斜陽のБеркут
メインアーム: AKS74N
【これが私の】ミリヲタ(対戦車擲弾射手)向け問題兼私的メモ【対戦車道】
先日購入したРПГ(RPG)-7運用マニュアルとMC★あくしず内にて触れられていたのでいい機会だしちょっとテスト
Солдат! 貴様はРПГ-7を担ぎ、ПГО-7スコープを覗いて今まさに敵車両を撃破せんとする対戦車兵である!m9(`・ω・´)
目標は距離300m正面を視界左側より時速30kmで移動し、右側から秒速8mの向かい風を受けている。
使用弾頭はロケット推進のПГ-7Вとし、目標の移動速度15km/hにつき10ミル、風速4m/sにつき1ミル基準の偏差射撃を要するとき、図の何色の狙点を目標に据えるのが適切か答えよ。
目標移動方向(30km/h)→ ←風向き(8m/s)
但し、射撃前に後方の安全確認を怠った者は無条件で失格扱いする……w
このコンテンツの公開範囲 インターネット全体
コメントを受け付ける範囲 サバゲーるメンバーまで
スポンサーリンク
コメント 10
コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。
市川 真夜
~よく訓練された資本主義思想に基づく回答~
キャピタリズムの定理:
えーRPG-7ー?
マジヤバーい!
RPG-7が許されるのは武装ゲリラまでだよね!
キャハハ!!
に目標距離300(m)を代入すると
よくも狙ったァァァァ!!
ぶっぱしてくれたなァァァァ!!
となるため、画像中の点では赤色部分を目標に
謎の白い気体を後方に発射させるのが好ましい。
(ネタです)
実際には
30km/hの目標物が着弾点に到達するまでに
20ミル分(15km/hで10ミルなので)先行して弾頭を射出するが
風による影響は2ミル(8m/s÷4m/sで1ミル=2ミル)と微小なため
ほぼ影響を受けないものと思われる。
照準器のx軸は1コマ10ミル単位なので
目標物の進行方向より2コマ分先行して撃てば
(理論上は)撃破若しくは行動不能に至る。
ただし、目標物周辺には随伴歩兵が必ず存在するので
逆に発見されないようにするために複数角度からの攻撃が望ましい。
その際、互いの射線が対角になるような位置取りを行うと
同士討ちとなり、仮に生存し目標物を撃破してもシベリア直行便は確定なので
充分注意するべきである。
と、いった妄想ですがどうでしょうか?
斜陽のБеркут
>市川 真夜неки
うるせぇゴラァ! (゜д゜#) エイブラムスの側面に叩き付けんぞ
まぁ偏差の求め方は示してあるのでそこまで言ってもらえればヒントになるでしょう……が、ちゃんと2ミル分の修正も込みで回答お願いしますw 投影面積とか命中率とか抜きでお願いします(強調)
実を言えば近頃東西決戦の賭けに挑んだワルシャワパクト軍侵攻直後、西独領内のNATO軍戦術核集積場の捜索と襲撃の任を帯びたWP軍特殊部隊(中隊規模の少人数)が空挺降下で敵の後方に侵入するも、存在を悟りハンター・キラー目的で向かってくる在欧米軍部隊(こちらはM2ブラッドレーとかを中心とした機械化歩兵中隊を想定)を林道で伏撃により無力化するという中々ハードな役回りを妄想…… もとい押し付けられ効果的なアンブッシュ展開を脳裡でシミュレーションしているわけですが…
斜陽のБеркут
小隊ごとに3箇所に布陣し、見通しの利く高台から三脚付きの70~80mmクラスの精密無反動砲と機関銃を備え指揮と正面防御に当たる小隊、及び左右の林内で待ち伏せる各小隊による連携攻撃を考案しまして、一に米IFVの縦隊最後尾を視野に入れるや無反動砲がケツの車両を仕留め、この合図と共に間髪入れずに林内のRPGが近距離から先頭車両を撃破(やや運と練度頼み?)
↓
アメリカーニェツ「コンタクト! 前方の崖上と側面からATロケットだ!」
「前後車がやられて進めない、左右に寄せて反撃しr」
↓
林内小隊「かかったな(゜∀゜)」 IED起爆 道の両脇で爆煙が上がり車内の歩兵諸共多くの車両が大破し、辛うじて逃げ出す生存者相手に左右から一斉射撃、中央からも制圧射撃を受けスクラップIFVに囲まれた米兵散開も反撃もままならず
で、この時は勿論挟撃グループのいる林内は高低差が殆どないので相撃防止のため気持ちV字型になるように列を組み、網目状に交差射撃を加え死角は上からカバーするという、急行中は随伴歩兵を降ろせない機械化部隊の欠点と視界の悪さを生かした戦術を考案しては興奮していたところですww
まぁ道路を直進してくる敵に対するこの手の伏撃戦術自体は基礎的なものですが、車列を封じるために前後車を撃破したのは西部戦線フランスでファシスト軍のパンター一両が米M4戦車隊を手玉に取った例を盛り込んでみました。正直敵部隊の足を切れないと支援なし歩兵vs機甲は苦しいですからね~
斜陽のБеркут
ではそろそろ答え合わせを……
正答は「緑」
時速30km/hで視界左方より通過する目標に対し右20ミル分の偏差を設け、次に右から吹く風(8m/s)の影響を考慮し風下(左)に2ミル修正して照準を据える。足し引き18ミル、故に発射時の目標現在位置は左に18ミルずらした緑と重なる。
え、風上2ミル加えて青じゃねーの? と普通なら疑問に思われるだろうが、РПГ-7用ロケット(ПГ-7)は弾頭尾部の傘のように広がった部位に噴射孔があり、その後ろにロケットブースター、更に安定翼が付く…… 要するに飛翔体尾部から噴射しているわけではないので、横風を受けると尾翼が煽られて弾頭が風上を向くという変わった飛行特性を有する。なので敢えて風下に狙いを付けるのが正しい。
因みに発射後の弾体尾部も何かが点灯しているため誤解を招きかねないが、これは曳光材(トレーサー)なので推進能力を持たない。
こういった描写は誤りですな↓
http://www.youtube.com/watch?v=r4fx2HFr1e4&t=21m13s
斜陽のБеркут
>Hornet軍曹s
>【これが私の】ミリヲタ(対戦車擲弾射手)向け問題兼私的メモ【対戦車道】
なのであくまで対戦車兵向けですなw
まぁ問題自体は少し考えて単純計算すれば良いだけなのでそこまで深い見識は要らないものの、ПГ弾頭の飛行特性を知っていなければ正解は出ない…… なので普通に風下に流されると思って答えてしまうと「青」の選択肢に引っ掛かりかねないというちょっと意地悪く仕上げてみた具合です。