失礼致します!
新兵様が組み込まれたセクターチップは主に「ハイサイなどで給弾が間に合わず給弾不良を起こす」場合に使われる形状の物です。
セクターチップには2種類あり、もう一方の丸型のものが今回の「ノズル後退量不足による給弾不良」で使われる物になります。
gale様の仰った通り相性もありますので必ず改善するとは言えませんが、よかったら試してみて下さい^_^
初コメ失礼しました!
新兵@
>>Nazgulさん
コメントありがとうございます。
あくまで私のカスタムした銃の場合なので参考程度にお願いします。
未だにシム調整とか気密とか割と感覚でやっているので。
>>todosanさん
コメントありがとうございます
この給弾不良対策は最終奥義ですね。(笑)
下手すれば気密漏れで初速ダダ下がりや弾ポロを併発する可能性があるので。
中華スプリングは初速の振れ幅の検討がつかないので使用は控えてます。
現物合わせで組み込んで何度組みなおしたことやら…。
>>galeさん
コメントありがとうございます
マルイのハイサイと逆パターンでセクカしたのは「セミオート重視」で組んでみたかったからです。
給弾タイミングに影響が出るみたいですが、ピストンがショートストロークしてセミオートのキレが良くなるらしいので。
実験も兼ねてますね。(マルイのハイサイは先日買ったので)
ちなみに、セミオートの切れが良くなったかはイマイチよく分かりません。
高電圧バッテリーでドライブさせているのでそれが原因かもしれません。
SHSのタペットプレートはあまり良くないんですね。
今後の参考にさせていただきます。
消耗品なのでメーカー選びが性能を左右しますね。
>>3丁目のスミさん
コメントありがとうございます。
実は丸型も以前購入したんですが、なんとセクターギアの穴に入らないという経験がありまして…。
そのせいで丸型は敬遠していたんですが、少し気になりますね。
次に不具合が起きて分解した時に取付ができそうならやってみます。
でもプチハイサイになってるから給弾が追い付かない可能性もあるし…。
そもそも圧入したセクターチップが取り外せるか不明なんですよね。
情報提供ありがとうございます。
gale
>SHSのタペットプレートはあまり良くないんですね。
遅くなりましたが素材としての耐久性を抜きに言えばSHSのタペットは「加工すれば十分に使えます」
一番問題なのは羽の幅と先に言っていますが
セクターギアの軸に当たる部分も羽の厚みがある分そこでウイングにぶつかりタペット開放時の前進を阻害するので
基本的にセクターギアの軸部分に当たる羽部分から下のラインは滑らかにRを付けながら削ぎ落とした方が良いです
長掛HOPなどBB弾の保持が強力なホップであればバッサリ切り取ってしまってもいいのですが
マルイ純正のような点の弱HOPではノズルの勢いでBB弾が保持できずにバレル中心まで押されてしまいがちです
タペットの羽はじわりBB弾を押し込む為の長さなので、そこを考えると羽形状の答えに近付くかなと思います
あと耐久性があるのはポリカではなくナイロン含有の方です(柔軟性があるため)
ご参考になれば
新兵@
>>galeさん
再度コメントありがとうございます
なるほど、微調整が必要と言うわけですね。
今のところは問題なく動いているのでそのうち調子が悪くなったら見てみようと思います。